学院生活
一気に飛んで驚いた方も多いと思いますが、
この12年の話は途中途中で挟みますのでご安心を(なんのだ?)
それでは、学院編!始まります!
10年後.....
「お父様、お母様、使用人の皆、行って参ります。」
「では、僕も行って参ります。」
「あぁ、アレウスは初めてだろう?頑張れよ。
まぁ、11歳までにあの魔法教本の上級編まで終わらすお前なら心配も要らないとは思うがな。
後、ムスペルには毎年言っているが極力、召喚はするなよ?
お前の場合はアレもだがな。
で、ムスペルは来年から近衛騎士団になるんだろう?まぁ、お前の事だから心配はしていないが、頑張れよ。」
「アレウス、どうしてもって時以外は、いくら適性属性無しと言われてもあれだけは使ってはいけないわよ?」
「「分かりました。」」
「「「「「「行ってらっしゃいませ。ムスペル様、アレウス様。」」」」」」
「では、遅れぬ内に出発しなさい?」
「はい、じゃ、行こうか?アレウス。」
「はい、兄さん。」
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...................どうも、アレウス・フレアです。
なんか自分の意思なんてお構いなく神様に異世界に転生させられた挙句魔王とか邪神と戦えって言われて早12年、今度はカイヤナイト魔法学院とか言うところに入学します。
後会話で解ると思いますが召喚しました。
が!思ったよりこぢんまりした奴でしたね...何なのかは兎も角。
魔法学院は貴族でも平民でも入れる学院だが寮生活が基本で、男子と女子は当然だが、この世界では貴族と平民も分けられている。
1年の内2ヶ月半が休みで、12歳から18歳までの6年間が在学期間だ。
魔法理論の勉強とその実践が主なする事であり、年に1度クラス最優秀者対抗戦がある。
さらに5年に1度だけ王国と帝国と皇国の3学院が協力し、大魔法祭と呼ばれる祭りを開く。
その祭りの開催地は交代交代に決まり、6年後は帝国で行われるようだ。
祭りの目的は1週間に渡る3国対抗戦だが、祭りの名に相応しく出店もあるらしい。
ちなみに兄さんはさっきお父様が言ったように今年が学院生活最後の年で来年には近衛騎士団に入るそうです。
後、数年前に兄さんが、
「ムスペル兄さんっていちいち言い辛いでしょ?兄さんでいいよ?」
って言ってたので今は兄さんって呼んでます。
更に言えば最近魔物がかなり増加しているため領地内の魔物とか結構倒してた(ばれないように)んで相当レベルは上がりましたね。
序でにいえばここ数年で誰でも使える魔法は
無属性魔法と名付けられました。
さらに言えば、7年前。
つまり俺が5歳の頃、魔王の襲来を3国が同時に知らせました。
当然多くの人々が恐怖しましたが、3国共に3国の境目【ウェルファ】で約1000年ぶりに【勇者召喚】を行う(厳密には15年後)事を発表したところ、街は活気を取り戻しました。
おしまい。
.........っと、恒例の電波モードと謎のモノローグを披露したところで兄さんが、
「アレウス、緊張してる?」
と聞いてきたので、
「そりゃあもう何時罵られ始めるのかドキドキワクワクですよ?」
と答える。すると兄さんが、
「アレウスは無属性魔法の派生魔法をかなり考えてるし、魔力も多いし、何より剣が強いから大丈夫だとは思うけど、最近魔物も増えているし危ないと思ったらお母様はああ言ってたけど、すぐに速度操作使ってよ?」
と苦笑いで言う。
兄さんは勉学、実技共に成績トップで魔力も多く、学院に入学してすぐに二つ名をつけられる程の天才なのだ。しかも魔具職人の国家資格まで持っている。
それに対して俺は勉学は多少出来ても、特異魔法を隠さなければならないため実質的に適性属性ナシなのだ。
まぁだからこそ無属性の派生魔法を考えたりレベル上げたりしたんだけどな。
「ま、この力を使わずに済めば1番いいんですけどね...」
「そうだね...。」
「それより兄さん、王都、着いたみたいですよ?」
「うん、じゃあ行こうか。」
と兄さんが言いながら馬車から降りる。
「あれ?アレウス君?ムスペルさん?お久しぶり!」
お、レヴァンとメラヴァさんじゃないか、懐かしいな。
「あら、ムスペル、ご機嫌よう、アレウスも久しぶりね。」
そう、兄さんとメラヴァさんは同学年なのだ。
「あぁ、1年ぶり、レヴァンにメラヴァさん。」
何故1年ぶりなのかというとレヴァンの11歳の誕生日に呼ばれたからなのだがそこは割愛、ってまた電波か...
「やあ、メラヴァ、レヴァンちゃんも久しぶり。」
「学院に行くんでしょう?一緒に行きましょう?」
とメラヴァさんが言う、
「じゃあ改めて、行こうか。」
_________________
学院に着いて、兄さんとメラヴァさんと別れたあと、俺とレヴァンはクラス分けの紙を見ていた。
「あ!あった!私B組だったよ?アレウス君は?」
「え〜っと...あった、俺もB組か...」
「やったぁ!同じクラスだね!」
「あ、そういえば俺とあまり仲良くしない方がいいぞ?貴族なのに適性属性ナシだかr「何言ってるのアレウス君!私がアレウス君をそんなことで見捨てる訳ないでしょ?!それにアレウス君にはあの魔h」レヴァン?何か言ったか?」
大声で速度操作をバラそうとしたので少し威圧を込めて聞き返すとレヴァンはハッとした表情になり顔を俯けて小声で、
「ご、ごめんアレウス君。」
と謝った。
「でも、ありがとな?心配してくれてたのは分かった。」
「う、うん。」
そういえばレヴァンが速度操作の事を知っているのもさっきの「1年ぶり」という言葉が関係するのだが、それはまた、別の話。
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「何処でもいいから適当に座んなさい。」
教室に入った瞬間、見た感じ20代程の緑髪の女性が教卓に腰掛け、やる気無さげにそう声をかけた。
言われた通り適当に後ろの方に座ると隣にレヴァンが座った。
レヴァンとくだらない話をしていると、段々と人が入ってきた。すると、レヴァンとは反対の隣に俺と同じような体格の赤髪男子がドカッと座った。そいつはこちらを向くと、
「俺はデルダス・ウェイカー、ウェイカー家次男だ!よろしく!」
と大声で自己紹介した。
多分、いや9割脳筋だわ此奴。
等と考えつつ俺も自己紹介する。
「あぁ、アレウス・フレア、フレア家次男だ。よろしく。」
「私はレヴァン・ファリア、ファリア家長女です。よろしくね。」
「おう!
にしてもあの教師やる気なさそうだよnガッ!」
うおっ!あの教師デルダスが言い終える瞬間にチョーク投げてデルダスの額に当てやがった。此奴気絶してねーか?
と考える間にツカツカと歩いてきた教師が、
「誰がやる気無いっつってんだオイ?なあ、答えてみろよ。」
と、言いながらデルダスの髪を持って無理矢理起こす。
もうやめたげてよぉ!とか言ったら巻き添え喰らいそうなので言わない。賢い生き方ってやつだ。
その教師は「まぁ、いいか。面倒いし。」と言うと髪を掴んでいた手を離し、デルダスの頭からゴッと鈍い音がしたのをバックに教壇へと歩みを進める。
「私はセレナ・ゼガート、教師になる前はちょっとだけ有名だった教師ってとこだ。
取り敢えず今日から1年よろしく。
んで、取り敢えず入学式だ。
学院長の途轍も無く長いありがた〜いお話を聞くために一旦闘技場行くからしっかりついて来いよ。」
セレナ先生は自己紹介を終え、何をするのか説明すると廊下へ歩いて行った。
俺達と他のB組の奴等もその後ろに着いて闘技場へと向かう。
_______________
「...............だが、儂は...........」
膝下まである髭を撫でながら学院長であるバラム・マグネスは話している。
......バラム学院長には1000歳越えで二界戦争の立役者で人族で唯一の生き残りだという噂があるが、真偽の程は定かではない。
因みにだが俺は初対面の人に心眼を使うと申し訳ない気持ちになるのであまりやらないのだが...
じゃあ確かめてやろーじゃねーの、1000歳なのかどうかを!ってことで久々に【心眼】!
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名前[バラム・マグネス]
性別[男]
年齢[????]
レベル[186]
体力値[2000000]
筋力値[8500]
速力値[57000]
魔力値[1570000]
??????????
---------------
魔法[?属性]
《???》
〔効果〕
????????????????????????????????????
消費魔力値[????]
《?????》
〔効果〕
????????????????????????????????????????????????????????
消費魔力値[?分につき???]
《??????》
〔効果〕
????????????????????????????
消費魔力値[?分?????]
《???》
〔効果〕
??????????????????
消費魔力値[?㎥につき????]
《?????》
〔効果〕
??????????????????????????????????
消費魔力値[?分につき????]
《?????》
〔効果〕
???????????????????????????
消費魔力値[?分につき?????]
《?????????》
〔効果〕
??????????????????????????????????
消費魔力値[??????]
魔法[召喚魔法]
《????》
〔効果〕
???????????????????
消費魔力値[?????]
---------------
...........ツッコミどころが多過ぎるだろ、レベル150オーバー、魔力値1500000オーバー、魔法は?マークとかどうなってんだよ........
やっぱり噂は本当なんじゃねーの?
本当長いお話だなおい。既に何人か寝てるぞ?って、デルダスお前もか。
「.......では、これで終わろうかの。」
_______________
席についたデルダスが伸びをしている。
「あーっ疲れたぁ!あのジジイ話長いんだよったく!」
するとデルダスの前の席の背の高い黄髪男子が、
「いや、お前始まった直後に寝てただろ?」
と笑いながら言う。
その左隣の黒髪の背の低い男子は苦笑いしている。
「おっと、自己紹介がまだだったな。俺はヴァイス、下級貴族グリンデル家のヴァイス・グリンデルだ。」
「えっと、えっと、僕はムザハルです。平民です。」
「此奴は俺の友人なんだ。土魔法が上手いんだぜ?」
とヴァイスを指してデルダスが言う。
「ちなみにムザハルは水魔法の使い手で俺の領地1の薬師なんだぜ?」
とグリンデルが言う。
因みに薬師とは水魔法の回復魔法の効果を上げる薬を作る人の事だ。
「へぇー、2人ともすごいな。」
「アレウス、畏まらずヴァイスと呼んでくれ。」
「ああ、解った。」
「あら、レヴァンさんではありませんか。お久しぶりですわね。」
今度はレヴァンの前にいる金髪でつり目の女生徒が俺達の声に気付いたか声をかけてきた。
「あー!ヒルデ!久しぶりだねーっ!」
どうやらこの女生徒はヒルデという名前らしい。
見た感じ高飛車なお嬢様って感じだが、
「皆〜、この子はヒルデ、ヒルデ・テーメス、テーメス家長女だよ!」
あれ?確か貴族名鑑の最初のページにテーメス家って有った気が...
「テーメス?!公爵家か?!」
と、デルダスが叫ぶ。
ってマジでか!公爵?!
「えぇ、レヴァン、ご紹介ありがとう。」
あまり高飛車、という訳でもなさそうだな。
やはりアニメと現実は違うな。
「後、野蛮人は口を開かないでくださる?」
...。訂正、物凄いイイ笑顔をしていらっしゃるぞこの公爵家長女殿。
余りの豹変にグリンデルやムザハルも驚いてるな。
「公爵家かあ、すげえな...」
全く野蛮人発言を聞いていなかったのかデルダスは未だに驚嘆の声をあげている。
「野蛮人?口を開くなと言っているのが聞こえませんの?」
「さっきからどうしたんだ?クラスの何処にも野蛮人なんていないぞ?」
デルダス、お前は勇者か!
テーメスさんプルプル震えてるぞ?!
「貴方ですわよ!ウェイカー家の次n「まぁまぁ、テーメスさん落ち着いてくれって。な?」...仕方ないですわね。」
バンッ!
丁度話が終わったタイミングで扉を勢い良く開きセレナ先生が入ってきた。
「取り敢えず授業は明日から始まるから、今日は寮の部屋に戻れよ。
えーっと、部屋割りの紙はーっと。
あった、これ見て行かねーと間違っても知らねーぞ。」
「「「「「「はーい。」」」」」」
先生の言葉が聞こえた瞬間、男子も女子も席を立ちその紙の周りに群がる。
この学院の寮は2人部屋で、余程の事がない限り6年間同じ人との相部屋だ。
「お、俺はアレウスと一緒か!」
とデルダスが言う。
「俺は...知らない奴だな...貴族のプライドがどうとか言う奴じゃないといいが。」
「やったぁ!ヒルデちゃん!同じ部屋だね!」
「えぇ、レヴァンさん。よかったですわね。」
「僕はやっぱり知らない子かぁ。」
「取り敢えずまた夕食の時に会おうぜ?」
「ああ((うん))(ええ)」
「よし、デルダス俺たちも行くか。」
「ああ!そうだな!」
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「ここが俺達の部屋ね...」
結構簡素な作りだが、1部屋が36㎡の1LDKでベッドが2つにテーブルが1つと日本にいた頃では考えられない寮だ。
しかもこの寮には兄さんが7歳の時作ったあの擬似エアコン...この国では【暖冷操作魔具】と呼ばれて始めた...が全貴族部屋に着いているのだ。
ホント、兄さん様々って感じだ。
「取り敢えずお互い荷物を整理しようぜ?」
「ああ、そうだな。」
デルダスに答えながら【ある一本の剣】と雷切丸が入った袋をカバンから取り出し服を入れたタンスの横に立て掛ける。
「あれ?お前って剣使うのか?」
「あぁ、おれは適性属性がないから剣と無属性に頼ってるんだよ。」
数十分後、やることのない俺達はお互いの家族の話をしていた。
「お前の兄さんってやっぱあの有名なムスペル・フレアさんのことだったんだな!」
「フレア家っつったら兄さんだろうがよ。」
コンコンッ
「アレウス・フレア様、デルダス・ウェイカー様、お食事のお時間です。食堂へお越しください。」
使用人が夕食を知らせに来たようだ。
「よし、じゃあ行くか。」
「おう!」
楽しんで頂けたでしょうか?
それでは、ご意見ご感想改善点!
お待ちしております!