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異世界おひとり様自衛官  作者: 柊真琴
◆その10:ジョブチェンジ昇進編
155/189

【クワトロスクエア集合であります!】

『エリザベート様、はじめまして…ダークエルフのフレドリカと申します』


『お話は何度もしておりますが、実際に会えるとは』


『第3夫人のエリカといいます、フレドリカさんのおかげで、つわりが無くなって、ありがとうございます』


母上に姫様ズ及び愛人などがクワトロスクエアに勢揃いとは、ここへは愛人その他許可を出してあれば転移が可能だと事前に言っておいてよかった、会合用に大きい建物も作ってあるのでそこへ集合している

事前に料理や菓子などをシスターズに言って用意はしておいた


向こうでエルヴィーラを囲んで姫様ズが盛り上がっている



『初めまして、私が第1夫人のリディアよ…ショウを助けてくれてありがとうなのよ』


『元々は隣村の村長息子から婚約の破棄から始まった事なので、すいません…』


『それは今後の事もあるからいいけど、ここへ来られるのは愛人のみなのに、どうしてエルヴィーラさんのお母様も含まれるのか判らないわ』


『あ…それは怪我をしていたときなど色々な諸事情が多々ありましてえー』


エルヴィーラの視線が明後日の方向を向いている



『エルヴィーラさん、何事も隠して過ごすのは辛いですよ…姫様ズは寛大ですから』


茜がそう言うと



丈夫チャンフの行動は予想外ですから、どんな話が出てきても驚かないですよ』


春燕チュンイェンからも言われるが



『何もないですよ、てへっ』


エルヴィーラがそう言って誤魔化すが…キアーラがボソっと言った言葉にエルヴィーラは固まった



『エルヴィーラお姉ちゃん、フレドリカさんとおぢちゃん…契ったのね』


『ど、どどどどうしてそれを!』


『やっぱり、幼女の直感よ!』


舞がそこでツッコミを入れる



『やっぱり親子丼に走ってやがったか、ヤリ○ン提督が』


しかし、リディアが全員に



『みんな、怒ってはダメよ…これもダーリンのヤリ○ン絶倫男の宿命と思わなくては、まだフレドリカさんの夫にバレていないだけマシね』


『リディアさん実は、ショウ様とお母様の癒やしは…お父様の公認なんです、親子丼の事までよくご存じですね、でへへ』


『『『はぁああああ!』』』




「なんだか向こうの姫様ズが賑やかだな、そういえばジッチャンに呼ばれていたんだ」


皆にちょっと席を外すと言って真ん中にあるクワトロタワーから天界へ飛んだ



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



「ジッチャン、何か用?」


『だからいきなりジッチャン言うなと…まぁ座れ』


またが囲炉裏付きの和室に移動していた、今度は何故か自分の横に

時空神も居る…何があったんだ?


3人で茶を啜りながら創造神が一言



『ショウ…いや地上神、誠にスマン』


創造神が、ちゃぶ台の向こうで頭を下げてるよ

一体、何があったんだ?



『おじちゃん、これは私から説明したほうがいいと思うから…これは最初に創造神も気がつかなかった事だけど、私もちゃんと言ってくれたと思っていたから』


「何の事だ、はっきり言ってくれ」


『おじちゃん、このままだとマクリミナス家でみんなと居られるのは、あと5年が限界ね』


「なん…だと」


結局、地上と天界の「時間の流れ」が違うということ

今までは「普通の人」であるから問題は無かったが1度消えかけて地上神として

復活した為に時間の流れが地上で普通の人とは違い、神として「天界基準」になったから


年齢が1歳加算されるのに…地上の時間だと120年が必要、いつまでも若いから

地上で過ごすのは無理じゃないかと


補足すると、今回呼んでいるメンバー全員は眷属扱いなので

地上で年齢を経過していても、ここに来た時の姿は「いま現在の年齢」で若返るそうだ

120分の1の時間の流れだもんな、それよりも



「どーすんだよ!あのキリストだって…そのあたりがあやふやだな」


『キリストは確か時間跳躍の加護もあったから色々な時代に行って何かをやっていたそうだぞい』


「困ったなーコレはどうやってもバレるのは時間の問題だろう、いまクワトロスクエアに居る者に言うか…5年間、誤魔化して通すかのどちらかしか無い気がする」


『この際、お主にまかせるぞい』


『おじちゃん、地上神の宿命と思って諦めてね』



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



会合用の大きい建物にいま居る全員を集めて現在の立場と現状を説明した



『おぢちゃん!地上神というのは内緒にしておくという話じゃ無かったの!』


『キアーラはやっぱり知っていたの、んもー!』


『パパ…4歳でヤマトと楓からお父さんが居なくなったらどうするのよ!』


丈夫チャンフ宙夏そらなつ国の主席はショウ 天佑テェンヨウしか居ないのにどうするのよ!』


『主、これから孕ませて居なくなるつもりですか!』


『旦那様!私を妾のままで終わらせるつもりですか!』



「意外と言われまくるな…」


でもエルヴィーラとフレドリカの2人は別に何も言わない

どうしたのだろう?



『ショウ様、エルフはダークエルフもハイエルフも15歳を過ぎると年齢経過が減速するので…意外とみんな年を食ってますから大丈夫ですよ』


「そ…そうだったのですか」


『お母様の年齢、言ってませんでした?私は14歳ですけどお母様は256歳なのですよ』


『え、フレドリカさん…そうだったのですか』


『エリザベートさん、平均してみんな800歳以上は生きますから…だからエルフの森は普通に来てもらって大丈夫ですよ』


ダークエルフは長生きなんだなと思っていたらカーラとラーラが



『ショウ様、研究室に直接来て頂けるなら…全然大丈夫です』


『ちゃんと結界を張っておきますから』


まぁ直接テレポートなどで行けばいいけど、さっきから舞が何か言いたげだな



『提督、いきなり佐官から幕僚長に昇級した感がありますが…実は提案があるのですが』


舞に渡していた白いDE-78の画面を見たら、あれ?これって

前の世界にあったネタだな、この仕掛けは…可能なのだろうか



『これは可能だ、SAKURA2023を1台、コレ用に使えば何とかなるだろう』


「うわ!いきなり真横に出てくるからびっくりしたぞ」


『ショウ殿の前に居た世界で見た事があるから仕掛けは知ってるぞ、創造神が保存している予備の体も使おう…これから会議で方針をまとめるから』


そう言って消えたからリディアが



『ダーリン、今のは誰?』


「ああ、電脳神だよ…サーティとかを作り出した張本人さ」


『ここ、普通に神様が居るの!』



コレが成功すれば、時差をチャラに出来る…はず



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