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喜怒哀楽  作者: クレヨン
141/146

冷水

冷たい水に手を晒す

ひんやりして鳥肌がたつ

本当は飲み水なのに

連れが呆れて俺は満足


秋は足音はまだ遠い

暑さがそれを教えてくれる

これからは

太陽が遅く昇り

太陽は早く消えていく


ふと冷水

紙コップに軽く注いで

一気に飲む


俺が俺であることを

何故か思ってしまう


おかしいな……


頰が緩んで

二杯目を汲む

並々と注いだ

冷水を

一気に体へ押し流す


美味い……


本気で感じる

九月上旬午前中


そろそろ行こう


俺が顔を上げると

連れが笑っている


何してんだ?


声にしない心の声

それに頷き

前に進む


冷水と名乗る罵声を浴びに……

俺は俺で

苦情対応はそれが大切




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