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散文詩  作者: 仙崎無識
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刃物

鈍く光る(オモテ) 極限の一点


微分の刃 積分の(シノギ)


目的に対する用途を限界まで求めた


触れる一線は狂気の美


使うが罪か 創るが罰か


道具に咎などありはしない


斬れる刹那 無限の一瞬


その時のために在る鋭利


想いが凶器 流れるは狂喜


連続する拍動に突き立てるは刃物


持続する永遠 有限の個人


只己を解き放つ瞬間を待つ


耀くは死 喪うは生


止まった無意識を呼び起こすは刃物


復讐を告げるは神 意志に添い遂げるは人間(ヒト)


万事ひっくるめて執行するは刃物




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