闘争(逃走)行進曲
午前6時僕と共に残酷な運命が目を覚ます
月の残る青空にはまだ太陽は見えない
冷たい現実で顔を洗い糊のきいた秩序を着込めば
死闘の開始告げる始業の鐘が鳴り響く
入場門に走り込みなけなしの矜持を持ち
震える足を奮い立たせ
社会に今立ち向かう
今晩生きて帰るために 敗者の凱歌歌うために
ただ僕は死なないためにこの両手を振るうのだろう
幾千の戦場に赴き 幾万の人と対峙し
ただ明日もまた目覚めるために生ける囚人となるだけ
午前零時僕の中にとある希望が目覚めた
音も無き暗闇に月の光が囁く
楽園を自由を求めよ 秩序を破壊し創造せよ
誰もが皆寝静まるその時に僕は檻を出た
他人は脅えるだけ 怯えながら戦うだけ
此処で自分はどう動く?
決めるのは賽子じゃない
価値を意味を求めるために 間違った正義を叫ぶ前に
ただ僕は決めるために門の外へとひた走る
追いかけてくる管理主義と犠牲者の屍から
ただ僕は逃げるために 逃げて戦うためだけにただ走る
真実を塗り潰す光から逃れいでよ
闇の中をただ逃げる
決めるのは自分しかない
門の外を見るために 自由に戦うために
ただ僕は決断し続ける 鎖の無い明日の為に
地平の先を知りたいから この世の果てを見たいから
ただ僕は求め続けるだろう安寧と自由の日々を
暗いです・・・