【パン屋は趣味&王都監察官は権力?であります!】
『ダーリン、お・は・よ』
『旦那様、最高の夜でしたね…んふふふふ』
『主、至福の時間を貰えてうれしいです』
あああ、まさか3人のバレバレ挨拶をフルで聞く事になるとは思わなかった!
それもクルーザーの中で…結局はラムネ湖の中心で一晩を明かしました
これでしばらくは、ほうっておいても大丈夫だろ。
朝は船なので、みんなで軽くPXで購入したサンドイッチとジュースで済ませ
交代でシャワーなり風呂に入っている間、クルーザーを移動させる
本当にでかいなこの湖は…レーダーを見ると真ん中に島があるのか、これは見たい。
ディスプレイ上では直径3.5kmぐらいか?
「スクリュー停止、速度0km…魔力式重力アンカー作動」
「じゃあ、ちょっと見に行ってみるわ…赤本で見たアレ使ってみるか、たぶん奇襲攻撃で使う魔法なんだろう」
「【ウィングシェア】おおお!飛んだ!コツがいるなコレ」
『ダーリンが単体で飛んでる…』
『旦那様…見てるとまた、漏らしちゃいそうっ!』
『主、それだけは私…出来ません!』
「よし、島に行って上から物体透視眼を使って見てみるか」
+++++++++++++++++++++
「サーチ検査も使ったが、普通の島だなー雑草や木々が凄いけど…ここは要チェックポイントとして船に戻ってから考えよう」
クルーザーを出発点まで戻してから空間収納で仕舞ったのにみんなビックリしていたが
他の地点でも使うことを考えたら納得してもらえた。
長さ6m幅2.3m版の小型のやつも出して試運転してから城に戻った
小麦、どうなったかな?
『マスターサーティです、フラウガルテンで耕して植えた小麦、第一陣は収穫完了しました、やはり土壌改良剤が効果的でしたが…他のエリア用にはもっとレベルを一般向けに落とさないとパニックになるとシスターから要望が出ました』
「やはり…3日で収穫可能だと市場価格もおかしくなるわ、まだ改良の余地はあるな、それで小麦はどれぐらい確保できた?」
『約107トンです、そこから製粉して70トンぐらいが小麦粉になりますか』
「上出来だ、安全性の確認だけは念入りに頼むとシスターによろしく」
『了解しましたあ!』
土壌改良剤が濃すぎたか?
もう少し分析が必要だな、あと建物と焼く機械だな。
薬剤室で分析しても小麦に問題は無かったし…焼いてみよう
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
北区の山やクアドラツェルから石を3Dモデリングしながら積み上げたりして
一部鉄骨や鉄板を使いながら工場と倉庫をフラウガルテンに完成させた。
農家へ卵と牛乳の買い付けに行ったら、卵は何とかなったが
牛乳搾りが大変だというので…作りました、魔力使用乳牛用乳搾り器と魔力牛乳冷却装置を、これで大量の牛乳を売ってもらえました。
工場でバターも作ってます、四角い機械を回してます。
小麦粉と水と練る機械や焼く機械に入れる焼き箱までを全て作成して
ロボットアームで動くように制御しながら薬剤室で作ったイースト菌を混ぜたり
バター混ぜたり卵を混ぜたりと調べながら食パン作り…さぁどうなる?
『主…あの時以上のおいしさです、焼かなくてもこれだけ美味いとは』
『ダーリン…なにこれ、なんなのおおお!』
『旦那様、これ…パンなんですか?騙さないでくださいよ!』
『ショウ、これどこから持ってきたの』
『ショウ殿、これをどうしたいのだね?』
『うん、これは体が疼く美味さだ…んぉほぉぉォォ!』
『『ショウおにーちゃん、これおいしー』』
「よかった、好評のようだ」
『で、ダーリン…これってあそこに立てていた建物と関係してるでしょ』
「うん、茜が食パン美味いというから…なら自分で作ってしまえと」
『旦那様、それでコレ…あといくつあるんですか?』
「昨日、試験的に1工程動かしただけだから少ないよ…あと23本ぐらい
すぐ空間収納に仕舞ったから焼きたてだよ」
『ダーリン、今度はパン屋はじめた』
『旦那様、そのうち倒れるんじゃないかと心配になってきた』
「いや、機械が勝手に作る仕掛けにしてるから…
そうだ、国王様にでも持って行くか、王都学識者の話もあるし」
『ショウ、コレは一般向けに出さないで…市場が混乱するし他のパン屋が確実に潰れるわ、高価格の高級品として出すべきね』
「母上、やっぱりそう思いますか…実は卵と牛乳の使用量が普通のより多いです、売り出すと価格は高くなります、魔力使用乳牛用乳搾り器と魔力牛乳冷却装置を渡す条件で牛乳を仕入れられ大量のバターを作る事にも成功しましたが、それでも妥協しないで作ったら食パン1斤銀貨1枚では無理でした、最低でも銀貨1枚銅貨5枚は必要です」
『バターまで作ってるの、ショウってば!
あるならちょっとそれを出しなさい…あと1斤銀貨2枚は出すつもりで、大量生産はしないで少量でやりなさい』
「母上、これがその作ったバターです…スプーンはここに」
『ショウ、バターもいい色ね…ん?この舌触りと感触は何という違い、国王様へ持って行くならコレも持参しなさい、高級品レベルよ!純度が高いから少量でも銀貨1枚で出せるわ』
「わかりました、まだ試作段階なのでパンとバターはメイド長とコック長の所に持って行きます」
『みんな、何日かコレが朝食になるわよ…協力してね』
『『『『はい、お母様』』』』
『ダーリン、すごいわ…』
『旦那様、朝が楽しみです』
『主、焼いたアレが出てくるかと思うとヨダレが…』
グレイスメイド長とコック長の所に角食パンとバターを持って行くと
パンを一口食べてメイド長は固まってコック長はバターを手持ちのと見比べて
貝に野菜を合わせて簡単に持って行ったバターで炒めて試食して…崩れ落ちた
そんなに違うものかと野菜を摘んで食べたら…高級レストランや屋敷用の
大箱入りバター金貨1枚仕様も作ろうと思った。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
『おお!ショウ殿、城の離れにある研究室を見に来てくれたのかね』
「はい、それもありますが今日は国王様たちへお土産を持ってきました」
空間収納から食パン3斤とセトモノの入れ物に入ったバターを出す
入れ物は事前にシックビアンカ中央区で買っておいた。
メイドへ渡すと切って焼かれたものが出てきた
そこへバターを塗って食べた瞬間
『な…なんだこれは!今まで無いパンの白さと柔らかさと味は!そしてこのバターはありえん、どこで手に入れたのだねショウ殿』
『凄いわ、お菓子かと思えるような…これがパンなの!ショウ殿、ぜひ入手先を教えて下さらない?』
「実は、どっちも私が作りました…パンは小麦を製粉し練る段階から、バターは分離や攪拌まで全部やってます、元の世界ではコレが普通だったのですが茜が美味しいというので自分がもっと美味しいのをここにある材料で作ってみようと思ってやってみたら当家で評判が良かったので国王様へお持ちしました」
『ショウ殿は、大量に作って売るつもりなのかね?』
「いえ、1つあたり結構な金額になるのと数多く市販をすると既存のパン職人が倒産の危機に陥る可能性があるので伯爵や公爵家などへの高級品として少量を生産する予定です、このバターも使用していますが
純度が高すぎるため同様に高級店など要望があれば販売する形にします、うちのコック長が貝と野菜をコレで炒めて一口食べて崩れ落ちましたから」
『そ…そんなに料理へ使うと凄いのか』
「そのようです、コレは業務用1キロですが金貨1枚を予定しています
これも置いておきますので使ってみてください」
『おお、早速使わせてみよう…ところでこのパンとかの注文は例の電話を使ってもいいのかね?』
「ええ、ジャスティーナ夫人からうちの母上でも問題はありませんので、食品類はそっちのほうが確実かもしれません」
『それもそうだな、はっはっは』
『いやですわ、もう!』
しばらく談笑の後に城付きメイドの案内でグランアレクトル城の敷地内にはあるが
少し離れた建物にある研究部屋へ案内される。
『ここがショウ様が自由に使える部屋です、鍵をお渡ししますので今後は自由に出入りが可能です、何かありましたらショウ様の専属になりました城付きメイド、ロレッタにお申し付けください!』
「ありがとう、ロレッタ…メイドが板についてるね」
『はい、王都メイドスクールを主席で卒業しグランアレクトル城に採用になり4年、いま16歳です…ショウ様、本当は規約違反ですが…今だけお許しください!』
「え、規約違反って…うわ!」
『メイドスクールの後輩たちを救っていただき、ありがとうございます!卒業生たちからもショウ様は…勇者なのです、それだけは忘れないでください…ショウ様の担当になれて、ロレッタは凄く…嬉しいのですっ』
正面から抱きついて、そう言っている城付きメイドが居た。
そして目から出かけた涙を手で拭いながら離れて
『それではショウ様、失礼いたします』
ドアを閉めて出て行った…変わり身の早さは、さすがメイドスクール主席
というか、ドアの外に気配がある!
開けると…誰だ、違うメイドが居る
『グランアレクトル城、メイド長クラウディアです』
「あ、ああっ!お願いですからロレッタを叱らないで下さいいいい!」
『叱りませんよ!私もメイドスクール名誉顧問ですから…立場がメイド長でなければ、もう少し若ければ…ロレッタなんぞに譲らず私がちゅっちゅ!と』
「クラウディアメイド長、いま何か怖いことを言いませんでした?」
『いえ、気のせいかと…ショウ様が王都学識者というのはメイドや衛兵など全てに私から伝えてありますので城内で行動するには何ら問題はありません、あとロレッタをショウ様専属に任命したのは私です、それから城内で行動する際は胸にこの王都学識者の証明章を付けてください、では失礼します』
ドアを閉めた後、【特定聴取耳】縮小で聞いてしまったクラウディアメイド長の一言で
やられたと思った…
『ロレッタに規約違反なんか気にせず思い切ってショウ様へ本気で当たれと裏で
言っておいてよかったあ!いいモノ見せてもらったわーロレッタはまだ青春よね!』
メイド長…裏で1枚かんでいたのか!
それはいいとして、赤髪後ろ三つ編み1本ブルーアイ16歳も可愛い…というと
ウチの本妻から浮気モノと言われるか。
しかし無料で2LDKベット付きはいいな、風呂とトイレ付きか…
寝室にの角に移転ドアを空間収納から出してコッソリ付けておくか。
壁に軽く押し付けて
「コントロールパッド起動、設置メンテナンスモード…設置ボタンを押してと」
プシューという音と共に張り付くドア、これで解除しないと絶対にドアは取れない
これで1人歩きの王都な宿は心配が無くなったわけか、ちょっと城内を探検してくるか
おお、衛兵がみんな敬礼していくぞ…この10センチぐらいの金縁で王家の紋章入り
五角形な勲章みたいな効果は凄いな、よく見たら偽造防止で小さく名前が入ってるし
お、最重要資料室か…警備が4人も居るが本当にコレで入れるのか?
あっさりと入れた、色々と書物がある…色々と多すぎてわけわからん!
こーゆー時はアレしかない、【サーチ検索】あそこか、結構奥だな
『レッドドラゴンについて』一応、王都も調査はしていたのか
でも途中で調査が行き詰っていたのは、内務大臣コスビッチのせい…じゃない!
これは、違う場所が関わっていてドロドロの戦争になる可能性があったから?
いや、そんな要因とは違う!もしかしたら製造元がここなのかも…
エーレンフリート伯爵領地にあるリングス魔法商会
王都領域じゃないか
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「国王様、何故エーレンフリート伯爵領地とリングス魔法商会を調査していないんですか?」
『いや、それはだな…まさかこんなに早く発見されるとは』
『あなた、もう正直に話しましょうよ…』
エーレンフリート伯爵は国王の親戚にあたるので王国からの調査が
今までマトモに出来なかったのは事実、調査へ踏み込もうとすると
伯爵が国王に嘆願するのでそこで止まってしまう。
確かにリングス魔法商会が非合法の薬品で資金を得てエーレンフリート伯爵へ
資金が流れているのも掴んでいるが、証拠が無いため何も出来ないまま
数年以上が経過していると
「国王様…もうエーレンフリート伯爵家が根こそぎ消失しても文句は言わないで下さいね、リングス魔法商会がレッドドラゴンの製造元だとしたら機動型鎧青竜や聖魔剣の使用もやむおえません!」
『待て!一応は私も関わっていたら止める様にちゃんと言っていた!』
「とりあえず監察官として調査はします、準監察官は同行しますが状況次第では、茜に初仕事として処理を任せるかもしれません、ドラゴン使いの茜として黒竜でドラゴンブレスで焼き払うパターンも無いわけではありません」
『ショウ殿、それってどういう事ですか?』
あのドラゴンでみんな逃げた湖近辺の土地を押し付けたつもりだったが
実は茜とドラゴンは関連性があって今や正式に契約をしてドラゴン使いとして
呼び出せば黒竜がどこでもやってくる状態だというのを説明した。
「王都の防護壁ぐらいブレスの一発で溶かせるそうです」
『…茜さんまで最強状態に、あなた伯爵に助言するのは諦めましょう』
『わかった、ショウ殿…エーレンフリート伯爵には監察官権限で全て一任する』
「わかりました、まずはリングス魔法商会がレッドドラゴンの製造元で資金をエーレンフリート伯爵へ資金を流している証拠を掴んできます」
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「茜、監察官として仕事が入ってしまった」
『御意!主、場所は遠いですか?』
「エーレンフリート伯爵の領地だ…今回は色々ワケありで、王都の資料室で薮つついて国王様を出した格好になってしまったから…」
『ダーリン、また面倒を背負い込んできたのーもう!』
『旦那様…気をつけて』
「よし、茜…新しく作った監察官用制服を初めて着るな、衣装変換!」
『はい、では行きますか…衣装変換!』
紺色の制服に手首には金色の輪が刺繍でリング状に輝いている
肩にも金のボタンと服と同生地の金布が肩を覆うように止まっている
襟には紫水晶のボタンが両方に付いていて左胸にそれぞれ金色と銀色の
監察官バッチが付き右腕には王国の紋章が入っている
元が空自の制服なので、それっぽく見える。
茜のは女性隊員用のだからスカートだ。
『ダーリン、かっこいい…』
『旦那様、茜さん…憧れますう』
『今回は行くにあたってショウ、茜さん…お話があります、先ほどジャステーナと話して事情は判りました、証拠を掴んだら何もせず一時ここへ戻ってください、私からもお願いします』
母上が頭を下げるなんて…まずありえん事だ
ちょっと納得は出来ないが、とりあえず調べてこよう
「母上、まずは調べてきます…話はそれからです」
『ショウ、茜…お願いします』
「デルタ6K、状況開始!」
形は先日フラウガルテンまで乗ってきたデルタ6と同じ電動6輪車だが
ドアから後ろからの窓が無い、全て窓が無い後ろ側には調査機器が積まれている
その上側は通常タイプより50cmほど台形に高くなっている…
全方位特殊アンテナを装着したのでしょうがない。
助手席がモニターや機器操作パネルで凄いことになっているのはお約束だが。
『車が紺色で国王の紋章がデカデカと入ってますね』
「後ろに窓が無いからドドンと入れられますよ」
『紋章の下に Inspector General Car と書いてますが』
「監察官の車、と書いてます、さぁ乗った乗った!」
『助手席…操作するものが凄いですね、早速マニュアル送付ですか…んっ!んんっ!』
「さて、マニュアル送付したから行くぞ!」
『ドサクサまぎれに…ぶっちゅすること覚えて、えっちなんだからぁもう!』
「マジックゲート!エーレンフリート伯爵領地内!茜、デルタ6Kの電磁レーダで近接警戒を頼む…一気に入るぞ!」
『御意、現在周辺は問題なし』
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「あっさり屋敷に着いたな」
『ええ、攻撃される殺気は無いですね…あ、誰か出てきました』
『ようこそ、領主のドナルド・エーレンフリートです王国紋章が見えから急いで出てきました』
「王都監察官のショウ・マクリミナスです」
『王都準監察官のアカネ・マクリミナスです』
「早速ですが、私たちが来たのは他でもない…リングス魔法商会が非合法の薬品を売った金がエーレンフリート伯爵へ資金として流れているという話を聞いたのでね」
『根の葉も無い噂でここまで来るとは、エーレンフリート伯爵家は潔白さが売りですよ…ここまで来たのですから、いい紅茶が手に入ったのでご馳走させてください』
(…真偽眼)×
うん、思いっきり〔×〕が付いてるな
[茜、真偽眼で見たら伯爵は思いっきり嘘をついてるぞ]
《これは侵入するべきでしょうか?》
[ここは一時撤退だな…例のメカ蜘蛛でも仕掛けるか、また協力をたのむ]
《判りました》
「いやー監察官も1組しか居ないし他所を回る必要があるから、そうゆっくりもしていられないので今日はこれにて、では失礼します」
『そうですか、ご苦労様でした』
「茜、先に乗りなよ!」
『じゃあお先に…って後ろから人のお尻さわるのやめてくださいよお!』
「…ドナルド・エーレンフリートの襟首にポケットのメカ蜘蛛を1個テレポート!」
「あ、ばれた?」
『バレますよ、んもー!』
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「茜、バレないように車を光学迷彩モードにして移動するので操作盤から録音を開始してくれ」
『…ヘッドセットで聞いてみたらやっぱり関係してますね、今日の夜にリングス魔法商会へ行くようです』
「これは証拠を集めるチャンスかもしれんな…やるか?」
『やりますか、あの…監察官は女の尻を触って喜ぶエロ野朗だと言われてますが』
「喜ぶのは、茜の尻を撫で回す時ぐらいで他人のでは無いって」
『尻撫での仕掛け、今後もやるのですか…すっごく恥ずかしいんですけど!』
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「やはり、リングス魔法商会は魔法結界がひどい…テレポートして入った瞬間にバレるわ…調査機器とアンテナから魔力サーチで全部わかるけど」
車両の後ろにある調査機器のモニターにリングス魔法商会の平面図が映っている
CICからデーターをリアルタイムで受けているが地下までは判らない
これはどうしたものか。
『この箱に入ってるのは?』
「ああ…これを使うか、換気口の位置を検索と、ちょっと仕掛けてくるか、茜は待機していてくれ…【テレポート】」
『主は何を仕掛けに行ったのか』
「ただいま、終ったぞ」
『主、早いですよ…一体何を仕掛けたんです?』
「カメラとマップ作製機能付きのメカマウスを24匹放してきた、独自で動くしCICでシスターが見てくれる…あ、言ってないや」
「シスター、ナンバー1から24の監視と録画及びマップ作製を頼む、あやしい薬があったら教えてくれ」
『イエス・マスター!すでにマップは作製を開始しております、そちらに状況を送付します』
別の調査機器にあるモニターに24分割の映像とマップが一気に表示される
シスターが入ってから処理速度が速くなったわ、地下7階に何かの瓶がある
地下6階に小さい薬品プラントや調合のために使う研究室も映ってる
『マスター、シスターです…地下9階までのマップ作製が完了しレッド・ドラゴンとナイト・ドラゴンとスーパードラゴンを地下で作っています、値段の安い順番からですが作業員同士の会話とリングス魔法商会及びドナルド・エーレンフリートの会話をピックアップして判明しました、全てCICで記録しています』
「これだけ証拠があればどうしょうも無いだろう…茜、戻るぞ」
『御意、これで今後何もしないと言ったらセールリオン公爵家で起きた事はどうするんだと…』
今回は調査だけという約束なので、戻る事にした。




