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異世界おひとり様自衛官  作者: 柊真琴
◆その10:ジョブチェンジ昇進編
178/189

【鎮圧、エルミタージェ王国であります!】

記録データー再生中、若い男2人と女性1名か、イケメン風とゴツいのとケバいのと…

なんという組み合わせなのか



『しかし、異世界はミスラド国という所に召喚され、魔力を鍛えらされていきなり任務がコレかい…褒美が無かったらとっくに逃げてるわ』


『そう言うなゴルティア、アリエルの幻覚ハルシオンの魔法で住人は俺が国王でアリエルが妃でお前が弟だと思い込んでいるんだから』


『しかしリョウマ、こうやってお前さんみたいな攻撃アタックの魔法を持った交番勤務の警察官にワシみたいな防御ディフェンスの魔法持ちの現場監督に幻覚ハルシオンキャバ嬢と召喚され集まっているのは何だかね』


その元キャバ嬢が足を組み直して



『もう!元キャバ嬢はやめてと言ってるでしょ、それにもう1人足りないでしょ』


『ああ、強奪ロォバァ探査検索サーチの2つの魔法が使える、引きこもりのロリコン…あいつどこへ行った!』


『4人とも全員が転移トランスファーが使えるから3人で前の世界から使えそうな武器を持ち込んでもらうのとミスラド国から隣の共和国を制圧するのに兵隊を転移させてもらうのにご機嫌を取るのに幼女や少女をさらって持って行ったら、幼女でも何でも手当たりしだい慰みものにしやがって…男の俺から見ても酷いヤツだわ』


『本当は追い出されたジョンが居れば武器も高度なやつが使えたのだけれど、説明書を見ても操作方法すらマトモに判らないから簡単なヤツしか前の世界しか持ち込めないし使えないとは…オブザーバーとして残すべきなのに追い出した国王が悪いわ!」』


『慰みもの、女から見ても最低かもしれない、デキオスは愛でるという事をしないのかしら…噂をしたら来たわよ』


見たままのデブヲタがドアを開けてきた



『あー幼女とむしゅめはええのう、デュフデュフ…みんな、そこにまた金髪ショートカットの娘を用意してくれるとは気がききますね、グフフフ』


『それはどこに、指を差してくれるか?そこか…高周波ウォーターカッター!』


細い厚みで飛んできた水の圧力で左腕と胸の一部分を切られて光学迷彩を解除された

セブンが壁に張り付いているようだ、音でわかる



『どうして…見えたのよ』


『グフフフ、ボクチンの目は光が歪んでいても見えるんだよねーでも機械じゃ慰みものに出来ないから壊しちゃっていいよ』


右手で切られた左腕を掴んで持ったのを視点で確認出来た、セブンが一言



『マスター以外の品位の無いロリコンは認められない…死すべし』



『このスパイロボが、サンダーボール!』


この段階で画面にヒビが入って動画がカラーでは無くなった

でも煙が出ているのが判る



『ワシの防御ディフェンス魔法で後ろと上下左右に転移も出来ないよう壁を作ったからもう終わりだ!』


『ゴルティア、すまんな…これで終わりだ!特大イグニスファイヤ!』

『超空間転移、グハァ!』


この後には数え切れないエラーコードの羅列が一緒に書き込まれている

魔法では超空間転移が止められないようでギリギリで間に合ったのか



--------------------



「はぁ…まさか勇者召喚をした国が侵略行為とは、というかマスター以外のロリコンは認められないって、セブンの本心が見えたぞ!」


『提督、これは共和国との全面戦争ではないかと思います』


『おぢちゃん、セブンのやられっぷりを考えるとフリーダム国と宙夏そらなつ国の混合で鎮圧に向かっても壊滅で終わるわよ』


「そうだよ、何とかしないと…でもどうしたものか」


『おぢちゃん、今回は私に作戦を立てさせて…特能シスターズと陽奈を呼んでくれない?今回は私も出るわよ』


「キアーラもかよ!大丈夫かな…」


なんだか心配になってきた



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


エルミタージェ王国、城にある1室…すでに慰みもの部屋と化している



『うぇええん、やだあああ!』


『ほら、金髪ツインテールの9歳でも良い子にしてないとおうちに帰れないよ』


『うわぁああん!ほっぺにお○ん○んがああ!』


『えーん、おかあさーん!』


『泣き叫ぶ全裸の金髪6歳幼女もいいねぇー!いまここで無理やり犯ってやるぜ!』


『いやぁああああ!…今よ!』


『え…グハァ!』


そのまま力ずくでキアーラが押し倒されたが…後ろから陽奈に

【格納箱】から出したクナイでクビを刺されて絶命していた



『…ふぅ、もう少しでおぢちゃんよりも先に貞操をこいつに奪われる所だったわよ!陽奈、【格納箱】から出したFFV 013Rにワイヤーを貼って一緒にこの缶もワイヤーを…終わったわね、連絡も頼むわ』


《殿、ヒーナ…じゃない陽奈です、作戦終了しました》


[ご苦労さん、キアーラと一緒に他のメンバーと合流してくれ]


《御意!》


その場から陽奈とキアーラが消えた、しばらくして時間になっても来ないから

ゴルティアが呼びに来てドアを開けたらFFV 013Rが爆発してドアに向かって爆風が



『ぐはぁ!防御魔法が無かったら死んでるわ、何だこの青いガスは』


充満した青いガスの中、現れたのは64式小銃を持った戦闘服姿のマイ・マクリミナス



『は?そんな小銃で、こっちは防御ディフェンスの魔法持ちで正面にプロテクションシールドをかけているんだ、当たるわけが』


ターンという銃声と共にシールドが割れ腹に銃弾が当たり血が流れ出ていた



『なん…だと、そんな事が』


『その青いのは魔力を半分にする特殊ガスなのよ、そして弾には魔法を無力化するアニサキスの呪文が書いてあるのよ』


そう言ってレバーを「タ」から「レ」の位置に切り替え残りの19発を

胸から頭まで連射にて食らわせ完全沈黙させた



『作戦終了、合流地点に戻る』


そう言いつつ転移して消えた



-------------------



大広間でゴルティアとデキオス2人を待っている



『来ないわね、私はちょっと…お花摘みに』


『アリエル、俺は兵士が集まったから様子を見に行くよ』


2人はそれぞれ移動したようだ



トイレへ行く廊下の途中、後ろに気配を感じてアリエルの足が止まった



『誰、お花摘みに付き合ってくれるのかしらぁ~』


『貴方を地獄まで流すのを請け負っただけですよ…』


振り向くと、「八宙」と胸に書かれた白い胴着を着た春燕チュンイェン



『あら、幻覚ハルシオンの魔法が使える私に挑戦するとは、キラーデス・イリュージョン!何も無いのに周りから凄い相手が襲ってきて幻覚と戦って…あれ?』


『どーしましたあああ!そんなもの八宙拳、免許皆伝まで到達した私に効くと思っているのですか?』


焦ったアリエルが懐から22口径の短銃を2発撃ったが、特殊能力を使わず

素手で銃弾を受け止め床に手を広げて弾丸を2個落とす春燕チュンイェンが凄い…これも修行の成果か



『八宙拳! 白竜昇華破斬はくりゅうしょうかはざん!』


両手を合わせて後ろに引いて前に出したと同時に手首を開き、そこから白い巨大な竜が咆吼をあげて現れアリエルを飲み込みつつ噛み砕き、木っ端微塵にするのが見えた…そこには洋服の端しか残っていない



『…初めて成功した、でも体力を使うから1日1回が限度ねー作戦終了!』


同じく転移して消えた



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



『ふむ、これだけ兵士が集まると圧巻だな…対戦車砲や迫撃砲にM16小銃も持たせたし、このまま共和国でも制圧するか』


「そうはいくか、この野郎」


『なんだお前は!それと後ろに居る先日倒したメイドロボ…の顔だけパチモン6体は』


『『『『『マスター!こいつブチ殺していいですか!』』』』』


『妹たち!落ち着きなさい…私もリモートでいかずちからサイクロプスをブチ込みたいのを我慢しているのだから』


あのシスターも今回は怒りMAXです、顔が類似品というのは全員ブチ切れのトリガーなのか…気をつけよう



「シンクロ率120%だな、自分は共和国の1つでもあるフリーダム国の国王、ショウ・マクリミナスだ…うちのアンドロイドをブチ壊してくれたオトシマエと、お前を成敗しにきた」


『ふははは、このまま1万人を共和国へ攻め込めと俺が命令を出せば進軍するぞ、お前たちだけで止められるか!』


しまった、1万人とは聞いてないぞ!シスターズ6人と特能シスターズ3人でも半分以上は共和国に入られる!

今からCelestial Beingソレスタルビーイング大天海だいてんかいに出動命令を出しても間に合わん、読みが甘かったか



『スーパーマイクロウェーブ!』


え、今の声は?

黒髪イケメンのリョウマが真っ青になっている



『うわあああ!兵士が血しぶきをあげて全員が次々と爆発している!あの兵士全員を覆っている白い網目は何だ』


「シスター、しずかも呼んだのか?」


『いえ、呼んでいません…でもイチナナとフルにリンクしているので今後もこーゆー事が起こります』


あ、1万人を血祭りにあげてしずかがこっちに転移してきたが戦闘モードのままかよ



『この間は500人で今度は1万人かよ!話はセブンからのリンクデーターで知ってるぜ…婚約者な6歳幼女とヤリたいのを必死に我慢し股間グツグツなロリコンマスターに喧嘩を売ったクソ野郎はてめえか!ブチ殺してやるから、かかってこいやー!』


『このメイドロボめ!この間のチビメイドみたいに焼いてくれるわ』


正当派のように剣を出して魔力を込めてきたが、それが命取りだった



『右手ハンドラー部、位相電磁変換出力120%…イナズマぱーんち!』


45度でプラスとマイナスの位相差が付いているだけなの鉄製品に近寄ると強電磁力が誘導され、剣へ当たる前から磁力から変換された高圧電気が剣に流れて体が爆発したが如くスパークして真っ黒焦げになった

シスターに計算してもらうと、ツインドライブからの合成出力を片手に持ってきているので瞬間電力は50万ボルトを越えていたそうです


コレで騒動は終わったが、しずかの本心はそれかよ



『マスター、申しわけありません…しずかはイチナナ互換機ですが戦闘能力を3倍にチューニングしたせいで戦闘モード時は性格と言動がイチナナの3倍悪いです、でも通常時は3倍おしとやかなので勘弁してください』


くっそう、シスターにクギを刺されたか



『殿おおお!顔に、お○ん○んがあああ!ベッタリ付けられてえええ!』


『おぢちゃん!私と契りたいのを我慢してたの、魔族は痛覚を切れるから婚前でもやっていいわよ!』


「おまえら落ち着け!同時に話すな…キアーラ、いま怖い事を言わなかったか?」


『提督、また後世に残るロリコン伝説を作る気ですか!』


あああ、いま現場は大混乱です

ミスラド国は放置しておけないかもしれない


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