第3話:勇者、異世界のコンビニなるものに行く
そういうことだ昨日の無名のぼろ飯屋がこいつらがよく買う飯屋だというのか!!!
なんともかわいそうだな。あのエンドレス王国の支配が届いてないなんて。
「鏡の飯屋?どういうこと?」
「あぁ 昨日倒れる前にここに寄ったのだが、鏡に貼られていて、出迎えの音楽が流れたので、
さぞ高級な店だと思ったのだが、あのエンドレス王国の通貨が使えないというおんぼろ飯屋だった。」
「辛辣~ ただここは自分の世界とは違う世界なんだからそりゃ自分の国の通貨が使えるわけではない よね~ ここは日本国なわけだし。」
「あぁ、確かにそうだったな。この世界にはエンドレス王国はないんだな…ここは日本というのだな…」
そういったメシアースは何か少し悲しいそうだった。
「まぁ、とりあえずこの店の中にはいろっか。」
テロリテロリ
「いらっしゃいませー」
「やはりこの俺様を出迎えてくれる音楽と敬意の言葉はいいな。」
「ははは・・ いや君だけじゃないけどね(小声)」
「ん?なんかいったか?」
「いや、なんもいってないよ。」
「で、何を食べる?」
「うーむ このデミグラススパゲッティ?なるものと昨日食べ損ねたパンという物にしようかな。」
「ん--じゃあ私はサンドウィッチとおにぎり、から揚げにしようかなーーーーー」
「じゃお願いしまーーす」
「なんでアンタラのも俺が払うんすかー!」
「いや俺はこの国の金を持ってない。」
「あぁそうだった。でもミドマウのやつは払わないっすよ!」
「えーーーでもお金ないもーーん」
「それはあんたが夕闇君につぎ込むからじゃないっすか」
「えーーでも稼いでるんでしょ?おごってよーー」
「はいはい。しょうがないっすね。これっきりっすよ!」
そんなこといいながらレジに並ぶ
「すみませーーーん」
「あっちょっと中村くーん。こっち手空いてないからレジ入ってくれない?」
「はーーい(なんでーめんどくさいなーー)」
「(ってこの右側の人よく見たら昨日の勇者じゃん)」
「あれ幻覚じゃなかったんだ」
そのまま買い物をしてコンビニなる建物をでる。
「帰ったら返してくださいね。」
「さっきの店員さんメシアースみてなんか言ってなかった? 知り合いなの?」
「いや、知らん。昨日なんか見た気がしないでもないが」
「いや、無視しないでくださいよ! 払わないんだったらごはんなしですからね。」
メシアースと沙紀は先に行く
「っておいてくなー!!!怒るっすよ!」
まだです。