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異世界おひとり様自衛官  作者: 柊真琴
◆その3:メンバー増強編
35/189

【ロリアマーナ国が祭りに、であります!】

時空の扉が何故に次元になっていた…早撃ちでもしろとw

寝る前に機械作業室でデルタ6Kの改造版作製スクリプトを組むのを

忘れていたから、組んでから寝たので…ちと眠い

今回の作戦はデルタ6Kでは出来なかったんだよ。

幸いにも今日の夜には出来上がりそうなので何とか、スパニッシュ3機も

スタンバイが出来てるし、お…朝食を呼びに来てくれた。



「パスカル国王、スメリア王妃おはようございます」


『おお、ショウ殿…昨日は世話になった』


『うちの国王を助けてもらった礼に娘でもいれば1人ぐらい差し上げるのですが、あいにく全て出してしまった後なので』


「いえ、今も3人居る状態なのでこれ以上は…例の病気は近いうちに何とかします」


『お願いします、医者がみんな投げだしたもので…』


やっぱり、サラダ系統が充実してるなこの国は

土壌改良したらフラウガルテンも…

あ、シノービ村に行って昨日作ったモノを渡さねば。


もう少し周辺を調べると言ってエストリア城を出る事にした。



+++++++++++++++++++++



『こ…これですか』


シノービ村で源蔵おじさんに昨日作ったモノを見せると驚いていた

そりゃよくありがちな形をしているからねえ。



「はたから見たら普通のダブルバレルなライフルだけど…横にスイッチとメーターがあるので、スイッチを回すと横にあるランプが5個付いたら準備完了です」


『はぁ…弾はどうするので?』


「弾は火薬を使わないので何でもいいです、木の枝でも筒より小さい石でもいいですよ、レバーを下げると本体がくの字に曲がって発射するモノが投入出来ますので、たとえば…右にこの小石、左に木の串を入れて元に戻します…発射装置のレバーを2本とも後ろへ引くように下げて引き金を引くと右側から発射されます」


音も無く木をブチ抜く勢いで石が飛び皮と中身に穴を空け潜り込んでいく

次に串が木に綺麗に刺さっていった



『な…なんですかこれはー!』


「空気エーテル変換型レールガンというべきでしょうか…空気中のエーテルをバレルの中で重力に変換して浮かせつつスクリプトで高速で回しながら安定させて音と同等の速度で飛ばすというモノです」


『どれぐらい飛ぶんですか?』


「たぶん…石だと100m以上は軽いですね、5丁ほど用意しましたのでどうぞ!」


『い…いただけるんですか?これを』


「この間もてなしてもらった時の話で、ちょっと勢いで作ってみました、バレルはミスリル合金だから軽いですよ」


『ミスリルって、高いんですよ!あの金属は』


「茜に持たせている手裏剣とクナイは全部ミスリルコーティングしてあり岩にも刺さる代物にしてあります、自分用で手に入れる手段があるんですよ」


『完全に趣味人ですねショウ殿は…』


「そうかもしれませんね、ちょっと夜に作業があるので隠れ家で寝てます」


今日は夜…大変だからなあ、上手くいくんだよな

それだけが心配だ、あと空気エーテル変換型レールガン型拳銃も

オリジナルで作ってみよう。


隠れ家に行くと、茜が畳の上で横になって寝ていた…まだ居たのか

布団を両端にひいてコッソリ茜を運んでとりあえず寝るぞ!


数時間後…起きた茜が大激怒していた



『何で布団が両端なんですか!何で一回も種付けが無いんですか!主はもう愛が…ないん…で…すか…うわぁぁああああん!』


「寝てるから悪いなというのと夜に大作業が待ってるから、こっちもある程度寝ていなきゃならんのがあるんだよ」


『えっぐ、えっぐ…じゃあ起きぬけの1回、あ・な・たっ!』


「よし!1回だけだぞ…」



1回で済みました、茜が、頭が真っ白に!と言ったまま

気を失ってしまったからです、すいません気合い入れすぎました。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



「KS30状況終了!デルタ6SWC状況開始!」


ロリアマーナ国が見渡せる高台の上に居る

デルタ6Kと形状は一緒だが、塗装は迷彩色だし搭載機材も違う

作製が間に合った、これで薬剤を詰んだスパニッシュ3機と

コラボ状態にして雨を国中に降らせるのか…出来るのか?

正直言って初の事例で車両まで作って失敗は許されん!


「でも、1人だし心細いわなー」


『何が心細いんですか?』


「うわ!茜がなんでここにいるんだよ!」


『…主が黙って何かやってるからサーチ検索して来ちゃいました、それで何をやろうとしているんですか?』


茜に計画を全て話す、もうバレたようだし



『…何でこんな大事を1人で背負い込むんですか!手伝わせてくださいよ!』


「いや、今回は機械まかせだし未知の部分が多いから…」


『王都監察官の仕事が無くなったら私はお払い箱ですか!えぐっ、えぐっ!』


「そんな事は無い!茜は大事な…公私共々信頼できるパートナーなのは変わりない」


茜を抱きしめながら



「今日は、そばにいてくれるだけでいい…それでいい」


『…はい、この展開は泣いちゃいます』



++++++++++++++++++++++



「茜、正面モニタで総合状況を見ていてくれ、エラーもそこに出るはずだから…マニュアル送付しておくぞ」


『主、わかりまし…んっ!んぉほっ!』


「よし、やるか…」


『ぶっちゅしながら、正面から両手おっぱい揉みなんて…相当緊張してますね』


「…ばれたか、接続用IDカード各機器投入、データリンク確認!スパニッシュ1号・4号・7号テレポート!ロリアマーナ国、高度10000mで待機!ってこの真後ろにある機械は知らんぞ…」


「【Someiyosino Simulation Direct Controller】って付けた覚えが無い!待てよ、ソメイヨシノ…SAKURA2023お前か!データーリンクされてるし、気象コントローラーから地図を持ってきて表示してる、ということは入力してみるか」


{この地域に全て雨を均等に1回で降らせる場合、3機で各200Lの薬剤が入っているので雨雲と混合する時に1機のバルブ20個の開度と飛行速度及びコースと厚みを含む雨雲の大きさと範囲を算出せよ}



「おおお!一気に計算を開始した!ベストな結果が出た、それで相互振り分けでリターンキーを押すと…触っていないのに気象コントローラーとスパニッシュ操縦装置が勝手に動いてるんだけど!」


『主、モニターに高速で文字やら画像が吹っ飛んでいて目が疲れます』


「茜、もういいよ…こっちでお茶でも飲もう、外はもうすぐ雨になるし」


2人で運転席と助手席でペットボトルのほうじ茶を飲みながら

シノービ村の事を話している、スライド回転式シートは便利だ


「茜、実は話がある…」


『何ですか、また泣いちゃう話ですかぁ』


「そうじゃないって、実は島にあるでっかいベットがある部屋、20畳あるんだが…あれの半分を脱衣場にして半分をヒノキ風呂と洗い場にして外に露天風呂を作ろうかと

思ってるんだがどうだろう?」


『え、またお風呂を作るんですか』


「いや、女湯が無かったらまずいんじゃないかと…現状じゃ混浴状態だし」


『確かに、脱衣所まで作るあたりが主らしいです、それはありですね』


「そうなるとお春おばさんの掃除日な週1回じゃまずいのかなー源蔵おじさんと相談が必要かもしれない…魚を取ってくる人とか露天風呂引率者とか、鍵の管理をどうするかとか」


『主、すっかりシノービ村の住人になってますね』


「そ、そうか?」


『秘密の村で独占している気分で、凄く嬉しいです…』


「そうだな、村だけは2人だけの秘密だよ」


『そうですよ、んっ…』



デルタ6SWCの中で超ロングぶっちゅをかましている2人ですが

ミッション完了まであと5%ぐらいですよ

5泊目が車の中ですか…



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



翌日、ロリアマーナ国は大騒ぎだった

絶対に助からないと言われていた病が…国中全員治っていたんだから

もうお祭り状態である。



『ショウ子爵が…やったのか!これを』


「はい…結構手がかかりましたが」


パスカル国王もびっくりである、スメリア王妃は倒れる寸前ですよ

どうやってやったかのかを説明して…さらに驚かれた



『天気を…操作できるのか』


「大きな声じゃ言えませんが、まぁそーゆー事です、だから今回の計画が成功しました」


『そ…そうか、ところで今回の件で褒美をとらせたいのだけれど共和国には爵位が無いので、ロリアマーナ名誉市民章と屋敷1つと1000万ファルを今回の働きのとして取らせる』


「はは!ありがたき…ってそんなに貰っていいのですか?」


『これでも少ないくらいだ、ところで逆にお願いがあるのだが…ロリアマーナから王都は遠すぎるけど簡単にショウ子爵へ連絡が取れるモノは無いだろうか?』


設定書き込み機で作った

「黒とうがらし」ナンバー003の使い方を教え国王の希望にてスメリア王妃に渡す

入ってる番号は自分と不在の場合はCICへ転送する扱いになっている

昔から国の実業務はスメリア王妃がやっていたそうだ



『屋敷への案内はここから近いのでメイドにさせる、そこを拠点にしてくれていい…また来てほしい、妻と待っておるぞ」


本当に近かった…エストリア城から歩いて10分、一等地じゃないか

花壇の庭付き噴水付き芝も植えてあるよ、ドアでっけー!

L字の2階建てだけど12LDKってないわー尖った屋根1個建ってるし

メンテどーすんのよ出来ないぞ…というか、すでに出来てるか



『ここがショウ子爵の屋敷です、不在でもエストリア城が近いので手入れは毎日城から来て行っています、元は娘夫婦の屋敷でしたが先日引っ越してしまって丁度よく空いていたのです』


「なるほど、これが手に入るとは何とついている」


『エストリア城メイド、リーゼロッテといいます!王妃様より屋敷でショウ子爵が滞在中は専属として…夜の方も手抜きせずに誠心誠意お世話しろと』


「スメリア王妃、あのやろう…すでに3人も嫁を抱えているので、別にもういいですよ」


『えっ!夜のお世話で孕んで妾になって玉の輿の野望があああ!』


「こらこらこらあああ!みんなそう考えてるのかエストリア城のメイドは」


『そんなに居ませんよおー10人ぐらいしか』


早く時空の扉を閉めないとヤバいわこれ…

リーゼロッテ20歳、ショートポニテ赤髪ブルーアイには注意しよう



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



『そんな事があったの、んもー!』


『はっはっは、ショウ殿モテモテですな』


「子爵に孕ませられると妾になって悠々自適な生活と思ってるらしいです、という事で…茜!今日は大工事の日だ、向こうとこっちの往復が多くなるぞ、後でここに…イチナナを呼ぶ!」


『サーティではなくて…イチナナですか、まあここに合ってますけど』


「じゃあ、向こうに飛ぶ、行くぞ茜」


『御意!』



『2人とも土煙無しで消えるとは…忍者並みか、それ以上じゃのう』


『大工事って、何をやる気なんでしょう…そういえば街はあの病が国中で治ったと、お祭り騒ぎのようです、まさかショウ殿が』


まず島に建てた小屋の寝室20畳を大改造、半分を更衣室にして棚と脱衣カゴを置いた

引き戸を作ってヒノキ風呂と洗い場を作り外に出るドアと露天風呂を作った

魔力虫除けチューブに片面不可視加工を施して外側から見えないが中からは外が見える

仕掛けも施した、これは高さが3mにしてある…高すぎると外部からバレるので


トイレも外に6畳分を作って今までのを通路にして増設

男子用・洋式・和式と並べて設置、更衣室にも和式を1つ設置してある。

CICに連絡しナインへ言って風呂とトイレの水周りを内務班との接続が完了した。

お湯も溜まってきた…トイレも流れる!


転移ドアを外してシスターに依頼してあった特定双方向転移ドアをペアで2枚

送ってもらう、3Dモデリングで和室の壁にヘコミをつけて完全に埋める

スイッチを入れると…該当者が寄らないと壁のままに見える、成功だ!

茜が寄ると入口が出てくる、確認ヨシ!

後は同じようにシノービ村にもう1つ設置するだけで終わる。

なお、ここの掛け軸は…「島」だ。



++++++++++++++++++++++++



『はじめまして、イチナナといいます…これはつまらぬ物ですが』


羊羹が10本風呂敷に包まれて入っていた

あと、緑茶が箱で一緒に



『いい小豆と砂糖にお茶が手に入ったので、羊羹は私が作りました』


『ショウ殿、イチナナさんは機械なんですよね…』


「ええ、ちょっと和風な所が他のやつより強いですが…イチナナ、住民の登録を頼むわ」


『イエス、マスター!皆さん並んで私の目を見て私の手を握って名前を言って下さい、それだけです』


男が13人女が17人、合計30人の登録が終わった



『マスター、特定双方向転移ドアの登録完了しました…$$%&%$##%&$#%\\…シスターよりイチナナ、CICからここへの転移が追加登録されました、マスターからの最終許可をお願いします』


「源蔵さん、最強の警備にもなりますよ…実はイチナナって、ああ見えてクチから火を噴いたり空だって飛びます」


『お…おう、たまには遊びにきてもいいぞ』


『源蔵さん、ありがとうございます』


『イチナナちゃん、羊羹おいしいわねーまた持ってきてくれるとうれしいわ』


『お春さん、実は味覚・嗅覚・聴覚が絶対領域なので…次はたこ焼きですかね、マスターたこ焼き機を作ってください』


「どうして和菓子からたこ焼きなんだー!

それはおいといてイチナナ、ここへの転移を許可するが…ここは極秘の場所だ、シスターと茜と自分以外には絶対に言ってはいけない…特にウチの家族、リディアとアリスにバレてはいけない」


『イエス、マスター!』


「さて、交代で風呂でも入りにいきますか!」


『風呂…だって?』



+++++++++++++++++++



『あー久しぶりの大きい風呂じゃのう源蔵』


『そうですなあ長老、しかしここが王都で…ショウ殿の領土でドラゴンが居るせいで、みんな投げ出して逃げるから誰も来ないからウチらにとって安全地帯になっている場所とは』


「そうです、ボートを持っているのは私だけですし、ここまでは距離があるので動力付きボートでないと来られないので」


『本当にここを我らに提供してくれるのか?』


「ええ、シックビアンカという温泉が出る所にいますが、みんな露天風呂の良さが判らないのです…やはりわかる人に使ってもらうのが一番かと、それと木々に囲まれてシノービ村に近い状態なのと湖畔にも建ててありますから問題はありません…ここの存在を知っているのは自分と茜だけですし、風呂から上がったら釣りでもしますか?」



++++++++++++++++++++++++++



源蔵さんらと釣りをしながら今後の話を、人数が多いので今後は持ち回りで週1回だけ島に泊まる組を作って、そこが島の小屋を帰りにきっちりと掃除をして戻るという事になりました。小春おばさんの掃除と合わせようというわけですか、そうなったら…うーむ



「結構釣れましたね」


『これで人数分の魚は確保出来ましたね…』


「今日は入れ食いだな、いつもよりやたら多いな」



【そりゃそうよ、そっちに魚を追いやったもの、サービスよ】


[え、水竜か?]


【まさかアクア・ファル共和国に黒竜が言っていたシノービ村が残っていたとはねえ

そこと繋げてしまうとは恐れ入ったわ】


[水竜、もしかして怒ってるか?]


【逆よ!シノービ村に開放するあたりが気に入ったのよ、誰か来たのが気配でわかるから、また入れ食いにさせてあげる】


[ありがとう、ここから遠くに姿を見せられるか?近いとみんなビビるから]


【いいわよ、いま右側に出てるから】



「長老・源蔵さん…あそこに見えるのが、この湖のヌシ、水竜です…シノービ村の皆様を歓迎するそうですので見かけてもビビらないでください」


『もう話がついているのか、さすがじゃのう…』


『水竜とも仲が良いとは、茜の旦那がショウ殿でよかったわ』



[水竜、ありがとう…こっちの長老も姿を見たようだから]


【長老といえば、うちのジジイにも会わせてやりなよ…バイビー!】



そうか、黒竜か…居るかな?

魚は空間収納で仕舞っておくとして

小屋へ戻ってみたら、風呂上りの茜たち女性陣が居た



「茜どうだった、新しい女性用の風呂は」


『主、快適でした…こんなに優遇してもらって良いのかと、みんな言っています』


「いいんだよ、茜の身内は…自分の身内だから、それよりも茜に任務を与える、いま黒竜は居るか?」


『…今なら巣に居ます、任務とは何でしょう』


「長老と源蔵さんを連れて、マジックゲートで黒竜の所へ行ってくれないか、これは水竜からのリクエストみたいなものだ、あと念話は聞いてる時に能力が無い人の手が自分たちの体に触れていると会話が聞こえてる気がするんだけど、それも確かめてほしい」


『御意、この2人なら間近で見ても倒れはしないでしょう』


茜がマジックゲートで行っている間にアクア・ファル共和国へ戻り村の端へ作った

小屋の隣へ風呂、トイレ付き8畳間1DKの小屋をもう1棟作った…並べると小さいなー

2人用だからキッチンも小さいし布団は2人分しか無いしコンパクトにした。



『主、戻りました…やはり上級念話は触れているとお互いに会話が出来るようです、新たな可能性が見つかりましたね…って小屋が増えてるしー!』


「茜、こっちだ、小さいほうで悪いけど」


『完全に2人用じゃないですか、キッチンも2人用だし布団も2組しか無いし』


「表の表札を見てみな」


『表札って…ああ!完全に愛の巣…んほおおぉぉお!ショウいっぱい愛してえええ!』


「やべえ、茜のスイッチを入れてしまったああああ!」


桐の表札に【翔・茜】と筆文字で書いたのが悪かったか

完全な隠れ家を作ってしまったようだ。

なお黒竜からシノービ村の最後はどんな状況だったかを聞いた長老と源蔵は戻って

全員に聞かせて皆で涙したそうです。


そろそろ戻らないとならんな…外泊6日目だし

スイッチが入った茜は、がんばりすぎです!


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