【ダークエルフと辞令であります!】
ちょっと出かけてくると言って路地から一気にダークエルフの森までテレポートが出来るのか実験がてらやってみた…あっさり出来た、確かに一瞬右手の甲が光ったけど一度でもそこへ行けば結界があっても距離が遠くても関係ないのか。
丁度良く家の前にエルヴィーラが、どこかへ行って帰ってきた所か
『ショウ…ショウ様ああああああ!』
うわぁああ!家の玄関先で全力抱きつき舌入れぶっちゅはフレドリカさんまで見ているってば…そのニヤリと笑いながら舌なめずりは何ですか
『ショウ様、今日はどのようなご用事で?』
「ああ、人間界の植物を少し収穫するのとテレポートだけでここまで来られるかやってみた、前みたいに乗り物無しだと楽だからね」
大根と人参にピーマンを家の分だけ森林魔法で【成育】させメロンと西瓜も加工するので多めに【成育】させた、それを【空間収納】で仕舞って村長であるヘルマンさんの家に立ち寄った。
『マスターエルフ茶です』
「サティ、ダークエルフの森の状況はどうだい」
『朝と夜に見回りをしてますが、ヴォロドロス村はタキシュム酒のせいなのか…たまに酔った勢いのイザコザがあるので一方的にやってるのを見たら光学迷彩グラビティ腹パン一撃で終わらせてます』
「そうか…まぁそれぐらいならいいか」
『その後で地面にすげぇモノがブチ撒けられる確率が90%を軽く超えます』
「やっぱり腹パン以外の方法を考えろ、想像したら眩暈がしてきたわ…」
『ショウ様、調子が悪いようですね…お部屋でエルヴィーラに癒させてください』
「もう公認の愛人だからお願いするよ、最近忙しくて」
『ショウ殿、1回でいい…フレドリカもよろしく』
「うわあ!ヘルマンさんから言ったら終わってませんか…」
『私も最近ヴォロドロス村と協力してやる事が多いわアルフレドと飲むのも多いわで大変なんだよ…今日は熟睡できそうだ』
『ショウ様、この間は記憶が無かったのですよね…では親子丼よおおお!』
「エルヴィーラ、その笑いは何ですかあの日に何があったんですか!」
結局、エルヴィーラ癒されながら極上の乳を同時に味わうというタキシュム酒のせいとはいえここまでやっていたのか自分はというのを改めて知ることになる。
性事神の加護が無ければ持つわけがないわ
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『エルヴィーラ、もうショウ様無しでは生きられません…体が覚えてしまいました』
「いやーやっぱり疲れが取れるわ、人間界に知られたら大変だよ」
『ショウ様、昔は一度それで人間界と戦いになった事がありまして…人族の戦士にダークエルフが大量に犯されまくった過去が、ヘルマンが婚約破棄とはいえ娘のエルヴィーラを人族に相手させるとはと実は怒っていました、今だから言いますが…もしも下手くそだったら怪我もしているしその場で切り殺そうと考えていました』
「フレドリカさん、ここで自分の人生終わってたかも」
『でも見事に裏切られました…ここまで凄いとは、エリザベート婦人には内緒にしますので来たら最低1回は搾り取らせてください、おっぱい揉みまくっていいですから』
「うわー愛人プラスアルファは予想外だわ」
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『おぢちゃん!ちょっと出かけてくるがダークエルフの愛人の家なの…やっぱりエロおぢちゃん健在じゃないの』
『癒されに行っても怒らないから、今度から行き先だけは名言すること、わかった!』
「リディア、わかったから正座して7人全員から尋問状態は勘弁してえええ!」
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中庭でKIX-015を出してグレートバゥムと同時に作った
輸送艦ラビットキャリアをどうするか思案中、元は舞がシマリーン国にも回るというので鮮魚とか缶詰めとかを他に運べるように「そこそこの大きさ」で作った空中輸送艦だが
長さ25m高さ10m幅7mという、動力部を抜いたら幅は5mだけど今は倉庫同士を切り替え式転移門で繋げてるから出番が無いわ…
あ、紅茶が来た…今日は運んでくるメイドをロレッタに言って指定している
『ショウ様、お茶をお持ちしましたが何故カップが2つなのですか?』
「マリア、カップ2つに注いだら向かい側の椅子に座りなさい…ロレッタにはマリアを少し借りると言ってあるから大丈夫だ」
『は…はい』
「ふむ、ロレッタの入れる紅茶にかなり近くなってる…結構努力してるね」
『はい、色々と教わっています』
「マリア、RA2 industry CHPでカナンとケイトの様子はどうだい?」
『はい、工場倉庫リーダーと経理事務リーダーを受けてから頑張っています』
「マリアから見て2人は責任感が増したと思うかい」
『はい、前と雰囲気が変わりました』
「メイド宿舎リーダーをやっていたマリアだけはあるな…ところで話があるんだが」
『ショウ様、何でしょうか?』
「マリア、今後はマクリミナス家メイド兼 RA2 industry CHP
Chief Operating Officerを命ずる」
金色の RA2 industry CHP と書かれた横に長い棒状の長いバッチだが CHP の後ろへ〔COO〕と記載されている
『ショウ様、チーフ・オペレーティング・オフィサーって何ですか?』
「ちょっと判りにくいか、最高執行責任者で社長代行みたいなもの…ってマリアおおいい!」
椅子から草むらに倒れて落ちそうになったマリアを【超加速】を発動して抱きかかえたら周りに姫様ズとロレッタまでダッシュで来て集合してやがる、お前ら全員で覗いてたのか
『ショウ様すいません、ちょっとびっくしりて…私なんかいいんですか?』
「カナンやケイトなど元公爵家メイド宿舎のメンバーを束ねられるのがマリアしか居ないから、やってくれるな」
『はい、やらせていただきます…もう大丈夫です落ち着きました』
「やる事は変わらないから安心しろ、手当ても出るから」
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ロレッタとマリアが茶器セットを持って帰っていった
『ダーリン、また妾が増えるかと思って走って来たわよ!んもー!』
「リディア、それはない!」
『旦那様、あのまままたぶっちゅするかと思って泣きそうになりました…』
「アリス、それも無いぞ」
『主、ケイトに続いて専属メイドを増やすかと思いました』
「茜、専属メイドはロレッタ1人で限界だから」
『提督、あの辞令は倒れますよ!お前明日から社長なと言われたら私でも危ないです』
「舞…もう少しオブラートに包めば良かったなコレは」
『おぢちゃん、段階は踏まないとダメよあれは唐突過ぎよ』
「キアーラ、最初からキアーラにも相談するべきだったな…」
『丈夫、今度からメイドに辞令発行時は姫様ズに相談する事…でないと蹴る!』
「やっぱり春燕は蹴るのかい!」
『パパ、メイドでもいきなり言われたら…う、うげっ!うううう!』
「エリカ、まさか!…ついに地獄の苦しみ時期が」
エリカが塀の草むらで春燕に背中をさすられています
この間は逆だった気がするが、そういえばフレドリカさんにエリカが妊娠してるという話をしたらコレを貰ったんだっけ
「エリカ、これを一気に飲むんだ」
『パパわかったわ…酸っぱい!でも気持ち悪いのが無くなった、何なのこれ』
「エルフの森にあるエルフライミという木になる実の果汁だそうだ、一口で半日は大丈夫だって…【空間収納】に実は持ってきてるから随時絞るよ」
『パパがダークエルフに愛人を作ってくれて助かったと思ったわ』
「男には判らないけど…相当辛そうだね」
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『ああ、もっと早くコレがあったらよかったのに!』
「母上、つわりが実質3回分ですからねえ…お察しします」
『後でフレドリカさんにお礼の電話をしておきます、ところで前に言われた通り偽の身分証明書を作っておいたわよ、シックビアンカ出身で…名前が女性なんだけど』
鈴 咲蘭と銀色のプレートが出来ている、実はダークエルフの森から戻る前にフリーダム国のギルドへ行きギルドマスターのユスティーナから
3級シルバーのギルドカードを鈴 咲蘭名義で発行してもらった、特殊能力の【男女変換G】で女性化及び【毛髪操作】で一気に長髪ロングにしたら椅子から落ちて発行してくれました、目的を話したら納得してくれたので。
同じ事を母上の前でやったら思いっきり紅茶を吹きました
おかげでこっそり母上がソフィアから下着とかを借りてきてくれて解析機にかけて変換後の自分用下着も作る事が出来ました。
一緒に内務班で全部計測し専用品も作りました、まさかギルドから言われていたダンジョンが自分がぶっ潰したセールリオン公爵家の下にあるとはねえ…普通に行ったらバレるわ
サーティーに特殊任務へ行ったと誤魔化してもらおう