表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界おひとり様自衛官  作者: 柊真琴
◆その10:ジョブチェンジ昇進編
174/189

【ブルト王国からの訪問、であります!】

朝食が終わってマクリミナス家、中庭です

ブルト王国はラーフェルス城からようやく王妃様と子供たちをマジックゲートで

ご招待という事が出来ました、エドガー国王様は公務が忙しいのか無理でした



『ブルト・ダイアナです…エリザベート様、お久しぶりです』


『ダイアナ王妃、向こうにお茶の用意が…つもる話もあるでしょう』


ああ、2人は昼まで帰って来ないぞ

そして子供たちへ姫様ズやヒルダやヒルデ姉妹と自己紹介がてら

中庭でくつろいでいます



『ショウ兄さん、本の通りで凄いですよ!おっぱいからアンジェと同い年まで7人…城でみんな言っていました、男の夢だパラダイスだと』


「フレドリック、それは王都が制度的にそうなっているからであって…というか本って何だ?」


『城へ営業に来たマリアンヌさんが王都でこのような本が流行っているからと持って来て、お父さんが面白いからと城の売店に是非とたくさん仕入れたら半日で売り切れて…いま入荷待ちだって!確かマクリミナス・セブンという本だったかな』


あああ!ブルト王国でもロリコン公爵おっぱい公爵と言われるじゃねーか

余計なモノ売りつけるんじゃねえ…ってアンジェの機嫌がイマイチ良くない

フレドリックの横からこっちを睨みながらアンジェが



『ショウおじちゃん…その横の子、誰?』


「あ、これは娘のアンで5歳なんだけど」


『おじちゃん、アンジェと1歳しか違わないのにずっと手を握ってるし!ずるい!うえ…うえぇえええ』


やべぇ、半泣きになってきた

と思ったらアンジェの目の前に直径30cmほどの白と黒の雷が大音響と共に落ちて

フレドリックとアンジェが腰を抜かした状態に



『…アンジェ、いい加減にしなさい!』


目が黄色から青に戻りつつあるキアーラがアンジェに近寄ってきて

ちょっと来なさいと言いながら庭の片隅に引っ張って連れていく

やはり同じ年齢には見えない、何かを耳打ちしているようだ…あ、帰ってきた



『ショウおじちゃん、キアーラさんも我慢しているのを聞いてわかりました…私も一緒に待っています』


ああ良かった、キアーラえらいぞ



『そのかわり、今日はここに1泊だからキアーラさんと3人でお風呂ですよ』


「げっ…アンも増えるから大浴場に4人か」


『ここで修行中の私も手伝いましょうか…ふふふ』


「修行中というか空夏そらなつ国で1年もやっていたヤバい仕事のクセを無くすためここに居るのだから、主席でも妹妹メイメイのスリ行為を穏便に済ますのがどれだけ大変だったか」


『つい仕事が無いと勘違いして…申し訳ないっす!』


本妻リディアがこっちに来て



『ダーリンが、また外で女ひっかけてきたかと思ったら、妹妹メイメイがすれ違っただけでメイドの小銭入れを問答無用で抜き取りまくりよ…この12歳は、んもー!』


「おまけに触っていないのに、その抜いた小銭入れをメイドの持っているクッキーの入れ物の中に隠したりと…【鑑定眼】で見たら物質移動のスキルがあるんだわ」


『主席にそう言われたら、こうやって右手に持った銅貨を握ったら無くなって握った左手に移動したり…もう1回握ったら金貨になるとかも出来るのよね』


「お!妹妹メイメイは大道芸人か手品師みたいな事も余興で出来るかもな」


『うっひょおおおお!これでショウ主席の奥方になるのも夢ではな…うごおぁああ!』


ヒザから下を片手ずつで押さえ、のたうち回っている妹妹メイメイが居た



『『次のお嫁さんは私たちです!』』


そう言って妹妹メイメイの弁慶へ同時に蹴りを食らわせたキアーラとアンジェは

お互いの目を見ながらガッチリを握手をした…この2人は仲良くなるかもな

というか、諦めないのかアンジェ


豪華に窯焼きピザなど普通では出ない夕飯を出した後は

入浴だが、やはり幼女3人を1人で見るのは辛い

一緒に入浴してくれたフレドリックの

応援がなければ辛かった、まだ10歳だもんなー



『ショウ兄さんとお風呂に入れて嬉しいです』


「そ…そうか?」


『それで、ショウ兄さんだからコッソリ聞きたいのですが』


フレドリックが耳打ちをしてくれるが…ああ、これぐらいの年齢なら

よくある話だが、どうやって説明しようか…小声で



「えーと、メイドのパンツを偶然見て何故かお○ん○んが上を向いたまま固くなるのは病気じゃないし、起きたらパンツが白い液体で汚れているのも大丈夫だから」


『そうなの?ショウ兄さん…』


「詳しくは、そのうち教えてあげるから」


はぁ…男兄弟が居ない事やエッチい本が無い世界は面倒だなぁ

そう思っていたが、3人の対応に忙しく大浴場の外に誰か居るのを気がつかなかった



『…お姉さんが教えてあげるから、ふっふっふ』



そして就寝だが…ダブルベッドに4人はちと辛いかも



-------------------



翌日、朝食を終えて朝の紅茶タイムだが

やはりロレッタの入れる紅茶は美味さが違うようだ


しかし…フレドリックは昨日より朝起きたらご満悦だな

夕食でも美味かったのかな、いやそうではなかった!


【マジックゲート】で3人をブルト王国はラーフェルス城まで送ったら

帰るときにフレドリックがコッソリと耳元で



妹妹メイメイお姉さんに…僕を男にしてくれてありがとうと言っておいてください』


いま顔面蒼白になった、妹妹メイメイお前は何をやったああああ!



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



『お風呂場の所で話を聞いていて、フレドリックの筆おろしを…やってみたくて、てへっ!』


「てへ!じゃねえぞ、やった事を全部吐けゴルァ!」


『ああああ!拳骨で頭グリグリは痛ああああい!』


それから、上から乗ったとか教えながら普通にやらせたとか…もうそれはそれは



『おぢちゃん、まさにエロ漫画そのものね』


『提督、これぞオネショタ…というには年齢が近いですよ』


『ショウ主席、意外とモノが太くて立派だから思わずコッチも昇天しちゃって』


「リアルな解説やめんかーい!ああ…向こうには秘密にしておかねば」


落ち着くために紅茶をクチに含んだ瞬間に



『ショウ、この件はダイアナ王妃に電話しておきましたよ…逆にウチのメイドでなくて助かったと礼を言われました、妹妹メイメイさんに宜しくと』


クチに含んだ紅茶は全てアンにぶっかけました



『パパー!きたなーい!』


「アンごめんねータオルもってこーい!」


『ショウ、あと…もしも妹妹メイメイが孕んだ場合は王女として迎えると言ってました』


『え、お腹パンパンになるぐらい放出されたから…ふふふ』


「でも12歳で出産は無いぞ、たぶん」


そこは天界で操作している、はず


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ