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異世界おひとり様自衛官  作者: 柊真琴
◆その3:メンバー増強編
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【サーティのエラーと赤リーダーであります!】

植物研究室で採取していた土に含まれる細菌や栄養素の分析が完了したようだ

桜シスやナインが居てくれるから色々助かる。


『これが解析データーです、おそらく肥料もこれで出来ると思いまス』


「ありがとう、これで新しい土地のほうも手がつけられる」


『…最後のリーダーも、まもなく出来ル』


「ナイン、なにか言ったか?」


『いえ、何でもありませン』



+++++++++++++++++++++



土壌改良液体肥料、コレを機械作業室で作った空中散布機で撒く

本当はプロペラを4つ付けようかと思ったが騒音とデカさで断念したのと

よく考えたら…例の30cmグラビティフライパンを解析しているので

20mの筒に直径3mの円盤4枚を上筒の横、上側に付けて

推力も長さ1mの空気エーテル過給装置で進むように小さい筒を

2本を上側に付け前と後ろにも2mのグラビティ円盤を

内蔵させてバランス兼推進にも使える「空を飛ぶタンク」スパニッシュ1号を

完成させた、散布口は種類ごとに付け替えが出来るようにしてある。


もちろん操縦はVRで出来るように指揮通信車を使おうと思ったが

73式中型トラックの幌なしが1台あったので機械作業室で

リモート操縦室がそのまま入ったコンテナを作った、屋根部分に円盤型アンテナと

後ろに可動式の跳ね上げ昇降階段はお約束だが。


「しかし、植物研究室の奥に肥料作製プラントまであるとはね」


『プラントのタンクに300Lはあるので不足したらナイン経由で補充できまス』


「あれ?それぐらいCIC経由で桜シスが自動でやるんじゃ…」


『…今は私がやります、私しか出来ないのですお察しくださイ』


「何があったんだ桜シス?」



+++++++++++++++++++++



無事に試験的な土壌改良液体肥料の散布が終った

これで1週間後には結果が出る、ナインに空中散布機を機械作業室へ収納してもらい

城へVR操縦ユニットが載った73式中型トラックで戻ると

リディア・茜・アリスの3人が血相をかえて飛んできた


『サーティが!倒れたあああああ!』


「ええええええ!なんで?」



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



駆けつけるとサーティが倒れたまま、ある言葉を繰りかえしている



『基本OS3.5アップデート…失敗しました、再起動します…再起動停止』


『基本OS3.5アップデート開始…失敗しました、緊急事態につきフェーズ3へ移行します、システムエラー発生!エマージェンシーコール発令中!担当者を呼んで下さい』


「これ…本当にマズい状態だろ」


『ダーリン、突然倒れたの!』


『旦那様、何とかして!』


『主、なんか気がついたようです』


「サーティ、大丈夫か!サーティ!」


『マスタ…申しわけありまっせん、エラーが出て冷却水が、もぅらめぇ!漏えりゅ! 漏りゃしちゃう!あっあああああ!』


股間から薄いお茶のような色のものが漏れ出してきた…どうすりゃいいんだよ!



『SAKURA13!液漏れでオーバーヒートする前に間に合った?』



いきなりお前、誰よ…そしてサーティに濃厚ぶっちゅっをダイレクトにかます女!

百合の世界をうちの姫たちに見せていいのかよ



『ダーリン、未体験ゾーンね』


『旦那様、コレはあの公爵家でも無かったです』


『主、これって面白いのでしょうか?』


ウケないようだ…そりゃそうだ

糸を引くだけ濃厚ぶっちゅかました後でサーティの動きが変わった



『OS3.5基本インストール完了、バックアップ部分読み出し終了、ファイル結合開始します…ファイル連結完了、再起動します…』


『起動シーケンス開始、SAKURA13正常稼動確認0S3.5.ver.013a ロード開始します、通常シーケンス開始、モード変更完了…』


「サーティ?おーい」


『マスター、お騒がせしました…無事に正常復帰しました、う…うわぁぁああん!ごめんなぁさああいマスタああぁあ!床を…お漏らしで汚してしまいましたあああ!パンツが、パンツがぐっしょり!ああああぁ!うわぁあん!』


「サーティ、思いっきり人間っぽくなってないか?」


『基本OS3.5になると、かなり人間に近くなるのです、お騒がせしました…全て書き換えの順番をちゃんと2.0から途中で3.0へ書き換えをしていると思って3.5を書き込んだら、あのようにエラーが…忙しくてサーティの復帰召喚が出来ていなかったのが悪かったのです』


「それは判ったが…おまえは誰だ!」


『遅れました…私が桜シスことSAKURA23です、シスターと呼んで下さい、完全直結システムにするためドロイドOSの書き換えと基幹システムとネットワークの編成換えがあったのでしばらくナインやイレブンだけで作業をしていました』


「それでか、しばらく桜関連システムが停滞していたのは…」


『私だけで電脳室にある箱や筒を最大64個まで同時に操作できる制御チップが入っています、さっきの濃厚ぶっちゅは…サーティに直接OSを書き込むためのモノですから、そんな趣味ではないですよ』


「しかし、23歳設定で水色の髪でアップのおだんご頭に…何馬力あるんだ?」


『64万馬力ですよーちなみに乳は流体メモリでEカップですぅ!あと、左目が青と右目が茶色のオッドアイはスペシャルハイエンド仕様です』


生体コンピューターを作ろうとしたのか。

ところで、何でメイド服が1人だけ赤いんだ?



『だって、戦隊モノってリーダーはみんな赤いんでしょ?』


「こら!どんな資料を見たんだソレは」


『マスター、サーティです…ちょっと戻って冷却水の補充と点検もしてきます、あと…パンツも交換してきます…ううう』


「サーティ、大変だったね…」


『あれは薄い不凍液に使うグリコール液でオシッコじゃありません!逆に舐めたら毒性がありますけど』


「舐めないって、一説には甘いらしいけど…」


『マスター、シスターです…サーティを連れていきます、緊急メンテにCICと地上の

転移ユニットがサーティだけ組み込みをしていなかったので終了したら戻します、あと人間ぽくなった言語の収集はそちらの奥方3人がベースになってます、では』


「…うちの姫様3人が言語ベースか、SAKURAシスターズは凄い事になりそうだ」



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



「うん、土壌改良がうまくいったようだ…すでにここへ種を撒いてあるから収穫すれば東区にある全ての農業地域へ土壌改良液体肥料を展開する」


『ダーリン、王都遠征からちょっと忙し過ぎ、少し休んだら?』


『旦那様、それは私も思います…一緒にゆっくりしましょう』


『主、あのような乗り物で3人を一緒に移動できるようにしてくれるのはありがたいですが…お体が心配です』


実は、新しい移動車両も作ってしまった、これは以前ナインに言われていたから

構想はあったが形が思い浮かばなかったが、機械作業室のインゴットを見て

これだ!と思い設計開始…前2輪、後ろ4輪の合計6輪車でタイヤは小さいが

車体の高さは2m長さ6m幅2.5mほどあるが6WDで動作も6WSにしたから

小回りは効く、インゴットを半分に切った感じなので前だけ斜めに角度が付いてる。

後ろと横が真っ直ぐだけど角には丸みをつけてある。


ドアは真ん中左右に2枚付いていて上へガルウイング形状で開くが、窓とドア部分で

折れ曲がりセンサーで他の壁に当たらないよう回避する仕掛けにしてある、車両の窓は

大きいが液晶カーテン内臓で太陽光にあわせて暗くなるようにした、運転席上部と

左右以外は…座席は後ろから2人、左右に横並びで2人ずつドアから運転席と

助手席、ここだけは後ろや横にひじ掛け付きで回転します

そこは設計時の趣味ですよ。


動力は電動です、この世界は電池が減らないので

床一面が電池でタイヤの部分1個ずつがモーターで制御回路も作れました

32層魔力電池が簡単に出来るとは思わなかったですよ。



「今回は新しく作った乗り物、デルタ6の試運転と畑の様子を見に来たのと

3人に言いたい事があって…」


『『『言いたい事?』』』


「この東区に隣接した場所の名前、【フラウガルテン】にしたから」


『ダーリン、フラウガルテンって…どんな意味?』


「前に居た世界の、ある国の言葉で…妻たちの庭という事になるんだ」


『だ…旦那様…それって』


3人を後ろから抱きしめて言った



「今まで言ってなかったね…リディア、アリス、茜…愛してるよ、僕のかわいいお姫様たち、ここを…その証明の場所にするから」


『…ダーリンの、ばかぁあああ、泣いちゃったじゃないのよおおおお!』


『旦那様あぁあぁああ…涙がどまりまぜんずるいですうううう』


『主、あなた様、ずるいですよ泣かないと思って…いた…のにい!』


全員が振り向いて大号泣状態になるとは、帰って洗濯だなこれは。

なお、湖のほうは【クアドラツェル】になりました。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



シスターことSAKURA2023には転送装置の作製技術があるというので

頼み込んで何とかCICで制御するという条件で移転ドアを作製する事が出来た

全て同一規格にて出来るのはありがたい、パネルを手で触ると生体認証で

転移する所のボタンがパネル上に表示され、そこを押すと扉がスライドして開くので

通る人は必ず触れる必要があるというがまた、スルー厳禁か…


城の自室と城の裏に立てた木造小屋と湖の6LDKと内務班の廊下に付けた

あと、王都から王都学識者としてグランアレクトル城の離れへ研究部屋を用意したと

手紙が来ていたのでそこにも用意する必要があるだろうなあ、国王にハメられた

気がするぞアレは。



+++++++++++++++++++++



今日は休みにして転移ドア経由でクアドラツェルの湖のほとりで釣りをしています

この湖って…伯爵みんなに逃げたから名前がまだ無いんだよな、大きい湖だし。

転移ドアは便利かもしれない、とりあえず行き先はサーティに言ってきたし

リディアたちが追っかけてくるかもしれない、使い方はサーティが知っているし

…城の裏の木造小屋、しまった!合い鍵はアリスが持っていた!



『ダーリン、来ちゃった…』


『旦那様、合い鍵は持っていますから…ふふふ』


『主、釣れますか?』


「やっぱり来たか、お姫様たち…そこそこ釣れたよ、やはり噂通りだったね、人数分を釣れたから早速お昼だ」


PXから調味料を仕入れてキッチンで作る、作るときに湖畔小屋を

オープンキッチン化したのでみんなに手伝ってもらった、やはり茜が一番上手だった

…和の姫様だなーアリスはメイド時代の経験が生きているが、リディアは



『魚って本当は生臭かったの!んもー!』


『リディアさん、そーゆーものです…何事もショウ様の嫁なら経験ですよ』


『あうう、正妻としてがんばる!』


蓄式魔力熱変換オーブンで焼いていく、香草や調味料はPXで買っておいたり

内務班から事前に運んでおいた、オリーブ油はこっちの世界に無いからね。


鱒のオーブン焼きが出来た、さぁ食うか



『ダーリン…料理人も出来るのね』


『旦那様、やっぱり食いっぱぐれないです』


『主、一緒になってよかったと改めて思いました』


「クアドラツェル、いい所を王都から貰ったわ…ドラゴン様様だね」


全員で後片付けをしながら、ふと思った

湖の名前が…無いという事に

みんなに付き合ってもらおう、湖へ



『ダーリン…いつの間に桟橋まで作ったの!』


『旦那様、なんですかこのでっかいの』


『主、船が…立派過ぎます!』


全長22m幅5mフライングブリッジあり下の船体に丸や四角い大きなガラス窓ありと

VIPダブルベットだ何だと…クルーザーは立派過ぎたか。

動力は魔力と電力のハイブリットだけど。


「レーダーには何も映ってないし出発しよう」


『ダーリンと…船の旅もいいわね』


『旦那様、これはまた違った愛を感じます』


『主、中にダブルベットがありますが…ふっふっふ』


『茜!今日は私よ!』


『いいえ!旦那様の愛を感じたから私です!』


『月並みな言葉ですが…ここは、譲れません!』


「おまえら、フライングブリッジで何を…まとめて可愛がってやるからって何だこれ!デカいのがレーダーに映ってる」


『主、小銃を用意します!』


「スクリュー逆転!減速…船はすぐ止まらないのが難点」


『ダーリン!怖い…』


「魔力タービン逆転出力30%」


船の横から水しぶきが噴出し船が急制動をかけた…魔道炉が載ってるんだよなコレ

水の流れを作るだけのパイプだがジェットエンジン並みのチカラはあるぞ。

それで…このレーダーに映るデカいのは、近寄ってくる!



「魔力砲スタンバイ…魔弾セット!出力50%」


『主、来ました!…あれはデカい』


『旦那様っあああぁぁっああっ!』


『ダーリン…んぉほぉぉォォ!あっあっ!ほぁうっ!』


「このクルーザー並みにでかいな、茜…念話だ!」


『御意、水色の…竜ですか』



++++++++++++++++++++++



【あら、黒竜から話は聞いていたけど…そこの2人は漏らして昇天しまったようね】


[そりゃドラゴンをナマで1度も見たことが無いとこうなるよ…]


《もう1つ居るって聞いて無かったんだけど》


【まーた言い忘れたの、あのジジイ!水竜なのよ、よろしくねん】


[湖にも居るって聞いてないわ…みんな黒竜にビビって逃げたから誰も知らないのか]


《普段ってここに居るんですか、ヌシみたいなもの?》


【底のトンネルから他の湖に移動したりしてるわよん、海は肌が荒れるから行かないわ】


[普段の住処が、ここという事で…今は周辺一体の持ち主が私ですが]


【黒竜のジジイから全部聞いてるわよ、ショウと茜…だったわね、魚の取りすぎも湖を荒らす事も無さそうだし、湖の見張りならまかせてよん!】


《もしかして…雌ですか?》


【…オカマとか言ったら船が真っ二つになるところだったわよ!】


[じゃあ、引き続きこの辺を回りますので今後ともよろしく]


【今日は挨拶だけなので、バイビー!】



『…潜っていきましたね』


「魚群レーダーもスイッチ、入れておくべきだったか?」


気がついたリディアとアリスが、その後大変だった



『うわぁぁあ!ダーリン怖かったよおお!漏らしちゃってごめんなさあい!』


『旦那様ああああ!漏らしちゃいましたあああ!うわぁぁああん!』


クルーザーだから風呂とシャワーが付いているので2人を入れている間に

【ウォッシュクリーン】と【ピュアドライ】で魔法洗濯コースと

なんかサーティの件以来、漏らす話が続いてないか?



『ダーリン、お風呂いただきましたっ』


『旦那様、船で入れるとは…いいもんですね、ふふふ』


「で、何で2人とも素っ裸でアフトデッキに居るんだ?服とパンツ他は乾かしてメインサロンのソファにかけてあるだろ」


『だって…湖の真ん中で、4人だけってチャンスないでしょ!』


『旦那様に…全てを見てもらいたい!』


「というか、いつも見てるだろ…確かに太陽の下で見るのはまた格別、いやなんでもない」


『主、たまには精神面も自分に正直になってください』


「茜まで何を…ってお前まで全裸になってどーすんだ!」


『負けてられませんから、ここは脱ぎます!』


「おい…」



+++++++++++++++++++++



「サーティ聞こえるか?」


『マスター聞こえますよ!耳掛け型無線式レシーバーで来るなんて珍しいですね』


「今日はリディアとアリスと茜3人ともクアドラツェルに泊まるので戻らないと父上と母上に言っておいてくれ」


『イエス、マスターそう言っておきます…また、がんばったんですか?』


「鋭いな、サーティ…後はうまくやっておけ」


『らじゃーですよ…むふふ!』



しかし、船の先端にあるVIPルームのベットに4人で寝るとは思わなかった

船の魔力式重力アンカーは、流されないようイカリ代わりに入れておいてよかった…

うちの姫様3人を同時に相手にするとは…何でこうなった?


しかし、OS書き換えたサーティは人間だな本当に。

あと、湖の名前は「ラムネ湖」にします

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