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喜怒哀楽  作者: クレヨン
14/146

晴れた朝

 異様に寒い

 冬の朝

 いや暦では

 春なのか

 すんだ青空

 雲はない

 冬の澄まされた

 空気の色に

 大したことない

 住む町が

 キラキラ

 キラキラ

 輝いてる

 冬の澄んだ空気の色は

 何気に町を、飾ってた

 寒い……

 やはり冬なのだ

 だけどどこかが

 暖かい

 陽の光が

 見える場所

 どうやら俺は

 そこにいる

 雪解け

 道に水が染みついて

 今日は良い一日と

 思ってしまう

 始まった

 俺の一日

 この瞬間

 時間は午前の

 遅い頃

 俺の鈍さに

 陽も呆れる

 日曜休みで

 ゆっくりと

 センチになれる

 朝の寒い

 晴れた一日

 

 

 


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