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異世界おひとり様自衛官  作者: 柊真琴
◆その9:隣国突撃編
134/189

【歴史の第一歩であります!】

王都、グランアレクトル城へ報告に来ています


すでに王都用へシーケンスを組み直した双円錐体の浮かぶ移動式監視カメラ

『アマデウス』長さ50cm赤道面積が半径15cmの透明な筐体だが

下にドーナツ型360度監視カメラと電撃を飛ばす仕掛けがありAIで犯罪行為を判断したら犯人へ先端より電撃を飛ばしそのまま高く浮き上がり

上部の赤と青の点滅灯で位置を知らせる、普段は光学迷彩機能で姿は見えない

コレが12機配備されている


見回り用の電動3輪車も16機ほど配置しました…車両神しゃりょうしんが資料を出してくれたのでよくピザ屋の配達で見かけるジャイローキャノピーを電動化して後ろの箱へ消火器や救急箱にロープを搭載し2交代にするために乗れそうなのを32人抜擢…舞やテラやヘイハチと地獄の特訓の成果で無事に乗れるようになる

あの電磁ロッド付き警棒も腰に付けて持たせているので乗車には邪魔にならない


キャノピー型なので屋根の上に赤と青のパトライトとサイレンは付いている


ヘルメットも個人に1個ずつ乗車時に被って乗せるようにする、それが鍵の代わりになるのとカメラと通信機が付いているのでグランアレクトル城にあるアマデウス監視センターと連携が取れるようになっている



「今回はちゃんと国王様の所でも見られるように壁へモニターを付けましたから」


15分割された電動3輪車から乗車した視点からのカメラモニターと

アマデウス位置情報が映っている、地図の周りにカメラからの動画が映っているので面白い



『凄いモノだな…って、表示が赤くなって1台作動してるぞ!』


「モニターが作動してますね、路地でモノ盗りですねー近くに居た3台が向かってます」


『下に別な地図が出ているが、あれは何だね?』


「電動3輪バイクへ地図と現在地が出るようになっているのですよ、そのためにメーター部分は改造してテレビモニター並みに大きくしましたから」


『ショウ殿は凄いな、それで…もうひとつお願いがあるのだが』


「何ですか、これ以上の嫁は無理ですよ!」


『妾も愛人も無理なのは判っておるわ!この間は例の大きな空飛ぶ乗り物でシックビアンカから王都まで馬車だと2日かかるのを1時間30分で来たと言ったな』


「はい、それぐらいの速度が出ますから」


『えーと、ショウ殿が地下に所有権を持っているジャスティレル、そして服飾と繊維が有名なライフリアという街がある、シックビアンカから馬車で4時間ぐらいかな?』


「あ、最初にリディアが嫁入り用の服を買いに行ったところか」


『それから以前にショウ殿へあげた山と湖付きの土地があるけれど、その山の向こうにフィレオという村があるのだが、そこは農業と高い山にて金と銀を採掘している…ドラゴンのいる山だと掘ったら危なくてな』


「ああ…あの山と山の間にあった村か、それが何か?」


『シックビアンカ・ジャスティレル・そしてライフリア・フィレオの公爵や伯爵城や村長の土地まで郵便物や小包などを1日で運んでくれんか、それとフィレオから距離があって何度か盗賊に襲われて今後も心配だからフィレオから金と銀も王都に運んでくれないか』


「…はぁあああ?何でそんな事をしなければならんのですか!」


『いや、王都からの郵便物はよく現金や宝石もあるから狙われるのだよ、距離があったら危なさが増すのだ、あと急ぎの書類とかもあるから…シックビアンカの方向は王都から一番離れていてフィレオは王都だけど遠すぎて月に2度しか行けないとかだから考え無くてはいかんのだ』


「確かに、あの山と山の間はどうやって行くかわかりませんからねぇ」


『実際に王都から行って…何人か帰ってこなかった』


「なんですかそれは、未開の地じゃないですか!遠いのはフィレオだけか、そこだけ別に〔タイフーン〕を飛ばすとして〔マグナム〕1日1往復としても人が居ないわ!」


『人員はそっちで確保してもらうしかないな』


「ならば、国王様にこっちからも条件があります…」


『なんだね、また紙一重の話か!』


完全にビビってますバートランド国王



「フリーダム国と、同盟を結んでください」


『…ショウ殿、何の冗談だ?フリーダム国は共和国の1つだろ!』


「この間、ファーマ公国へマジックゲートで連れて行ってジュリアへ会ったついでにホルスト公王と同盟を結んだではないですか」


『あれは同盟を結んでいない所へ娘を嫁に出すわけににはいかないし今後は国交を持たねばならないのと…ショウ殿もホルスト公王とフリーダム国と同盟を結んでファーマ基地だとかシックビアンカもしくは王都経由で1日1回だけ人も乗れる定期便とか、コッソリ話していただろう』


「げ…バレてた、あれはメロン食いたいとかホルストが言うから」


『ショウ殿、王都を飛ばしてファーマ公国と共和国7番目のフリーダム国はいいが、王都とフリーダム国は同盟を結んでいいのだろうか?』


「いや、フリーダム国は共和国の運営会議は出ない関わらない、非常時の時の支援のみ、王都へ進軍は無し…ほぼ独立国状態じゃないですか、共和国と言っても唯一ギルドがあって王都の案件がこっちでもあるのですよ、それに同盟を結べば警戒範囲と巡回エリアに入れておけますので見回りが出来ますよ」


『ううむ、確かにそれで前は助かったのもあるからな』


「そうしておけば…自分の亡命確率が減りますよ」


『ぐぬぬ…相変わらず痛いところを突く、執事を呼べ!』


立派な革張りのファイルに紙を貼って、同盟合意書にサインをして握手を交わした

しかし中には「同盟は共和国の全てではなく王都は7番目のフリーダム国のみと結ぶものである」と書かれている


『やはり、今までと変わりが無い気がする』


「いや、これでRA2 industry王都出張所が出来ます…紅茶を運ぶのが楽になる、その前に誰か人を何とかしないと」


当然のようにロレッタも居るので2人でクラウディアメイド長へ頼みに行って交代で出張所の人員は確保出来たのとグランアレクトル城の近くに物件も確保出来たので上々です

城でライフリアとフィレオについて調べたら、シックビアンカよりも街がデカい

倍はあるなコレは…フィレオは200人は居ない小さな農村と鉱山か、道路地図が無いので空から行くしか無いか、事前に偵察だなコレは


-------------------



久しぶりだな王都の研究部屋、ワークステーションも久しぶり

ライフリアでドレスか…アリスにも買ってやらないとな、そろそろアイリス嬢の機械から補充コールが入るはずだろう


お、誰かドアをノックして来た…判ってるけど



『ショウ様、お茶をお持ちしました』


「ロレッタ、ありがとう…うん、やはり専属でよかった美味いわ」


『今日は、入れてる時にお尻を触らないのですね』


「勢いとはいえ、王都とフリーダム国が同盟だよ…部分的だがついに王都と共和国が、今になってビビったのか震えが来てるな情けないわ」


『いま…何といいました!』


何があったか話したらロレッタ座り込んで顔を覆って号泣



『ショウ様!今日は歴史に残る第一歩を成し遂げたのですよ…その近くに居られるだけで、ロレッタは幸せです』


「ロレッタ…」


『ショウ様、ついでに私にも何かを…さぁ!』


「ロレッタにも何かをって、それじゃベットへ行こうか」


そこは公認の愛人だから遠慮無く、サイレントウォールの結界はかけておこう

久々の研究部屋だから全力でいきました



『ショウ様、今日は4回も気を失いかけました、壊れますよ…もう』


「久々に気合い入れてしまった、さてシャワー浴びて帰るか」


『今日は満足度がマシマシですね…4回も満足しました、ふふふ』


「帰ってから嫁連合の視線が怖い…」



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



Seven Fast Cargoセブンファストカーゴを作って王都と

シックビアンカを拠点にして陸路でジャスティレルとライフリア、空路でフィレオに1日1回郵便物を運ぶ事になった、土日は休みにするが…何でこうなった状態だが代わりに王都とフリーダム国限定で同盟が結べたと、母上が聞いた途端に固まる


『もう1回言いなさい、ショウ…』


「だから共和国7番目限定ですが王都と同盟が結べて…うわっぷうおおおお!」


久々に抱きしめられた勢いで巨大ロケットおっぱいに頭が埋められました



『こんなに早く実行するとは思っていませんでしたよ!本当に公爵家では出来ない事をやってしまうとは』


嫁連合全員がぶっ飛んできて



『お母様!それぐらいにして、後は私たちにお祝いさせて…亡命騒ぎで現場に行ってるのは私たちなのですから』


こーゆー時のリディアは発言権があるな



『あ…つい嬉しくて、ショウはこれからどうするのです?』


「とりあえず操縦者や機内や地上作業員の募集ですね、高いところが苦手ではなくそこそこ根性が座っているのは…西区へ行ってジョニーに選抜してもらうか、ファーマ公国からもホルスト公王経由で募集するかですよ」


『ところでさっき王都から2人で一緒に帰ってきた時、ロレッタが洒落にならないぐらい満面の笑みで帰ってきて…ダーリンまた向こうで思いっきり契ってきたわね!』


「王都はこっちと違って別だからまあ」


『ダメ!今日は言い訳禁止!今日の夜伽抽選で当たったら、割増ね…ふふふ』


うわー7人全員で揉み手で接近するのは禁止!

というかキアーラはまだ夜伽に関係ないだろ



『相変わらずね、ふふ…私も夜伽抽選に参加したいわ』


『お母様!冗談でもそれは言わないでください!』


リディア、涙目だぞオイ


-------------------


翌日、無事に朝を迎えられました


『パパ、おはようございます…ふふふ』


「エリカ、もう夜伽が限界だと思うなぁ…この世界の妊娠過程が判らないがコレはひどすぎる」


『たまに張ってくるのよねー絞ってくれる機械か何か、パパ作って』


「大きさに比例して噴出するのは、エリカは牛ですか」


シーツ全面が濡れてベタベタなので2人で部屋に付いてるし風呂へ直行しますが

それが汗ではなく母乳だとは、生まれる前からコレですか

早速KIX-015で発注する、ガラスとゴム製の手で吸引する装置と離れていても転送され冷蔵庫のビンに飛ぶ仕掛けでいいだろう、それは採取してどうするんだ?


-------------------


朝食後のリビングで姫様ズにテラとヘイハチ兄にソフィアと、ヒルダとヒルデは学校へ行きました



『そうねえ、生まれる前からおっぱい出まくってるわよ』


母上の一言で、この世界は大きさに比例してそうなるのかと納得できた



『張って大変な時はメイドに絞らせてたわね、3人がかりで大変だったわ』


上に虹が出来るだけ紅茶を吹きました



「なんか判ります…その大きさだと大作業になるでしょう、AI内蔵の吸引器も作らせよう」


『兄者、前の世界は乳母というのが居ましたね…乳を飲ませる専門の人が』


「まぁ、出ない人も居るからそのような人が近くにいれば助かるよな、まして戦時中だと」


ロレッタが紅茶を足しに来て



『そういえば、ショウ様の部屋のシーツを取り替えにカナンが乾いてゴワゴワに固まりまくったシーツを前に自分まで固まってしまいメイド控え室で伝説化しかけてましたが…今の話で謎が解けました、ショウ様の股間から噴出しまくった体液だと思ってビビったそうです』


姫様ズ全員が紅茶を吹いた



『いくらダーリンがヤリ○ンで絶倫でも、そこまで勿体ないことはさせません!』


「リディア、絶倫という項目が増えてないか?」


紅茶を飲みながら次の計画を考える


実際にシックビアンカからの道のりを計るためジャスティレルとライフリア

そして空路でフィレオとついでにアルヌール帝国も行ってみたい


その前に人選とかファーマ基地には入れ替えで削減した2人乗り〔セイバー〕6機と

1人乗り〔アーチャー〕6機を回せるのと〔ライダー〕も削減した1機回せるが

計算したら偵察警戒用の〔ライダー〕だけ1機余るからどうしたものか


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