出会い
本文を書く前に…
全話を見てくださった方々…
あなたはどこに選択肢があったかわかったでしょうか
わかった方はご自身の選択肢も理解し
最良の選択を考えることができる方だと思います
最良=最高とはなりませんが
わからなかった方この先の物語を見ながら考えてみてください
きっとあなたの役に立つと思います
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人生を変える出会い…
そう、それは…時空を操る魔人…
と、そんなSFじみたものではなく
ただ1つの講義に参加しただけのものである
そこではただただ日本は将来潰れる
英語も話せない人は食っていけない
日本をけなしまくる内容だった
たしかに、日本の借金はバカほどある
それが今の働いてる世代ではなく
私達子供、その子供が返済の責任をおわされる
そんなことを聞けばあながち日本の将来がないことは
ばかな俺でもよくわかった
じゃどうしろってんだ
海外にでも行けってことか?
心の中で言ってたつもりだった…
「そう!海外に行け」
「へ?」
突然目の前に講義をしていたおばちゃんの顔がでてきた
「そうだよ日本の将来がないなら外国に行っちまえばいい」
いやいやそんなご冗談を…
いや、待てよ、たしかに日本の大学に行っても遊ぶだけ
いくら先生がなんといおうと
大学に行けば8割の人間は遊びまくるだろうし
コンパやら飲み会やら未成年のくせに
タバコやお酒、ひどいと薬物
何だこの国は?
こんなんで借金なんて返せるのか?
次世代の働き口である私達がこんなのでいいのか?
非正規雇用問題が叫ばれるなか
自ら非正規になるような行動
そして非正規になればこれは時代が悪いからだ
いい大学を出ていないからだ
と、まー人のせい、自分が4年間遊んできたことは
ほったらかし
と、色々考えていくうちにプチんとどこかの線が切れたような気がしたが
おれはなにをしてるんだ?
将来は何をしたいんだ?
なぜそれを口に出して有言実行しようとしないんだ?
「やれよ」
どこからか声が聞こえたような気がした
「おばさん!いや、先生!どうしたら海外に行ける」
「そんなの簡単勉強すればいいのさ」
「何をや」
「言語」
今までの先生の笑顔はスッと引き真剣な顔になった
「基礎学力それを有したものはあとは言葉を覚えろ」
「なんでお前らは一つの言葉、それもたった1億3000万ほどしか喋らない言葉を喋っているんだよ」
「世界人口は70億を超えていく、日本は人口を減らしていく」
「なぜそんな言語を話す」
その通りだ…海外行こう…