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道
生きること
辛いこと
楽しいこと
全てが道になっている
分岐点が幾つもあり
みんながいつも
迷う場所
生きるは難しい
たくさんの不幸を
抱えて
ちょっぴりの幸せを
胸にしまい
前に進む
立ち止まって振り返る
道は歩みになり
歩みは蜃気楼になり
戻れはしない
それが思い出
苦しくもあり
悲しくもあり
ちょっぴりの幸せもあり
それを心にしまう
俺の道はまだ続く
続いてもらわないと困るから
道がなくなれば
存在意義が
なくなること
意義ない人間は
死ぬしかない
だからこれからも道を進む。
それが苦しくても、悲しくても
喜びとう
幸せな宝石が
道に落ちていることを
願ながら