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プロローグ

初投稿です。よろしくお願いします。

はぁはぁはぁ… 今 俺、勇者メシアースは、魔王クローリスと対峙している。


 「とうとう決着の時だ!魔王クローリス!」

 「吾輩も、もう魔力も残っておらんしこれが最後だな!」


今までこのにっくき魔王とは何度も対峙してきてその度に負けてきた。

とうとうこの世界の住人たちが幸せに暮らせるときが来たんだ!

そう思いながら俺は魔王に対して、炎の聖剣ファイアーブレイドをかざしながら突っ込む。


 「はぁーーーーー! ファイアーエンブレム!」

 「魔王必殺黒龍覇! ダークシャドウ!」


俺が突っ込むのと同時に奴が技を放つ。


 「それはもう見切っている!」

 「なぬ!これをかわすか!」


しかし、俺の剣も奴の杖によって止められた。


 「今まで何回も見てきたからな・・・さすがに見慣れたわい!」

 「止められたか..しかしこれはどうかな?」


俺は最後の力を振り絞って、魔力を上げる。

俺の魔力に耐えることができなくなった奴の杖が魔力消費で折れる。

そうして奴の頭を俺のファイアーブレイドで切ろうとしたその時、、、、、

自分の目の前が見たこともないくらい眩しい光で包まれた。


 「眩しい!なんだこれは・・・」


そして同時にかすかに聞いたことのある声がした気がした。


 「こ・でも・・・な・・も・・なな・・も・・んだ。」




 ***





瞬きをして目を開いた瞬間あたりは真っ黒な世界が表れて、月が天に輝いていた。

その後目が慣れてきたのか白や黒で塗られた四角い箱が表れた。


 「なんだこれは!」

 「こんなの見たことない。木や石ではないようじゃないか!」

 「目の前の道も土などではなく…何なのかわからん黒い硬いものだ! 黒曜石かなんかか?」

 「しかし魔の結界が貼られてる様子はない…ここのものは魔物や魔界が怖くはないのか…」

 「何よりこの世界の月は地面から生えた銀色のツタについていて、こんなにも近いんだな…」


その後俺は腹が減ったため重い腰を上げて足を引きづりながら箱の真ん中にある道を歩いていく。


 「ウッ… 寝て気が緩んだのか腰の血が鎧の中でにじんできて痛い…

  にしても、あのバカ魔王め… あいつのせいで腰が痛すぎる…」

 「今度会えたら、今度こそ打ち取って見せる!」


そんなことを言いながら道を歩いていくと全体がガラスに覆われてる自分で光ってる箱を見つけた。


 「なんだこれは!どういう技術なのかわからんがこんなに明るいのは飯屋かもしれん!」

 「腹も減ってたことだし入ってみよう!」


門の前に行くと急に門が開き、テンテロテンテロと音がなった。


 「お!勇者である俺が分かるとはさすがだな!」

 「いらっしゃいませー」

 「(なんだ鎧を着てるやべぇ奴が来た)」


店の中はいろんなものが置いてあり、商品をあそこの店員に持ってって買うタイプなのだろう。


 「いろんなものがあるなー!!! そして変わったものばかりだ!」

 「おにぎりというものや私でも知らないパンなどがいろいろある!」


その中で私はなじみあるパンに肉が挟まったものを選び店員へもっていった。


 「120円です。」

 「120円?」


120円というのはよくわからなかったがとりあえず銀貨1枚を出した。


 「こちら硬貨として使えないものとなっております。」

 「なんだと!このエンドレス王国発行の通貨が使えないのか!?」

 「エンドレス王国?…というのはどこか分からないのですが

  とにかくお使いになれないものになります。」

 「お金を払っていただけないのであれば売ることはできません。申し訳ございません。」

 「そうか、それならしょうがない。これはあきらめよう。」

 「かしこまりました。ありがとうございましたーーー

  (なんだったんだあの客… 最初から最後までやべぇ奴だったな。疲れてんのかな…

  それにしてもエンドレス王国ってなんだったんだ?

  なんか聞いたことはある気がするんだけど…)」


エンドレス王国の通貨が使えないという悲しき飯屋からのお見送りの音楽を聴きながらでていき

また同じに道に戻る。

だんだん鎧の中の血がにじんできた…

 

 「魔王軍はどうなったのだ…」


そんなことを言いながら無数のドアが二回にわたっておかれてる箱の前を通りすぎるときすごく聞きなれている声がした。


 「・・・・・・・・・・・・・・すごいのーう」

 「何を言ってるんですか~十分魔王様もすごいじゃないですか~」


よく聞いた声だ!!・・・ 奴だ・・・ 魔王クローリス!!!

そう思い足を引きずりながらその声が聞こえたドアの前に行っている途中・・・

また急に目の前が真っ白になり倒れた・・・


 「目の前に奴がいるはずなのに・・・動くことができない・・・」



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