【第ニ王女は、とんでもなかった…であります!】
誤字修正と一部訂正あり
PXにて購入した【ストロング皇帝ドリンク】2ダース箱入りを
父上に渡す、すっかり忘れていた…これが一番売れているらしい
やはり、男は持続力と回数だよなと思った。
『ショウ殿すまないね、これは結構効きそうだね』
「はい、所帯持ちに一番人気だという事で…自分の分も買いました」
『はっはっは、お互い苦労するねえ…そういえばウチの妻に何かを渡したね』
「何かって、ユマとエマのアレクターじゃないですよね?」
『ここにある国王様へ繋がる金色の機械があっただろ、それの白い小型版を王都のジャスティーナ夫人にも渡したようだね…よく2人でしゃべっているぞ』
「アレですか…前に金色のヤツが占拠されていたので先手を打ちました」
『そうか、2人は王立学校で同級生だから昔から仲が良かったんだよ…それを使い相談してコッソリと決めたんだな、このありえない法律を』
「え、何か通達が来たのですか?」
『王都から第ニ王女のジュリア嬢が3日後に来ることが決まったぞ、例のトンネルで
迎えに行ってくれ…これが手紙だ、2枚目に決まった法律が書いてある、ショウ殿にもおそらく関連しているが、そっちの3人には…あえて黙っておく』
「1枚目は、3日後にジュリアをお願いしますと…2枚目は新しい法律のお知らせ」
【伯爵家以上について家督を継がすため女子ではなく男子を生むための近親相姦行為は罪にならないと、ここに宣言する:国王バートランド・フロイライム】
「え、これってまさか…」
『施行日、明日からだから…手伝え息子よ、でっかいおっぱい嫌いじゃないだろ?』
「父上…冗談でしょ?」
『あーこれで日常の負担が減る、サキュバス属性ありは大変なんだぞショウ』
と言いながら自分の肩をポンと叩いている父上がいた
「謀ったな母上!…バレたら、姫様3人からフルボッコになるわコレ、専用回線を渡した事によって自爆した事になるとは、いつまで3人から隠せるんだよ!」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
『ジュリア・フロイライムです、3日間ですが…宜しくお願いします』
女性のお付きを2名従えて来たので合計3名、着替え他は【念動力】と
【空間収納】で王都からマジックゲートで運んできた。
『とりあえず、普通に接してどこに違和感があるかみんなで見て行きましょう』
母上の一言でソフィア・リディア・アリス・茜の4人に加え
サーティも今回は更に加わった。
『マスター、目の動きも含め発汗作用も全て桜シス連動で分析モードに入りまス』
「今回はサーティをジュリア専属メイド扱いにしておくのでよろしく頼む」
『イエス、マスター』
さて、どうなるか…
初日、何も起きませんでした。
そんなはずは…サーティの報告でも食事中も入浴時含め全て異常なし
しかし全てにある条件が重なっているので、それを取り除くと
どうなるかは予測不能、実行にあたってサーティから緊急の要望あり
「わかった、明日はそれを実行しよう…要望は明日と明後日のみの条件で、確かに縁談でその条件はあるよな、何かが起こる可能性はある」
「サーティ、桜シスに緊急連絡!あと…お付き2名は今日のうちに帰らせる!ジュリアをここで1人だけにする」
『マスター明日は朝からDE-78用レシーバーマイクを装着してください、レシーバーマイクのコード番号が判っていますので単独リンクが可能でス』
「アレか、わかった…付けておくよ」
++++++++++++++++++++
翌日、ジュリアが起きてきた…しかしお付きが居ない事に気が付くと
不安が一気に噴きだしてきたのか汗が出ているのがわかる。
[マスター、発汗作用と脈拍及び呼吸が上昇していまス]
レシーバーへ音声が来たと同時にVR表示でグラフが出た、居ないのが判って
一気に緊張した感じだな、あ…ジュリアが震えてきたと思ったら
止まった、と同時にサーティから
[緊急事態発生、人格異常変換の可能性あり各員注意せヨ]
「え、マジかよサーティ!ジュリアに何が」
『ふへ…ふへへへへ』
『ジュリアさん、どうしたのですか?』
アリスが心配して話しかけると
『うるせぇ!公爵の所で息子とヤリまくったあげく伯爵家で玉のコシに乗った妾のツルペタ体型が声をかけてくんじゃねーよ!』
『ジュリアさん…ひどい、ひどいいいい!ああぁぁあん!人が一番気にしてることおおぉぉおお!』
『ちょっと!ショウの可愛がってるアリスになんて事を!いくら王女とはいえ許されないんだからね!』
『乳がデカいだけで後は何の特技も無い伯爵の次女が偉そうに!自分で乳揉んで寝てろ!』
『…何の特技も無い、何も無い、おっぱいだけ…うわああああん!そうよ!それだけなのよおおお!悪かったわねええええ!』
『…2人も泣かせて、六花で…第二王女でもその首はねてくれるわ!』
『ノエル・セールリオンとして公爵家に居たくせに1人しか救えなかった役立たずが偉そうに、シノービ村なんか滅ぼされて当然よ!』
『ひどい!シノービ村は関係ないのにどうして!確かに私は役立たずよ!う…うううわぁぁああああんん!』
「…聖魔剣ブリュンヒルト!」
「ここまでウチの姫様3人を連続してコケにしてくれたんだ、城半分を道連れにしてもジュリア・フロイライム、事故で死亡した事にしてチリ一つ残さず吹っ飛ばしてくれる!責任は自分がとる、聖魔剣ブリュンヒルト魔力充填…開始」
『『『ショウ!それだけは使っちゃダメえええ!』』』
『ダーリン…その剣はだめえ!後で慰めてくれたらいい、落ち着いてええええ!』
『旦那様!待ってください…後でいっぱい撫でて!それだけでいいのおおおお!』
『主!落ち着いて!王都監察官としてあるまじき行為…後で抱きしめてください』
全員に後ろから羽交い絞めにされて我に帰る事が出来た
と同時に倒れているジュリアがそこに居た
『マスター遅れたことをお詫びします、ボディへ地上とCIC間を繋ぐ転送装置の組み込みと特製麻酔薬の作製に少々時間をとられましタ』
「ナイン、間に合ったか…被害が3人で済んでよかった」
『『『…誰?この髪の毛が黄色い娘は』』』
『始めまして、そこに居るサーティの同型機、ナインです…類似品と言ったら殴りまス』
『ダーリン、また増えるの?んもー!』
『いえ、私ナインは別な所で勤務しておりますので、ここはサーティだけです、今日は緊急事態につきマスターから召喚されましタ』
「ナイン、ご苦労さん…ジュリアは最新鋭医療機で調べる必要があるな…サーティ、データー転送は終っているか?ナインと茜はジュリアを運ぶのを手伝ってくれ」
『マスター、データー転送は終ってまス』
「ナインも茜もまとめて【テレポート】するから、父上と母上にはリディアとアリスから状況を報告しておいてくれ」
『ダーリン早く…帰ってきてね、寂しいから』
『旦那様、待ってます…あううう』
「じゃあ、なるべく早く戻る」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「初めて使うな、医神の作った診察室…どう考えても大病院だろコレ」
無いものは無い、CTからMRIまであるわ…あのダビンチという最新鋭機
空間転送でどこでも手として行けるし使えるんじゃねの、もしかして?
まずは取得したデーターを見るか…極度の緊張で「ほわわん」とした性格が
アンビバレンツな二重人格ですっげー毒舌な性格になっちまうと
それじゃあ縁談ブチ壊し待ったなしだろうな。
体は大丈夫だから麻酔で寝ているうちにCTとMRI使って脳内を見るか
医神な松の加護すげえわ…
異常なし…どうしよう、あああ!
薬神に聞こうか、大体のレシピは出来てるが一応
薬剤室からレシピを紙に書いてカプセルを上に飛ばす
3分経たず帰ってきた…花マル&ハートが赤マジックで書かれてきた
注意書きに、女性ならここは少なくてもいいかもと。
確かにそれはあるか、よし錬金版起動!
小さい入れ物で作れば余らせる事は無いのを理解した。
瓶に詰めて空間収納へ入れてと。
ところで…何でレシピだけで女性と判った?
ジュリア嬢とは書いてないぞ、また恋愛神の横で見てたなコラ!
『主、終りましたか』
「ああ、やっぱりアレクター頼みになったか…自分が情けない」
『主、一体どうしたので…』
茜を抱きしめていた
「…結果的に、茜までを巻き込んで傷つける事になってしまうとは、自分の判断ミスだった、すまない」
『主…抱きしめていただき、ありがとうございま…んっ!』
そのまま、ねっとりとクチから糸を引くまで濃厚ぶっちゅを堪能した。
「さて、ジュリアを起こさないように念動力で持ち上げたまま戻るか」
『主、ところで…ひとつ言ってもいいですか?』
「どうした、茜?」
『さっき、抱きしめながらずーっと人のお尻を撫で回してましたが、片手で握ったり揉んだりでもいいんですよ!』
「いや…怒るんじゃないかと思って」
『中途半端のほうが怒りますよ!もう…』
+++++++++++++++++++++
「はい、アレクターを飲ませたら3日目は普通に過ごせたので…もう精神的に不安な現象で毒舌を吐く事は無いでしょう。よって今からそっちとマジックゲートを接続します」
『色々すまなかった、そんな事になっていたとは…縁談も上手くいかないわけだ、今回は泣かせてしまったショウ殿の奥方3人も件も考慮しよう』
黒電話を金に塗ったホットラインで連絡も完了と。
国王様、すいません…私も昨日は大変でした
戻ると半泣きになったリディアとアリスがベットの上で2人で並び待ち構えて居て
同時に慰めるのは大変ですよ、ええ。
『主、おはようございます』
『ダーリン、お・は・よ!』
『旦那様、また最高の夜でしたね…むっふっふ』
おわかりいただけたであろうか、ああストロング皇帝ドリンクが美味い…
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
衣装変換後、制服にて謁見の間で国王夫妻と対面する。
1人だとやはり緊張するなあ、マジックゲートで近くなったとはいえ
『ショウ殿、ジュリアの縁談が上手くいかない理由がわかってよかった、錬金術を使ってポーションはおろかアレクターまで作るとは、ショウ殿を王都の味方につけておきたいと思ったぞ』
「脳内を検査する機器で詳しく見ても異常が無かったので心の問題ならと薬に頼りました、これで何とかなるでしょう」
『そうか、お付きの誰かが傍に居ると安心して何も起きないとは気がつかないわ』
「ところで、伯爵以上が子を作るなら近親相姦でも罪にならないと…あれは誰が言い出したのですか?」
ジャスティーナ王国夫人が一瞬ビクっとなったが…すぐさま
『ショウ殿、ここで聞きますか…お察しください』
「あ、予想通りですか…」
『は…ははは、ショウ殿がんばってください』
予想通り過ぎて泣けてきた、どうしよう。
ところで、謝礼って何だろう?
『そうだ、今回の件について謝礼をしなければならない…ショウ・マクリミナス、そしてリディア、アカネ、アリスの4名には白金貨30枚ずつを進呈する』
「ははっ!ありがたき幸せ!」
白金貨30枚とは、結構大盤振る舞いかもしれない
そりゃあれだけ泣かされたんだから…
『そしてマクリミナス伯爵家、今回の件について多大なる協力をしてくれた事、セールリオン公爵家の一件と王都メイドスクールの件で貢献してくれたのを考慮し、セールリオン家の代わりに伯爵から公爵へ格上げとする!』
「はは!ありがた…な、なんだってー!」
『正式にはここへ呼んで任命式をやるから、用意だけしておけと言っておいてくれ』
「は…はあ」
マジですか、父上…腰抜かすぞこれ
『最後に、ショウ・マクリミナス…王都学識者の権限を与える』
「はは!ありがたく…ってなんですかそれは?」
『えーと、簡単に言うとだな…関係者立ち入り禁止の場所でもスルーで入れて機密書類も何でも見放題という立場だ』
「…国王様、私にどうしろと?」
『いや、来るたびにイチイチ門番や衛兵の許可を取るのが面倒だろ?それだけだ、それだけ…』
「絶対、ウソだ…何かあるでしょう」
『以上、じゃあまたな!』
「国王様!ちょっと!ああああああ!逃げられた、くっそう…」
白金貨30枚入り4袋と
新しい子爵の身分証と交換して終わりと
裏に王家の紋章と王都学識者と入っていて
自分の名前も記入されてる、作ってあったなこれは。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
『ダーリン、本当!ウチが公爵家にいいいいいいい!』
『旦那様、ついていきますから捨てないでくださいね…』
『主、やっぱりあそこで人生を終わりにしないでよかったです』
3人とも白金貨30枚入りの袋を持ったまま目がウルウルしてるよ
よかったな、マクリミナス公爵家になるんだぞ
ところで父上は…
あ、ソファーの上で魂が抜けたままだ
母上は大丈夫だろう…額に濡れタオル置いてメイドに扇がれている
そんなにサプライズだったのか伯爵から公爵へ格上げっていうのは
『そんなに無いですね、軍事的なデカい功績をあげまくったりしたらありえますが、コレは過去のデーターから見ても意外性がありまス』
サーティが桜シスで検索してくれたがほとんど無いらしい
王家から言われ最初の家柄で決定されるから移動は無いと
今回は公爵家をぶっ潰したのもあるからねえ。
「あと、王都学識者の権限というのも与えられたんですが」
『何ソレ、ダーリンに何かメリットあるの?』
「えーと…関係者立ち入り禁止の場所でもスルーで入れて、機密書類も何でも見放題という凄い立場らしいぞ」
交換した裏に王家の紋章入りの身分証を見せると
みんな揃って絶句した
『ダーリン、これって半分は王家の身分証じゃないの?』
『でも書いているのは子爵だから旦那様は子爵扱いだし』
『これでは主がどっちなのか一瞬考えますね』
「マクリミナスのと合わせて2枚あるから…状況次第で考えるさ、ここが伯爵家から公爵家になるから、そっちのほうも忙しくなるし」
その前に、マジックゲートの解析と裏の小屋から
ドラゴンの居る6LDKの小屋までのゲート作製やそのための
キーをどうするかなど…色々と問題は山詰みだけど
土地2箇所の名前と土壌他を何とかせねばいかん。
あの無謀な法律から逃げつつ。




