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散文詩  作者: 仙崎無識
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我ハ道化

死ぬより辛い 生の世界を 鼻歌混じりに 進むは道化


100年足らずの 人生生きる 醒めねば真の 一夜の夢と


茶色の小瓶を 見れば始まる おどけた道化の 一人芝居


娑婆の街角 うらぶれた商店 古びた看板 幻へと誘う


魅惑の照明 心躍る宣伝文句 騙されたのは 神か仏か


時が過ぎれば 道化は笑う 自分の出番がもう来たのだと


深紅の緞帳 上がると共に 自然と湧くは 愚かな観客


前口上に 期待を寄せて 群衆見たのは 怪しの風貌


両手の動きに 幻惑されるは 指名を受けた 一人の犠牲者


虚言のように 自ずと増えゆく 血よりも赤い 禁断の果実(きゅうたい)


虚飾と虚妄で 飾られた手品に 手向けられるは 万雷の拍手


向かう終焉(フィナーレ) 狂喜する子羊(ニンゲン) 真実を知るは 道化唯独り


切り裂く悲鳴 生贄の鮮血 赤く染まるは あの緞帳


己の運命(さだめ)に 嘆くことなく 命を賭けて おどけてみせて


狂った異教に 恐れずに殉教する 狂信的なまでの 狂気を湛え


負けては這い上がり 微笑を浮かべ 前人未到を今日も往く


生死の狭間に 死灰の海に 薄明の中に立つ 我は道化



・・・・・・あまりリズムとかテンポ的なものが良くない詩だと思う。


まだストックがありますので、順次投稿していきたいと思います。


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