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とんがった坂

作者: 秋葉竹



桜降る

空をみあげてキラメキと

未来の青さににじむ黒い目



ただ灯る

常夜灯には命さえ

照らしてくれるやさしさがあり



なにひとつ

咲かない人生なんかない

けれど咲いてもいつか散るけど



桜に陽

ばかりが射して悲しみを

川面を流れる花びらで知り



小窓から

みえるかぎりの青空は

なんだか絵画のなかの世界で



どうすると

尋ねられたら単純に

上だけをみるつもりと応える



とんがった

坂をのぼって振り向けば

不様によく似た足あと残り



悲しみが

胸から消えてゆく日まで

桜舞い散れハラハラハラリ








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