【ミスラド国とトカゲ男であります!】
ミスラド国は軟禁状態にあった高レベル魔法使いを解放し
人質に取られていた家族などを無事に救出したので
後は任せた、好きにやってくれと言い帰ろうと思ったら
今まで圧政を敷いて国民を苦しめてきた国王を成敗した
勇者が、はいそれじゃがんばれよ!で帰るのかと非難の嵐
わかりました、復興部隊をフリーダム国から派遣します
後日訪問しますからそれで勘弁してください…
本当に帰らせて、今回は疲れた
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それで、帰ってきたらリビングで人間姿の水竜とトカゲ男
まだ人間の姿に擬態は出来ないそうで、生まれて間もないからと
なんだそれは、ともかく2人で母上に土下座状態というのも
エマとユマがギャン泣き状態だろうが…ってそうじゃない
尻尾を撫で回してトカゲのおじちゃんとか言ってるのは何故だろう
『話は大体わかりました…ついに人外へ手を出すとは、ショウのヤリ○ンは王都イチバンでしょう、そーゆー事にしておきます』
「母上、何ですかそれは!」
『嫁連合でも相談しましたが、この場合は浮気でも何でもなくてイチモツの暴走行為という事にしておきます認知もしないようだし誰も怒りませんよ』
「リディアまで、あああ…」
『おぢちゃん、もうカーラー先生やラーラー先生を孕ませていいから』
「キアーラ、どうしてそうなる!」
『最近ご無沙汰なんでしょ、文句があたしに来るから明日にでも行ってタップリ注いできて!』
「6歳児がタップリ注ぐとか言うなあああ!」
はぁ、そうだった魔族都市は忙しくてご無沙汰だったな
ん、トカゲ男が近づいてきて何かを話したいようだ
『親父、認知してくれなんて言いません…まだ名前が無いので俺に似合った名前をひとつ付けてください』
「名前か、何でもいいなら…」
『あと、もうひとついいですか?』
「出来ることなら、今度はなんだ」
『俺と、親子の盃を!…ぐえ』
「何でお前は現れてからずーっと任侠状態なんだクビ絞めるぞゴルァ!」
何でも生まれてすぐ15歳ぐらいまで一気に成長したはいいがショウたちの言語となどを教えるのが大変だなと思っていたらコレを見せたら大体同じだから再生機とセットで貸してやると、光る丸い円盤をデカイ金髪モリモリのピンクの作業服着た女性が来て置いていったら息子が何度も繰り返して見ていたそうで、言葉とかすぐ覚えたはいいけど
『盃、納めさせていただきます…親父、やっぱり{網走番○地}と{仁義○き戦い}は最高ですよね、ってどうしたんですか頭を抱えて頭痛ですか?』
中庭に置いた四畳半の畳の上で、車両神あのやろう、どうしてくれると思っている自分がいた
どうも水竜が黒竜に聞いたらトカゲ男?は【神竜】という最高レベルの竜らしく魔法は高レベルで使える手足は状況で巨大化する伝説の竜かよというモノだと
『神竜ねー神様と契ってしまったんじゃないのーそれならありうるかも』
『そうよねーそれはあるわねーほほほ』
おまえら…判っているから言うとは
そうだ名前を考えないと
「トカゲ男、今日から…竜二でいいかな?」
『リュウジ、わかりました!今日からリュウジと名乗らせていただきます』
はぁこれで一件落着と、舞は竜二に何か用があるのか?
『ねぇ…神竜と呼ばれるなら、ちょっと聞きたいんだけど』
『姉さん、何ですか?』
『オレンジ色で赤い星の付いた玉を7つ、持ってない?』
『…は?』
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クアドラツェルの湖にある山小屋、ここへ烏丸3尉を休ませてある
茜と春燕をボディガード兼見張りとして配置しておいたが
「どうだ、調子は?」
『あ、丈夫…桜子さん号泣しっぱなしです』
「え、何故に」
こっちに気がつくと烏丸3尉は、いきなり土下座状態になり
『申し訳ありませんでした!いくら意識がなかったとはいえ殺人未遂を犯すとは…ううう』
「いや、もう終わった事だし…まずはどうしてここへ来てしまったのかを話してくれないか」
春燕の入れる烏龍茶を飲みながら烏丸3尉は来た理由を話した
やはりF-2の訓練飛行中に計器には異常は無いが、突然前が見えないレベルの雲が現れて真っ直ぐ飲み込まれて水平飛行しているはずが、雲を抜けたら超低空で地上に向かっているのに気がついて急上昇したが間に合わず…その後の記憶が全くないと
「地上に向かっている段階で世界が変わっていたのか、最悪の展開だな…兄者と弟はまだマシだったのか」
『兄者と弟って、何ですか?』
「あ、全部説明しないとならんのか…」
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『えええ!第二次世界大戦の零戦乗りがここに居るのですか、そしてアンドロイドとか…魔法とか落ち着け自分!』
「そう、もしかしたら練習次第で使えるかもよ…アンドロイドは、セブン居るか!」
『ここに居ますよ、何か特命ですか?』
「ちょっとミスラド国の様子を見てきてくれ」
『わかりました…その前に、パンツ履きますね』
「おい!何でノーパンで現れるんだよ」
『だって、この間の作戦ではお尻にシテくれなかったじゃないですか…では行ってきます』
「するわけないだろ、ああ行きやがった…って茜と春燕が鬼の形相で睨んでる」
『丈夫、ちょっと話があるので表に来てください』
『主、同じく全て白状してもらいましょうかあああ!』
『おぢちゃん、お尻はセブンより私が先よ!』
「キアーラまで転移して来るなあああ!」
茜と春燕に両腕を捕まれてキアーラにドアを開閉され
外で怒号と落雷の音がする小屋の中で烏丸3尉は
『ここ、男は前の世界より厳しいのかもしれない』
と言いながらお茶とお菓子を摘んでいた
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『サクラ・マクリミナス…ですか』
「立場として年齢に差異は出るがフリーダム国、第2姫の地位が与えられるぞ」
『シックビアンカも一杯なのよ、知識的にそっちのほうが合ってるでしょう』
「母上、そうですね…あーやっとこれで全部の問題が終わった」
『『終わってません!』』
その声は…陽奈と美影、
『作戦上、絶対に介入するなと言ってそこの女に刺し殺される寸前とは、どーゆー事ですか!』
「美影、まさかサーモグラフレンズで後ろから刺されるとは思わなくて」
『お庭版として私をセブンの代わりに何故呼んでくれないのですか!』
「陽奈、それは幼女の勘というやつで…」
『『ともかく、今後は門戸無用で介入しますからね!』』
美影がシュンという音が出るような感じで消えた
そして陽奈が消える寸前に言った言葉で母上から超強力乳ビンタで吹っ飛ばされる事になろうとは
『殿…陽奈のお尻でも良いなら、喜んで差し出します!』