表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
喜怒哀楽  作者: クレヨン
134/146

高鳴り

 月を見ながら

 クルマを走らす

 開けたガラスに入る風

 未だ冷たく

 春の名残を引き摺って


 五月夜空は

 朧気で

 曖昧な夜空が降り注ぐ


 落ち着かない

 可笑しな気持ちが

 湧き始め

 夜空をチラ見し

 アクセルを踏む


 埃まみれ風吹けば

 クルマを目がけ

 投げつけて


 吹き抜ける音

 鳴りやまず


 風に遊ばれ

 風に笑われ

 風に哀れまれ


 高鳴る

 何故だろうか

 高鳴る

 

 明日の俺の

 異様な高揚


 夜空に

 夜風に

 朧気に

 ゴミ)

 明日が高鳴る


 何気な一日

 何気な今日いま)

 それを笑う

 高鳴りに

 

 クルマ飛ばして

 巣を目指す

 今は落ち着け

 俺は高鳴りを消す

 


 


 


 

 


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ