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異世界おひとり様自衛官  作者: 柊真琴
◆その9:隣国突撃編
129/189

【静の配置と魔族巡回であります!】

ロレッタ・舞・自分と3人で解決報告のためにグランアレクトル城の国王執務室へ直接テレポートで現場から来ました



『そうか、犯人は2人で機動捜査班権限にて死罪という事にしたのだな』


「はい国王様、爆死したと思います」


『仕事をしてもらってすまない、そういえば以前に渡されたヘイハチ殿とテラ殿の写真付き身分証だが割り印を押してあるので持っていってくれたまえ』


王都の割り印が入った身分証を2枚受け取る、これを後からバッチ入りで作れば機動捜査班の身分証が完成するな



『提督、これで王都機動捜査班が6人になるわけですね』


「ああ、出来れば出動しないほうが良いのだけれど今回みたいなのが案件になるだろう」


『ショウ殿、このような犯罪を未然に防ぐ手段は無いのかね』


「王都は外から人の出入りが多いし建物と道が入り組んでいて王都警備隊も人数が多いけど見回りには限界があるでしょう…何か方法を考えてみますか」


『提督、王都子爵としても色々と大変ですね』


「いくつか案はあるんだけどね、とりあえず屋敷に戻ろう」



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



戻ったら副公爵のサポートとしてアンドロイドが1体到着して長椅子に座っていた

今までのとは違い、色々と調整が手間取っていたらしい

前に来るとは言っていたので


『はじめまして、しずかと申します、これが仕様書です』


・手足のグラビティユニットで物を持ち上げたり防御が出来る

・グラビティユニットで飛行が可能

・魔法陣「物体防御」と「マジックリバース」装備

・マップ位置や目視観測で自由に転移が可能

・目に暗視装置付き

・目に望遠機能が搭載

・グラビティ撹乱効果で光学迷彩が可能

・クチから火を噴いたりが出来る

・右手指に熱線レーザー搭載

・右手には超音波カッターが付属

・ボディがHSMC仕様なので体を瞬間的にミスリル合金化に出来る


・超空間通信チップを2個搭載しているが、片チャンネルは常にSAKURAシステムと通信状態なので通常型と変わりは無い


・嗅覚と味覚及び聴覚で絶対センサー搭載

・寝るときは棚の上とかでもスリープ状態で休める

・通信チップ2個と動力がツインドライブのためOS5.5に書き換え済み

・サティにも搭載されている封印X型クアッド マイクロ魔道炉が2機搭載されている

・出力は15万馬力×2基分で30万馬力が合成して出力される



『正式名はSAKURA17SIZU2KAです、筐体互換機という形です』


「ツインドライブで腕の魔力砲が無しって、絶対他に何か機能があるだろ」


『さぁ、静は知りません…前髪の長い部分を縛っている左右の赤い髪留め2ヶ所はアンテナ兼インジケーターですよ、ヘイハチ副公爵様、今日から宜しくお願いします』


肩の後ろまでの黒髪ストレートヘアーで前は横にやや長めの髪を楕円形の髪留めで止めている、ヒザまでスカートの普通のメイド姿だが、あのクアッドマイクロ魔道炉を2個も載せて何も無いというのが何か引っかかる


『おぢちゃん、サーティと並んだら同じ顔ね』


「キアーラ、それはどっちの前でも禁句だからな…静、今後はヘイハチ副公爵のサポートを頼む…あと一緒に携帯端末も頼んであったのを持ってきてくれたかい?」


『はい、シスターから来る際にヘイハチ様とテラ様の分を持っていくように言われております、あとショウ様の設定を変えてあるそうです』


静から端末2台を受け取る、クリーム色のボタンのある版面が黒いがAA01がヘイハチ兄でAA03がテラ弟というようにしてある、自分のはAA02でも今まで通り0000でも繋がるように設定が変わっている


「はい、ヘイハチさんとテラさんに渡しておきます…これで連絡せずに怒られないで済むはずです」


『昔は線が付いていたけど…技術は進歩するものだな』


ヘイハチ兄が手に持って関心していると



『今後はどこに居ても呼び戻されそうな気がする…』


テラ弟がそう言うのもわかる気がした、後ろでソフィアがニヤついています

明日はギルドマスターとして「ジャスティレル」へ視察へ行くのとデビシング本社へ行く用事があるんだよな


静は普段ヘイハチ副公爵の業務を優先するがサーティと同じで屋敷全般の連絡や

ガードなどを行う事がある、地下ワイン貯蔵庫へ行く手前にあるTVCS表示装置付き会議室の中に3人分の執務室は並んで作成してあります

これで執務室での書類処理は自分はロレッタが付いてヘイハチ副公爵は静が付いてテラにはソフィアがサポートする事になるような気がする


-------------------


『おぢちゃん、朝ご飯だよー』


「お、キアーラはどうやっても入ってくるな…って目の前が真っ暗で息苦しいと思ったら」


『むっふっふ、ダーリン、お・は・よ!昨日は久しぶりだから凄かったわ』


「だからと言って上から全裸で顔面おっぱい挟みするとは…朝飯にするぞ」


『キアーラも夜伽の抽選に参加したいわ』


『無理よ、6歳じゃまだ体が出来ていないわよ、食堂に行くわよ!』


ああ、先日の王都であった幼女強姦事件を思い出す…キアーラしばらく無理だぞ

朝飯を食べたらジャスティレルに行ってこよう



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



『ジャスティレル副ギルドマスターのフォルカーです、ショウ様よく来ていただけました』


「いや、様子を見に来ただけだから…仕事に関しては全く判らないし本部からギルドマスターを言われただけなので」


『…下の魔族は本当に大丈夫なのでしょうか?』


「これから見てきます、ここの地下は国王様から所有権を譲渡されてます」


ダンジョン自体は横へ拡幅したのもあって繁盛しているようだ、そうでなかったら困る


-------------------


【テレポート】して現場に来たら本当にダンジョンから4階は採掘場兼ゴーレム作成工場なのは変わりなかった、そして作業しているのはあの時に人族をさらってブチ殺そうとしたの魔族のままだった、さすがデビシングの人事課だな



『な…なんで人族がここに、殺せ!』


「なんだと、デビシング特別取締役にその言い方は何だ」


社員証を見せると魔族が直立不動になって固まった



『あ…貴方がここの所有者のショウ取締役!失礼しました!』


「お前、あの現場監督とあいつとあいつ…ここへ呼んでこい」


『は…はい、わかりました!』


指示をした3人がやってきた



『ここの現場監督のドレモロと部下の魔族2人です…どうしました?』


「あーお前ら、さらってきた人族を殺すとか女は魔族王に差し出すとか言いたい放題言ってくれたよな?」


『え…ど、どこに証拠が』


VR操作型カメラで録画した動画を音声付きでDE-78銀パッドを使って見せてやる



『すいません!私は悪くないんです、現場監督に言われたんです!』


『これは会社の指示で…』


「いや、会長であるエヴァンドロの話では現場が勝手にやった事と言っていたから、完全に捨てられたぞお前ら…という事で、ここから掘削中の場所まで落としていいか?」


『勘弁してください!監督だけにしてください』


『俺は台の上から言っただけだ、殴ったり蹴ったりしたのはお前らだろ!』


「うーん、ちょっと魔王に聞くから待ってる」


『『『魔王!魔族王じゃないんですか…魔王と話が出来るんですか貴方は!』』』



携帯端末から666を押して魔王を呼び出す



「あー魔王ですか、ここに人族200人の殺人未遂犯が3人居るんですが…」


『ショウ殿、いま動画も見ていたが…発注を急ぐあまりに人族をさらうわ殺人予告に暴力など、納期にまだ余裕があるのに魔族が何という不祥事を、3人ブチ殺される前に私がこれから決着をつけるからそれで勘弁してくれ』


「わかりました、魔王様がそう言うならそれで手を打ちましょう」


3人に魔王が決着をつけると告げると…掘削された天井がバチバチと音を立ててドス黒い空間が広がり鉄色のゴツい腕が伸びてきて爪が伸びた大きな手で


現場監督がムンズと掴まれてゆっくりと別空間へひきずり上げられていった

監督の絶叫と悲鳴が凄かったけど、空間へ引きずりこまれてからまた手が出て来たからあと2人も別空間送りかとビビりまくっていたが…自分にサムズアップして手が戻っていくのはどうかと思うぞ魔王


と思ったらすぐ魔王から連絡が来て、1週間ほど魔王が本当の地獄を見せて現場に戻すから安心してくれと伝言を現場へ言ってくれと頼まれる…社会復帰出が来るのかそれって?

ゴーレムの作成発注書を見たら、人族からの依頼は無いようなのでデビシング本社へ行ってみよう



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



久しぶりに魔族都市へ来たが、デビシング本社でかいなー

魔族王の城の比じゃないわ…特別取締役の社員証があるからフリーパスで入れる



『いま連絡が来て、新しい監督を現場に送ったんだが…何があったんだ!』


魔王の手が伸びて現場監督が地獄送り1週間の刑にさせられてるのを説明した



『魔王と直接会話が出来るのを知らなかったわ…お前さんを敵に回したくは無い、今日は何の用だ?』


「こんなモノを作れないかと思いまして」


『掘削代金を半額にする約束で当社にて依頼されたモノを作る約束していたのだよな、どれどれ…こ、これは!』


1人乗りの正方形の箱型で上部から椅子に座って乗り腕が横から2本伸びていて下に腰から足まで付属しており歩いたり走ったりが出来て不整地でも腰部分が前後左右に屈折も出来るし上下にサスペンション効果もあるのと

箱部分が腰を軸にして左右へ向く、箱の後ろ側に駆動するための動力部分やジャイロパーツが必要だが、その動力部ユニット左右の端部分に掘削用アームや高所用ワイヤークレーンパーツも増やす事が出来る


前側にはライトも当然付けて夜間も使えるようにして鉄枠を上に付けて金網とライトを搭載したら鉱山でも使える、全ての操作は「あのゴーレム操作用の丸い玉2個」で可能


「これ、下を足ではなく無限軌道にしたり腕をドリルやハンマーに交換したりしたら汎用製がありますよねって…会長どうしました?」


『ショウ殿、このアイディアを売って!』


「は?」


『これは売れそうな気がするぞ、ゴーレムの応用だし乗用なんて初めてだ』


「じゃあ、好きな金額とコレの第1号機でいいですよ」


『すまん、気持ちの金額と1号機を渡す…改良点があったら新型に変えていこう』


動力部に大きいカゴを付けて山間部の鉱石発掘やカゴではなく水平ジャイロとサスペンション付きの豪華な2人乗りで着座位置の高いシートを付けて補助アームで下から持ち上げて装着するようにして観光用にとか話をして用事を終わらせる


本社の用事が終わったから…そうだ、久しぶりに魔族学校へ寄っていこう



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



直接カーラとラーラの研究室へ来てしまった、カーラが机でプリントの採点作業をしている、先生してるなー


『あ、ショウ様あああ!』


いきなり抱きつき舌入れぶっちゅをかまして来ました



『今日はラーラが授業中です、久しぶりなので我慢が出来ません…カーラにいっぱい注入してください』


注入って…しっかり奥のダブルベットで2回も契ってしまいました

初めてです、カーラがヨダレ垂らして果てたのは

カーラ、いつもと違う雰囲気なのは気のせいか?


『もうショウ様を体が色々と覚えてしまいました、むふふ』


「すげー言い方だなそれは、そういえばこんな肩書きが増えたぞ」


『…デビシング特別取締役って何ですか!ショウ様についていきます』


「そんなに凄い会社なんだ」


ラーラが授業が終わって丁度よく帰ってきた、ラーラにもデビシングの社員証を見せると



『ショウ様、デビシングは魔族で就職したい企業ナンバー1なんです、そこの特別取締役ですか!』


「エヴァンドロ会長と色々あってね」


『ショウ様は凄すぎます、お姉ちゃんともう契ったのは見て判りますからご無沙汰なのでラーラも契ってください…奥のベットに行きましょう、でへへ』


やっぱり今日の魔族姉妹はおかしい、ラーラで判明した

アヘ顔ダブルピースなんてこの世界に無いわ!


2人から聞いたら、どうもコッソリ屋敷のPP-500を使ってキアーラが手書きメモをここへ送信していたようだ、天才幼女の記憶力は油断できないわ


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