邂逅、そして...
すいません!投稿遅れました!
というか吹っ飛んでたんで書き直しました!
しかも明日の投稿は夜遅くなります!
本当すいません!
俺は今馬車でお父様とお母様とムスペル兄さんと一緒に王都、と言うか王宮に向かっている。
何故かというと、2歳の誕生日の次の日にお父様に教えられたのだが、セルの月の1日にこのカイヤナイト王国の王女であるクリア姫様の2歳の誕生日なので、王に呼ばれたそうだ。
またお前と一緒で1歳を無視したのか!
と思う方も多いだろうが考えても見てくれ。
1歳であろうと近い未来にこの国を治めるであろう姫様がダラダラと涎を撒き散らしながらグチャグチャと食事に勤しむ様を誰が見たいと言うんだ?
俺の場合は転生前の知識があるから1歳になるより前にスラスラと話せ、飯を上手く食えるが、ただの人間がそんなこと出来るかっての。
ってまた電波が...
にしても暇だな...
「お父様、後どのくらいで王都入りですか?」
「あと3時間程度だな。」
よし寝よう!zzZ
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『...きよ。』
あれ?もうついたのか?あれ?なんか眩しいな...
「はい、お父s」
『起きよアレウス・フレア、いえ■■ ■■よ。』
な、何者だ!
何故俺の前世の名を知っている!
しかも何だこの頭に声が直接入って来る様な感覚は?!
しかも何だこの白い空間は!
果てが見えないぞ?
『一度に多くを問うでない。
我が送り込んだ者の事を知らぬ訳がなかろう。
これは念話の様なモノだと思って貰って良い。
この空間は我が貴様を呼ぶために創造せし空間。
名は無い。』
「お前は何処にいる!姿を見せろ!」
『何をそう慌てておるのだ?
別にとって食う訳でもないのだがの。
まぁ良い。貴様が我の姿を想像せよ。
さすればその姿で顕現してやろう。』
っていうか俺さっきまで何も言ってないハズなんだが...
『神が人の思考を読めぬ訳があるまいて。』
あぁ、何だただの神か...ん?神って言わなかったか今?!
『おぉ、ゼウス様のような姿になったな。』
と聞こえたかと思うと目の前で光が爆ぜ、視力が戻るとそこには、
垂れ下がる髭、
頭上の神々しい輪、
ムッキムキの身体を持ち、
古代ローマの様な服を来たお爺さんがいた。
『これで良いのだろう?さぁ本題に入るぞ?』
ほ、本題?確かに神も暇じゃないだろうし意味もなく呼ばないか。
『まず貴様の疑問に答えようか。
貴様をこの世界に送ったのは邪神を討伐して貰う為だ。』
邪神?巷で噂の魔王ではなく?
『あぁ、まぁ邪神がどんな姿形をしているのかは我も知らぬ。
分かっているのは魔王が邪神を作るという事だけじゃ。』
魔王が邪神を作るのか...
変な感じだな。
ってか何で神様本人が殺しに行かないんだ?というか俺の死は神様が引き起こしたのか?
『神が業務を放っておくことはできまいし、出来てもあの世界では我の存在に耐えきれず崩壊するだろう。
そのため丁度死んだ剣道最強である貴様をこの世界に送ったのだ。
本来なら送るタイミングで伝えるべきなのだが、他の管理世界に問題が起こって今までズルズルと。
と言う訳じゃ。』
世界が崩壊する存在って...っていうか邪神はそんな存在が気にかける程危険なのか?
『元々、あの世界に【邪神】という存在は生まれないハズだったのだが熾天使、まぁ今は神界を追放されたがその元天使がこの世界情報の操作中に叫び出し邪神の存在を加えたのだ。
最大級にチートスペックの、な。』
ちなみにどんな能力を持っているのですか?
『人、魔族、更には魔法も含め、喰らったモノのチカラを扱う能力だ。勿論、身体能力は加算されていく。』
..........無理だろぉおおおお!!!
何だよそのチートの化身?!
どう考えても負ける要素以外存在しねーよ!
俺なんかが勝てる訳無いだろ?!
『そのために我は主神ゼウス様の命により、貴様にとk...いや【速度操作】を授けただろう?
あれを上手く扱えれば、
邪神とも対等に渡り合う事が出来るだろう。』
『そうそう、もう一つ。
我からも確認を取らず危険に巻き込んだ謝罪として、
【心眼】
という魔法を授けた。
これは人、魔物、関わらず、見た生物を調べる能力だ。
あの世界にはレベルや魔法練度、体力値等と言った値がある。
その値とそのものの階級を視る事が出来る。そんな魔法だ。
ちなみに魔力はほぼ消費せんので心配せず使え。
他に聞きたい事はあるか?』
じゃあ最後に一つ。
彼奴ら...タツヤ達は今如何してる?
『お前の弟子達か?彼奴らはお前の死をとても嘆き悲しんだが、
天で見守っていてくれ、と今も剣道を続けているぞ?ちなみにそのタツヤは全国大会で優勝したようだな。』
あぁ、なら良かった。
にしてもタツヤは俺と同じ全国優勝、か...
強くなったなあいつも。
『これで良いな?では邪神の討伐。宜しく頼むぞ。』
あれ?意識が...視界も白くなって来た...
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お母様の声が聞こえる?
「...レウス!アレウス起きなさい!魔物よ!」
魔物?!
「お父様と護衛が戦ってくれているわ。
じきに終わるでしょう。
お父様の戦いを見ておきなさい。」
と言うとお母様は俺を窓に寄せる。
するとお父様達が小さく緑色の骨を持つ魔物...ゴブリン達と戦っているのが見えた。
お父様はいつも腰につけているフレア家の家宝である魔剣、レーヴァテインに炎を纏わせゴブリンを一気に数体灰に変えていく。
お父様めっちゃ強えな...護衛より殺してるぞ...?
全てが片付き護衛と共に馬車へ歩いてくるお父様。
その後ろから赤茶色の身体の二足歩行のブタのような魔物...オーク
がサーベルを手ににじり寄り今にも斬りかかろうとしている!
「お父様危ない!」
と叫んだ瞬間!オークの移動速度がとても【遅くなり】、俺の声により後ろのオークに気付いたお父様が魔剣で斬り捨てる。
護衛とお父様は冷や汗を拭いながら全方位を確認し、馬車にもう一度歩いて来た。
......あれ?今の速度操作じゃないか?!
「今のはアレウスか?!
...お前がいなければ腕を持っていかれていたかもしれなかった。
礼を言う!」
「坊っちゃま!ありがとうございました!」
「いえ、そんなことは...」
「すごい魔法だねアレウス!」
「アレウス凄いわ!」
何はともあれ、お父様達も傷付かず、速度操作も発現したし、良かった良かった。
...?また眠く...zzZ
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「アレウスは寝てしまったな。」
「えぇ、きっと魔力切れでしょう。」
「にしても速度操作って凄いですね!」
「あぁ、これならもしかすれば...
いや、何でもない。気にするな。」
「?お父様?」
「大丈夫よムスペル。お父様はさっきの襲撃で疲れているのよ。ムスペルも寝なさい?王都まで後1時間はあるわよ?」
「分かりましたお母様。お休みなさい。」
「.....ムスペルも寝たか。」
「えぇ。にしても、オークのような森の奥に住む魔物が現れたのは。」
「あぁ、確実に魔王襲来の予兆だろうな...」
「アレウスのあのチカラはきっと打倒魔王の為に利用されるでしょう。
勿論、希代の氷と炎の使い手であるムスペルも。」
「あぁ、何とか利用されぬようにしたいがな。」
「今そんな事を考えても意味が無いでしょう。
せめて、学院卒業くらいまでは平和に過ごして貰いたいですが...」
楽しんで頂けたでしょうか?
それでは、ご意見ご感想改善点!
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