【ジュリアの嫁入り先であります!】
自室で創造神に連絡中です
『おー上手くいって何よりじゃのう』
「コレは恋愛神も絡んで仕組んだシナリオだろ…」
『2人は時空嵐で巻き込まれて遭難の結果、流れ着いて破壊兵器の原因になる航空機の技術提供をしたので元の世界の記憶を消して再度違う世界に転移させるか、神雷を落として抹殺するのかと色々な意見が出て神界でもモメまくったんだぞい』
「そこまで話がこじれていたのですか…申し訳ない事を」
『今回の2人は特殊な事例なのじゃ、そこにお主を破壊神が原因解決で送り込んでしまったから抹殺や記憶消去は出来なくなってしまい悩んだ挙げ句コレしかなかったという事になったのじゃよ』
「色々と面倒をおかけしました、面倒ついでにもう一つ…2人へ舞と同じように武器の使用と能力添付をお願いします」
『70年前でも2人ともお主と同じような軍人じゃな、わかった…武器の使用許可と嫁さん連中と同じようにしておくから、その時代の軍人は日本刀を持っているから剣神と銃神とワシの加護は付いたぞい』
「ありがとうございます、こことフリーダム国など3人で動き回る予感がします」
『これでお主の忙しいのが緩和されたらいいのだがな』
2人には
【固有能力】
・念動力(限定5t)
・暗視眼
・物体透視眼
・特定聴取耳
・マジックゲート
・テレポート
・光学迷彩
・5秒間動作「超加速」
・サーチ検索
【特殊能力】
・鑑定眼
・格納箱(30個)
・衣装変換(30個)
・念話(上級)
『体力や記憶力と反射神経も2倍に上がっているぞい、それと飛行神の加護は大まかに判ったぞい…まさか真空まで作れるとはな、相変わらず何も言わず出かけたままだから詳細は判らずじゃよ、奥が深いから探求してくれ』
「ははは…武神にまで【武術伝承】の上級をコッソリ付けて貰えてるとは思いませんでした」
『アレはお主がすでに持っている固有能力の【技術搾取】と【記憶拝読】が特級なのに、そこへ【武術伝承】の上級を付けたらどうなるか判ってるのかと正座モノで怒った所じゃよ』
「ど…どうなるのですか?」
『【武術伝承】と【技術搾取】【記憶拝読】の組み合わせ副作用みたいなものでな、意図的に触ったり握手をしたら何の技術があるか判って、絵画や音楽に料理などのプロの技術を一瞬で複製し自分のモノに出来るから注意してくれ』
「マジっすか…そこは発動しないように注意します、今回のは本当に予想外でした、ついでに恋愛神はいますか?」
『いるよ、ちょっと待ってな』
今回、結構絡んでるだろうなー恋愛神
『シモシモー幼女を手込めにするのが好きなショウ様!元気ー?』
「…電話切るぞ、このやろう」
『ああああん!ウソウソ!何の用?』
「ソフィアと江田寺少尉のシナリオなんてよく思いついたな」
『あれは3人が屋敷に着いてから慌てて作ったから時間が無くて大変だったのよん、それでも何とか間に合わせたからセーフよん!』
「よくあのウマ並に対する資料とか見つけたねー大変だったろ」
『ショウ殿の前の世界に色々あったから拝借したのよ、おかげで早く出来たわよ!』
「恋愛神、一体何を見たんだ…」
『えーと、前の世界で1冊あたり銀貨1枚分で結構資料になるものがあるのねー』
「それって、もしかして…」
『参考にしたらもう必要は無いので、そっちに送ったから読んで楽しんでねー』
「おい恋愛神…電話を切りやがった、ってベットの上にあるし!ブ厚いエロ漫画単行本、本当にコレを元にシナリオを作ったのかよ」
ともかく能力の件を山田平八郎改め「ヘイハチ・マクリミナス」と
江田寺一改め「テラ・マクリミナス」に言わなければいけないな
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「マニュアル送付!」
朝食後、リビングにて3人でヘイハチとテラ2名に能力についてのマニュアルを添付する
『ショウ中尉、これは人知を越えた能力だと思います』
「テラ少尉もそう思うか、後で渡すモノもあるから」
『3人で話すときは、慣れなのか階級があったほうが落ち着くかもしれません』
「ヘイハチ中尉もやっぱり気質が抜けませんね、記憶力と反射神経も倍になっているので暗算速度も上がっているはずです、あと一緒に専用機の操縦マニュアルも送ってありますが判りましたか?」
『判りました、名前がいいですね…ゼロ・ファイターですか』
テーブルを囲み3人で話しているとサーティが1枚の紙を持ってきた、リビングのPP-500から排出されたモノだと思うが王都より国王様から自分に対して直ちに出頭せよという召集令状
「やっぱり来たか…ファーマ公国の件で相当ヤバかったからなあ」
『ショウ中尉、何があったのでしょうか?』
「ヘイハチ中尉、実は…」
本当は共和国より王都には仕掛けがしてあって武力行為が一切出来ないはずなのに、あの10機が王都を通過して撃墜した事についておそらく国王様が大激怒なんだろうという事を説明する
『これは…自分たちにも責任はあります!是非とも同行させてください』
『今回、この件では2人が原因となっていますので…あとマクリミナス家の一員となっているのとソフィアの夫というのもあります』
『確かに、ショウ1人では無く同行したほうが話が早いかもしれないわね』
「母上、聞いていたのですか…ってその手に持っている銀色の身分証は」
手に2枚のマクリミナス公爵家の身分証を持っている、伯爵家から公爵家に格上げされた時は全員分を作り直したのだが、城の事務官が居る場所にPP-200を導入したら身分証の発行時間も短縮されたのは知っている、もう少し事務官の場所には改良点がありそうだ。
『ヘイハチ、テラ…今日からマクリミナス家の一員ですよ、立派な男手が増えて私は嬉しいです』
『ヘイハチ・マクリミナスこれから宜しくお願いします…あれ、これは!』
『テラ・マクリミナス!誠心誠意ソフィアの夫として孫の顔を見せるために頑張ります…ってこの身分証に書いているのは!』
「何が書いてあるのですか…って、あああ!母上これは無いでしょう」
『普通に書くと年齢順でおかしくなるしマクリミナス家で公爵家の格上げで貢献してもらった一番の立役者はショウだから夫のアルフレードと話し合った結果、こうなったのよ』
『まぁ確かに年齢順なら、書いてある事は間違ってはいないですから』
「ヘイハチさんがそれでいいというなら」
『ショウ公爵のほうが一部で{ロリコン公爵}や{おっぱい公爵}とか別名が多いようですから問題は無いでしょう』
「テラ…それ誰から聞いた」
『髪の長い妹に、この家の事はコレを読んでおけば判ると本を貸してもらえまして』
「…ヒルデ〔マクリミナス・セブン〕貸しやがったな!母上、自分と3人で王都に行ってきます、今回はマジックゲートではなく正しい入場方法を教えながら行ってきます」
『ショウ、何事も平常心ですよ!』
ちなみに、ヘイハチの身分証には〔ショウ・マクリミナスの兄〕と書いてあり
テラの身分証には〔ショウ・マクリミナスの弟〕と記載されています
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フラウガルテンの滑走路へ来ています、今回はいきなりマジックゲートで執務室へは行かず王都への正しい入場方法を教えるのも兼ねて行きます
『ショウ中尉、この紺色でデカいのは何ですか…』
「テラ少尉、コレはフリーダム国で〔マグナム〕と呼ばれ宙夏国でも〔大空〕と呼ばれる大型輸送機だよ、小型の車両なら3台は運べて荒れた平地でも離着陸が出来るから王都が遠いのでコレで行くよ」
『ファーマ公国でコレぐらいの爆撃機を作られてなくて良かったですよ』
「前の世界では、これ以上の大きさで音の速度を超えて飛んでいく爆撃機を作る技術があったけどね…って何故ロレッタがここに?」
『ショウ様が王都へ行くなら王都専属メイドの私が行かないわけには、声ぐらいかけてください!』
「すまんロレッタ、今度から王都へ行くときは必ず同行してもらう、じゃあ4人で行くか!」
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左側にある前横ドアから2階操縦席へ、1階にも原型とは違い空間技法で1階に居住スペースは作ってある、ちゃんと階段でここまで来られるようにしたからなーデカいから
『テスト機05の操縦方法は判りましたが、2人で飛ばすんですね』
「AI補助も入ってるから1人でもいいけど大きいから大変で、テラ少尉チェックよろしく」
『第一から第四エンジンタービン圧問題なし回転数アイドル数よし電装系統エラー無し、フラップ30度…いけます!』
『ドアの閉鎖を確認してきました、問題ありません…真ん中に車が乗っているのですか』
「ヘイハチ中尉、輸送の試験もやろうと思って73式小型トラック…ジープ型幌無しを固定して積んでみた、向こうで降りたら使うよ」
『ショウ様、各所の小窓から見ましたが周辺に人影ありません』
「ロレッタ、確認ありがとう…よしスロットル上げ!テスト機05番、離陸開始!」
大きいから離陸も旋回もゆっくりだな、陸自の制服も2人に好評なようだ
しかしテラ少尉は短め丸刈りでいかにも零戦乗りという感じでヘイハチ中尉は七三分けで普通の髪型な技術職幹部という
上から下がっている板ガラスに情報が映るグラスコクピットにテラ少尉は感動してた、自動操縦機能があるので途中で交代してヘイハチ中尉にも練習に手動で操縦してもらっている
ロレッタはアルミの保温水筒から紙コップで紅茶を出している、ちなみに長距離用だからトイレも装備しているが実質1時間30分で王都には着くだろう。
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『ショウ中尉、王都は丸い壁で覆われてますよ』
「いま旋回して上から見ているからわかるけど、外からは門で並んでいる所から入るのが正しい方法だから」
『どこへ降ろすので』
「えーと、コレに搭載しているパッシブスキャナーでは門の近くでもデコボコが少なく平面で問題ないから…テラ少尉フラップ20度、速度落とすぞ!着陸する」
『了解であります!』
砂煙を上げて着陸し後ろのゲートから73式小型トラックを出して4人で入場待ちの列に並んだが、何故に王都のメイドが助手席に乗っているのかと大騒ぎになり速攻で通過できた
王都メイド身分証というのがあったのか…それも特定専属メイドの身分証というのは警備担当の幹部でも土下座するぐらいのモノだとは、亡命抑止恐るべし
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4人でグランアレクトル城に着いた、ロレッタはクラウディアメイド長へ色々と報告へ行って来るそうだ、正式に入場しても国王の執務室へ2人多い状態で押し掛けたんだからびっくりされるのもしょうがない
『初めまして、副公爵に着任しましたヘイハチ・マクリミナスと申します』
『同じくソフィアを嫁にもらいましたテラ・マクリミナスと申します』
『国王のバートランド・フロイライムである、妻のジャスティーナから聞いてはいたが…ソフィアがついに嫁にとあの白い機械の向こうでエリザベート夫人が号泣していたそうだ』
「はあ、そうですか…かなり嬉しかったんだな母上は」
『それはそうと、あの予告もなく共和国方向から王都へ攻めてきたように見えたのは何だったんだ!さっきも紺色のデカいのが来たときにはもう終わったと思ったぞ』
「共和国方向からの10機は緊急事態で知らせる余裕は無かったのですよ、ファーマ公国から真っ直ぐ王都を攻めてくるコースだったので最短距離を取るしか方法が無かったのと、自分もファーマ公国に居ましたから指示は現場任せでした」
『それに関しては自分たちが相当前にファーマ公国へ流れ着いて知識を教えたのですが、まさかそれを使って他国へ攻め込むとは思わなくて、申し訳なかったです』
何故、2人がファーマ公国へ流れついて知識を教えてしまいファーマ公国が攻め込む事になって、どうして現在はマクリミナス家で養子になっているかを国王に説明した
『そうか…ショウ殿が介入しなければ王都はファーマ公国の50機に攻め込まれて壊滅していたかもしれないのだな、これは怒ってしまった事に深く詫びなければならない』
「そういえば、国王様にひとつ聞きたいのですが…ジュリア嬢はもう他の家へ嫁いだのですか?」
『いや、ショウ殿の所で治るまでに各所で起こした波瀾万丈の性格が噂になってしまい回復しても周辺では誰も貰ってくれなくてな…ジャスティーナも頭を抱えている状態だ』
噂って怖いよなー自分も魔族王から娘を奪ったロリコン公爵の噂が3ヶ国で広まったときはどうしようも無かったもの
『ショウ中尉、まさかホルスト公王の所へ』
「テラ少尉、よくわかったな、お付きの者もセットで嫁に出させてもらうなら文句ないだろ」
『ショウ殿、先ほどの話だとホルスト公王は10歳か…ジュリアが16歳で6歳差なら許容範囲だな、メイドを呼べ!ジュリアを連れてこい』
いきなり執務室に3人も居てジュリアもビビっていたが【サーチ検索】と【マジックゲート】でヘイハチ・テラ・ジュリア・自分でファーマ公国に乗り込んだ
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『うわぁあああ!』
いきなり音もなく公王執務室に4人も現れたからホルスト公王が驚いて椅子から落ちかけた
『ヤマ・モトさん、お元気でしたか』
「それは作戦時の名前で、本名はショウ・マクリミナス…実はファーマ公国に居た2人もマクリミナス家に入ったのだが、そこは置いといて」
『ショウ・マクリミナス様、あの時はありがとうございました…こちらは?』
「アレクシアさん、実は先日ホルスト公王がどうしてるかコッソリ調査を出したら見合いが殺到しているが色々と大変だというので、王都からホルスト公王の好きそうな人をお連れしました」
『はじめまして、ジュリア・フロイライム…王都国王の次女です』
『こ…国王の次女!』
アレクシアさん腰抜かす寸前です
それ以前に、ホルスト公王が一点を見つめたまま呆気にとられてます、ジュリアの巨大な乳は舞を軽く越えてますから
ジュリアは何かを察したのか、椅子に座っているホルスト公王に近づき肩を掴んでそのまま自分に引き寄せ
ずっぷり乳埋めやりますか…頭が半分以上消えてますけど、アレクシアさんクチ開いたまま固まってる状態ですよ!
『だって、公王様がおっぱいを希望しているのは視線と雰囲気でわかったし…てへっ』
「ああ、天然ほんわかお姫様は健在だった…」
ホルスト公王がいきなり
『お母様、他から見合いを勧められるぐらいなら先にジュリアさんと結婚したい…いいでしょ!』
『でも、ショウ様…王都ではどうなのでしょうか』
「逆に王都でもそれを希望しているのですよ、だから連れてきたのです…出来れば王都から女性のお付きの者を2人ぐらい一緒に同行させたいのですが」
『それはかまいません、こちらとしても助かる面があります』
「アレクシアさん、わかりました…じゃあ婚約成立という事で国王に報告してきます、今度来る時は荷物とお付きの人も連れて引っ越し状態で来ます」
『ショウ殿!』
「ホルスト公王どうしました?」
『また夢をかなえてもらって…ありがとうございます!』
後ろ向きでサムズアップしながらマジックゲートを抜けてグランアレクトル城へ戻っていった
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『ショウ殿、ありがとう!これで肩の荷が1つ降りたわ』
「国王様、意外とあっさり終わりました…支度が出来たらマジックゲートで送りますでの知らせてください」
『ショウ様、ジュリアを嫁がせてくれてありがとうございます』
「ジャスティーナ夫人、ホルスト公王も若くしておっぱい好きなのが決め手でした、あと国王様、今日降りた所に滑走路など作らせてください、きっとファーマ公国も使うかもしれません」
『それは任せる、王都の外だから好きなようにやってくれ』
しかし、おっぱい好きになった原因を作ったのがウチの関係者だとは言えない…舞、その行動がトラウマスイッチを入れて2つの国を動かしたんだぞ
さて、問題も解決したからロレッタを連れて屋敷に戻るか
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帰ってあの性格を治すのにリディアとアリスと茜の心をズタズタにした次女のジュリアがホルスト公王の所へ嫁に行くことが決まった報告と、その原因が…作戦行動中に舞のメイド姿の乳埋め行為がホルスト公王のトラウマスイッチを入れた可能性があることをリビングで報告した
『舞さん…そのファーマ公国のメイド服に今すぐ着替えなさい』
『お母様、アレ結構恥ずかしいんですよ』
『いいから!さっさと見せなさい』
『わかりました…【衣装変換】』
『ダーリン…これはおっぱい持ち上げられて強調されてるわー衣装を採用した人は相当なモノね』
ロレッタがグレイスメイド長を連れてきた
『ショウ様、この肩吊り前側両方から服の下を回して繋げたようにおっぱいを持ち上げるような構造…グランアレクトル城の候補でも今まで無かったです』
『エリザベート様、現存のメイド服と希望者にはこの独特なデザインと2種類にしたいと思いますので予算のほどをお願いします』
『わかりました、自信がある人はコレを着る事を許可します…色は合わせたほうがいいわね』
『ファーマ公国の城ではコレばっかりだから違和感は無かったですよ』
「ヘイハチ中尉、そうだったのですか」
『乳のデカいメイドが発言権を得るみたいな構造があって謎でしたが』
「テラ少尉…なんかそれ、わかります」
後日、舞が脱いで渡したメイド服を参考にした新バージョンの乳強調メイド服が出来たわけだが「ちちばんど(ブラジャー)」を付けるとブラウスからモロ透けるとか言うし無いと違った意味で透けるとか擦れて痛いとか言うので、洗って繰り返し使える半透明の張り付き型
特殊材質「ちちばんどEX」をセットで希望者に配ったら好評でした
しかし体温で同じように柔らかくなるとはいえ証明に揉ませようとしなくていいから!
その現場を見た姫様ズから何故かビンタや蹴りを食らってます…