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異世界おひとり様自衛官  作者: 柊真琴
◆その10:ジョブチェンジ昇進編
147/189

【何故か前線基地であります!】

「クワトロスクエア…って、何ですかここは?」


電脳神と機械神や創造神にその他諸々が広大かつ大理石のような床に立って

ぼーっと回りを見ている状態です、天界からクワトロスクエアと言った途端に飛ばされたわけで、この先どうすればいいんですかと思っていたら創造神が



『えーと、ショウ殿が地上神というに部署についたわけだが、毎度何かあったら天界に戻るとか面倒じゃろうと思って中間点を作ったのじゃよ、ここでは体が無くても実体を保てているぞい』


「え、いまここに地上から誰か来ても触れることが出来ると…でも今は何も無いですよ」


『実は電脳神と協力して作って、内務班と呼ばれているモノを全てまとめてここに移動したのでぇーす』


『そう、機械神は工作室を作るのにここの厚みを高さ1000mまで厚くしたようだが…私が担当のSAKURA2023も中心部の四角い塔の下にあるぞ』


電脳神が言う方向を見たら確かに四角い塔が立っている、高さは200mぐらいか?

面積が100mを2倍したぐらいなのでビルにも見えるが…あ、一部が開いて誰か出てきた


一列に行進状態のシスターズは初めて見た、ナインを先頭にして一番後ろがシスターというのも凄い



『マスター、色々とお疲れ様でした!』


「シスター、帰ってきたよ…心配かけた」


『マスター、イレブンです…月光及びワルキューレなど全て専用ドックが割り当てられいつでも出撃は可能です、マクリミエースの整備もここで行います』


「そうか、よろしく頼む」


『マスター、ベリィです…ここの位置している場所が高度12000mなので下側がマイナス52度というのもありRA2 industryの総合型天然冷凍倉庫も兼ねます』


「そんな高度に浮いてるとは」


『マスター、イレブンです…CICはSAKURA2023の設置場所近くにありますが、簡易型の通常監視室が四角い建物の最上部に出来ました、部屋が明るいですよ』


「そ…そうなのか」


『マスター、サーティです…ここは中間地点なのでマスターが許可を出した人は念じたら誰でも来ることが可能なようですよ、妾でも愛人でもおっけーですよ!むふふ』


「いいのかよそれ(と創造神の方向を見たら思いっきり頷いてるし)」


『マスター、ナインです…松の加護で出来た部屋は全て四角い建物に階数ごとやフロア別など各所へ分散配置になりました、内務班のベットのある部屋も増えてますよ』


「内務班ベットも増えたんかーい!」


『マスター、セブンです…ここは1キロ圏内しか視認出来ないように特殊結界が周辺に張ってあるそうですよ、この上部分は温度や湿度が維持されているそうです』


「おおう!居ないと思ったら気配を消していたな」


創造神が来て



『えーとな、ここには地上神が作りたいモノを念じたらその通り作れるからやってみれ』


「そうですか、まずは大理石ではなく石畳と芝生の道路と小さめの小川とログハウスがあれば…出来たあああ!」


湧いて出たように作られたらびっくりするわ、創造神というのはこのような気分なのだろうか


そして集会場を作ったり公園を作ったり…端に滑走路を作ったりと面積が真四角な4kmの空間なので余裕はあるわ、これも訓練の一環らしい

そして創造神や電脳神に機械神からの座学を集会場で受けながら夜になり天界で宴会

神酒にフルーツは合うのか



--------------------



『あー体のほうは明日の昼ぐらいに出来るけど、明後日の朝まで戻れない決まりでのう』


「色々とすいませんねえ、お手数をおかけします」


『創造神様、うちの旦那が色々とお手数をおかけします』


「って、キアーラ!何故に居る…またマクリミナス家で騒ぎになるだろうが」


『もう部屋で寝た事になってるからいいの!それより…そのヒザの上に居るのは誰?』


「こ…これは天気神でまだ5歳だからって、キアーラにビビって自分に顔を埋めて抱きつくな」


『おぢちゃん、さすがに天界のロリコン神でもまだ契ってないわね…天気神、ちょっと話があります』


「こらー!天界のロリコン神って勝手に名称を作るな」


創造神の特殊加護を受けたキアーラは抱きついていた天気神を軽く引っぺがえして抱えたまま宴会場の角へ連れて行った、さすがに時空神と車両神も殴り合いはヤバいと止めに行ったが


4人で何か話し合いをしてるよ、嫌な予感しかしないが…全員が帰ってきた

天気神とキアーラが手を繋いで帰って来ると年齢が近いから見栄えがいいな



『おぢちゃん!年下の天気神を殴ると思ってるの、もう』


「いや、キアーラが怒っているのかと思ってさあ」


『今後のおぢちゃんへのご奉仕の度合いについて話していたのよ』


「ご奉仕って、おーい」


『さっき時空神と車両神と契ったのは聞いたわよ…車両神のおっぱいに釣られたのね!天界でもヤリ○ンなんだから、5歳の天気神に契るのはロリコン神でもダメよ』


「こら、勝手に神の名前を捏造するんじゃない!創造神が聞いたら怒るだろうが…って人の方を見ながら指をアゴに当てて何を考えてるんですか」


上を向いた創造神から洒落にならん言葉が



『よし、地上神…別ネームはロリコン神な!賛成の者はグラスを上に掲げよ!』


うわあああ!他の神から賛同率100%かよ…詰んだ



『だってなぁ…創造神と性事神以上に天気神を手なずけたのは、地上神のショウ殿だけだし』


『その2人には抱きつく事は無かったのに…まさにロリコン神と言ってもいいだろう』


「くっそう…戦略神と戦神から言われたら返す言葉が無いわ」


椅子に座って神酒をヤケ飲みしていたらキアーラが来て



『おぢちゃん、明日もあるから私は帰るわね…天気神、さっきの話はそーゆー事で』


ボワっと輝いて消えたが、さっきの話って何だ?

座っていた自分に跨がるように天気神がよじ登ってきて抱きついてきて耳元で



『さっき、キアーラお姉ちゃんが…お尻は契ったうちに入らないから、おぢちゃんに場所限定で契ってもらってもいいよと言っていたから』


神酒で虹を作りました、エロ幼女の記憶力ハンパねえわ!

それだけは死んでも避けるぞ



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



最終日、前線基地となるスクエアクエストも村というか小さい街みたいになってきたな

長さが4キロずつあるので全て自動で走る箱みたいな車や果物などの植物も用意した


真ん中にあるタワーに行ってみるか、クワトロタワーと呼ぶべきか

四角いから、真ん中に丸いエレベーターじゃない…入って念じたらそのフロアへ飛ぶやつか


最上階のCICルームへ、subCICと書いてあるが窓もある部屋か

モニターの数と床の大モニターやその他は変わり無いか



『マスター、王都及び宙夏そらなつとインドルティナと共和国など、目立った変化はありません』


「そうか、イレブンもご苦労さん」


『内務班に行ったら誰か来ているかもしれませんよ』


「そうだった、部屋が増えたとか言っていたな」


転送エレベーターに乗り内務班フロアと念じたら、中間層かここは

廊下が明るくなってるわーベットのある部屋が1つから3つに増えてるわ

食堂に行ったら誰か居たりして…あ!



『提督…ショウさまああああああ!』


『主!ご無事でしたかあああ!』


「舞、茜!久しぶりだなあああ!」


おお!感動の再会で抱きついて来るか…甘かった


蹴りとグーパンが同時に飛んできて食堂のテーブルと共に飛ばされ椅子が一緒になぎ倒されました



『…どれだけ心配したと思ってるんじゃああああ!』


『いきなりゲームオーバーとは、どーゆー事だクソ提督!』


一緒に飛ばされ重なった椅子とテーブルに埋もれながら



「お…お前ら、この空間は痛くないからいいけど思いっきりやりやがったな」


『え、主…痛くないんですか?』


『それよりも、内務班に窓が出来たりして明るくなってますが…景色も見た事が無いし、ここはどこですかあああ!』


「えーと、説明すると長くなるのだが…」


ここがクアトロスクエアという場所で、戻れるのは明日だが能力が超マシマシになるのとキアーラも神と魔王の能力付きでお目付役になっているというのと


自分に立ち入り付与の権限があるので、ここへ姫様ズ及びマクリミナス家の主要人物と愛人などが来られる事になるという話をした



『内務班は特能トリオと特能ブラザーズ限定ならいいですが…また春燕チュンイェンが隠していたとか言って怒りますよ』


「クワトロタワーは薬神や医神などの部屋があり極秘事項も多いから、ここは特能6人衆とキアーラ以外は立ち入り禁止にしよう」


『提督、特能メンバーとマクリミファイブ限定に広げてもいいような気がしますが』


「そうか、リディアだけ抜きになるな…これは難しいものだ」


PX付随のコンビニで買った煎餅と急須でお茶を入れて今後の事を3人で話す

間違いなく残りのメンバーからも蹴られる可能性はあるだろうと

明日、戻ると言っておいてくれと頼んで…地上用に作成された自分の体を見に行くか



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