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散文詩  作者: 仙崎無識
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同じ世界の異なる人間の行動

何かから逃げるために走ってきた。


その恐怖と不安が(おの)が足を動かしてきた。


脇目をふる暇もなく、唯々(ただただ)走って逃げ続けた。


ふと目の前に紺碧の海と夕日があった。


気づけば荒野の端まで来ていたのだ。


底のない喪失感と敗北感に塗れて振り返ってみると、そこには無限の世界が広がっていた。









何かに出会うために一筋の道を走ってきた。


道幅は狭く、光は原子一粒よりも小さかった。


荒野の端まで辿り着くと、眼前には目を見張るような紺碧の海と斜陽が広がっていた。



迷うことなく飛び込んだ。


其処が自分のいるべき世界だと、知っていたかのように。


世界の端でどのような行動を取るのかは、その人間次第です。

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