国際女性デー記念! 女は世界のすべて! 俺はもうおしまいだぜぇ! ヒャッハー!
好きなように無責任に書いた。
好きなように読み、好きなように評価し、好きなようにコメントしてくれ。
これ、ただの愚痴な?
異論反論結構だけど、基本的に書き捨てのつもり。
アカウントも捨てアカウント。
コメントも返さないと思ってくれていい。
あー、なんで男なんかに生まれちまったんだろう。
女はいいよな。
いや、「女」って言葉で表現するべきじゃないな。
絶対者、上位存在、決定者、造物主……あと、どんな言葉がいいかね?
いやね、男でも絶対不幸だとは言わないよ。
でも、そうじゃない奴って、なんかすげぇ才能があるとか、運がいいとか、何かあるんだよな。
ちょっとやそっとじゃ、どうにもならない。
俺だってさ、一応、この国じゃ一流大学って言われるところも卒業してるんだぜ?
あと、年収だって平均よりは上。
見た目も……まぁ、顔の出来不出来は好みもあるだろうけど、体格はよくもないけど、太ってたりもしない。
ちゃんと鍛えて、メンテナンスしてるからな。
自慢じゃない。
そうじゃなくって、まともに努力してここまで生きてきたってことを言いたいだけだ。
悪いこともそんなにはしなかった。
そうだな、俺のやった犯罪があるとすれば……
小学校に上がる前、近所の小学校の校庭、鉄棒の近くで野グソしたくらいだ。
しかも、紙がなかったから、ケツを拭かなかった。
笑うなよ……我慢できない瞬間なんてもの、誰にだってあるだろ?
ゴキブリだらけのきったねーアパートの中でガリ勉して、貧乏なのに給付型奨学金とって大学行ったし。
社会に出てからも、平日でも徹夜して、土日も仕事の勉強、勉強だった。
残業? 休日出勤? 当たり前にやってきた。
でも、さ。
そんな「真面目に頑張りました」なんてモノは、女……じゃない、神の前では、何の意味もねぇんだぜ?
いい年になっちまった。
何もしてこなかったわけじゃない。
けど、どうしたって女から相手にされない。
もう、無理だ。
年食えば食うほど、自分の値打ちも下がるからな。
んでもって、相手候補の年齢も上がってくから、そのうちガキ産めない女とか、出てくるだろ。
けど、それってもう結婚する意味もなくねぇか?
女は幸せ、男は不幸。
キレイに切り分けられるんじゃねぇかって思うくらいだ。
でも、「女」って、いったい何なんだ?
よく昔から言うよな?
「女は三回生まれ変わっても成仏できない(from 仏教)」
「女はもっとも数の多い、地獄の薪(from イスラム教? 千一夜物語の中のアーイシャの発言)」
メッチャ差別されてるよな。
さすがにこれはひでぇ。
逆に、愛の極致としてよく引き合いに出されるのが「母性愛」だったりするよな。
女こそ、愛と平和の体現者である、なんて論調も、あちこちで見かける。
要するに、性格とか感情の仕組みには、確実に性差があるんだ。
フェミニストと動物愛護団体の恨みをかって歴史から抹殺された心理学者、ハリー・ハーロウは
「サルの男の子と女の子では、確実に行動が違う」
「オスはより荒っぽい遊びを好むが、メスはよりおとなしい」
とか言ってたっけ。
割と最近では、どっかのスーパーだかなんだかの経営者だかなんかが、女性を起用して伸びた企業とされているのに、
「女は無責任」
とかなんとか失言して、めっさ叩かれてた。
けど、いわゆる「女の醜さ」ってものは、女性自身、意識しているところでもあるんだろうな。
小説家の原百代も、作品の中で、女の悪徳をあげつらうのはおかしい、そんなこといったら凶悪犯罪のほとんどは男がやっている、「しかし」、それでも女のほうが確実により悪いといえる悪徳がある、それはみみっちさだ……とか書いてた。
で、だ。
俺は女に相手にされないで愚痴ってるクズだが、女叩きをしたくてこんな話をしてるわけじゃない。
なぜこういう違いがあるかを論じてみたくなったんだ。
よく言われる女の特徴を列挙してみよう。
・物理的には乱暴な行動に出にくい
・心をえぐる暴言は得意
・なんでもそつなく真面目にやることが多い
・あまりにひどいバカは少ない
・無責任
・感情的
・物理的にはおとなしいのに、精神的には攻撃的(嫁姑の争いはあっても婿舅の争いはあまりないなど)
・みみっちい
・「恋に恋する」「連れ歩いて恥ずかしくない彼女が欲しいんでしょ」など、男とは異なる回路で恋愛を捉えている
・母性愛があるとされる一方で、恐ろしく残酷な母親もいる
この辺、なんでそうなるのか?
「理由」って言葉、難しいな。
「いかにして」と「なぜ」は、全然別物なんだけどな。
ま、いいや。
仮説があるんだ。
なぜ、女は無責任なのか。
そして、女同士のマウンティングを好むのか。
俺は、これが進化の結果だからではないかと思っている。
歴史を振り返ってみよう。
人間の祖先は、即ちサルとの共通祖先でもあった。
何百万年か前に枝分かれして、んでもって二十万年くらい前からアフリカから出ようとしては死んでを繰り返し。
一万年くらい前から、初期農耕の時代だ。
で、王国ができて、その頃にはもう男尊女卑があちこちで記録に残ってて。
そっから戦争やったりとかしながら経済規模も大きくなって、文化が発展して衰退してまた発展して、今に至る。
で、まぁ、実は類人猿とか見てても、さっき言った女の怖さみたいなもんはあるんだ。
どっかの記事で読んだっけ。
対立するメスのオランウータン同士がいて、オスが片方に交尾を迫ったが断られて、それを見ていたもう片方のメスが交尾に誘った後、どうコミュニケーションとったもんだか、オスが、最初の断ってきたメスを襲って半殺しにしちまったりとか。
けど、人間の場合は、それに拍車がかかってる。
その理由が、この歴史だと思うんだ。
一万年間の新石器時代。
これは、人間が進化するのに充分な時間だった。
いきなりだけどさ、お前、牛乳飲めるか?
飲んだら下痢しねぇ?
東洋人の大人には、乳糖を分解する酵素がないから、腹壊すんだよな。
西洋人は、それが平気だったりする。
なぜか。
乳糖を分解する酵素があるからだ。
東洋人でも、子供のうちなら、酵素がある。
自分で作るからな。
けど、大人になったら、自然界のサルには、乳を飲む機会なんかないだろ?
だから進化の過程で、そういう無駄なコストは省かれていったわけだ。
ところがどういうわけか、西洋人はネオテニーを起こした。
つまり、ガキの頃に作られる乳糖分解酵素を、一生作り続ける突然変異をしたわけだ。
で、それは有利な特長だった。
牧畜民だった彼らには、動物の乳を飲む機会が結構あった。
そうなると、初期農耕の時代なんて飢餓との戦いだったから、少しでもカロリー取れるほうが生存率も上がる。
ぶっちゃけ、進化論ってのは死の論理だからな。
牛乳分解できない奴らが死んで、出来る奴が生き残って子孫を増やした。
だから、西洋人は牛乳を飲める。
なもんで、東洋人がこれからどれだけ牛乳飲んでも、文明崩壊でも起きなきゃ、それで栄養状態は左右されねぇから、西洋人みたいな進化は起きようがねぇ。
いいか? 乳糖分解できる奴が生き延びるんじゃなくて、できない奴が死ぬから、遺伝情報の差し替えが起きるんだからな?
で、この余談の目的は、要するに……
数千年もの間、特定の圧力が環境にかかっていれば、それは遺伝子に影響を与える、ってことを言いたかった。
俺は、女の「無責任」「みみっちさ」「マウンティング」は、この初期農耕の時代に進化した結果だと思ってる。
言い換えると、そういう性質を持った女のほうが、より子孫をうまく残せたんじゃないかってことだ。
初期農耕の時代は、即ち戦争の時代だ。
程度の低い灌漑技術しかない。
となると質のいい農地はごく僅か。
最初は分け合いながら暮らして、でもそれが限度になると、互いに争うしかなくなる。
その辺のプロセスにも持論があるが、そこはとりあえずスキップしよう。
いきなり村同士の抗争をするところからスタートだ。
で、我が村の司令官であるあなた様。
我が軍は勝利を収め、この通り、敵対村落の住民を全員捕虜としました。
どのように処置しましょうか?
「男は殺せ」
ははっ、仰せのままに。
だって、抵抗されたらヤバいですしね。
では、女は?
「……若くてカワイイのは、俺のテントに」
好きですねぇ、へっへっへ。
ボスのテントっすか。
けどもう、とっくに股間がテントですぜぇ、ボス。
じゃ、あまったのは……
「お前達で好きにしろ」
ヒャッホー!
……あ、でも。
あそこにバカな女がいるんすよー。
お前達の好きにはさせない、私が愛する人は彼だけだ、とかいって抵抗するのが。
どーしやす?
「どうしようもなければ、殺すしかないな」
へいっ、合点承知!
こうなるのが自然なのは、誰でもわかる話だと思う。
捕虜になった男と女で、待遇が異なる。
ということは、「異なる淘汰圧」がかかっている、と言えるわけだな。
つまり。
戦争という、生存を左右するイベントで、男女の性差により、最適行動が異なる。
男の最適行動はなんだ?
戦争に勝つこと。これ以外にないよな。
負ければ殺される。
逃げ延びることができればリベンジのチャンスはあるが、それにしたって、土地財産は全部失うし、妻も横取りされる。
そこから反撃して勝利して、子孫を残せるところまで勢力を立て直すのは難しい。
一人で細々と生き延びるだけならできるかもだけどな?
でもそれだと、子孫に遺伝子が伝わらない。つまり、彼本人は生涯を全うするものの、遺伝上、死んだも同然だ。
ということは、男は仲間同士で「結束」して外敵に立ち向かう必要がある。
と同時に、臆病なくらいに「慎重」でなければいけない。
多少強いからって、考えなしに他所の村を襲うような男では、長生きできない。
ところが……女の立場では、話が違ってくるんだな、これが。
負けても「死なない」。
それどころか、男のように「責任」もって最後まで戦っても、死ぬだけだ。
略奪された品物になるのは、彼女ら自身にとっては不快極まりないとしても、結果だけ見ると「より広い土地、多くの財産を持つ集団、より強い男性を夫に持つ」ことを意味する。
つまり、最悪の場合には逆らわずにいることが、彼女らの最適行動になる。
しかも、それだけじゃねぇ。
仲間内での「小競り合い」は、女性にとって無視できない利益を生む。
想像してみろ。
美貌の少女Aは、B村の族長に略奪された。
でも美人なので、族長の妻達CDEFより大事にされた。
かわいいので、何人も子供を産むことになった。
愛してるので、族長は跡継ぎにAの息子を選んだ。
美少女Aは、族長の妻達を蹴落とすことで利益を得られる。
本人は利益と思っていなくても、結果的に多くの子孫を残すことになる。
逆に族長の妻達からしても、Aを引きずり落とす意味は大きい。
彼女の機会を自分のものにできるからだ。
だからこそ、女性特有のマウンティングが起き得る。
嫁姑の争いはどこにでもあるが、婿舅の争いなんか、普通はねぇだろ?
男同士なら、速やかに序列を作って、無用な争いを避ける。
そして、必要に応じて協力し合う。
男の美徳を強調したいわけじゃない。それが男にとっての最適行動だからってだけだ。
虚栄心は、人間なら誰しも持っているものだが、その理由やターゲットは、性別で大きく異なる。
女が化粧をするのは、男に見せるためじゃない。
他の女との比較が第一なんだ。
更に突き詰めると、女は冒険を選ぶことができる。
つまり、夫達に対して「だらしない」とハッパをかけて、他所の村との抗争をおっぱじめるわけだな。
そうすれば、勝っても負けても、強いほうの男達の妻になれる。
あとは女同士の足の引っ張り合いに勝てば、自分が頂点だ。
無責任で攻撃的、そして利己的な性質ってのは……
こういう圧力がかかり続けた結果だと思うんだ、俺は。
牛乳飲めるかどうかの違いと同じようなもんだ。
数千年もそういうことやってたんだからな。
だから、今みたいに核家族で、一夫一婦制になると、女はマウンティングする相手に困る。
ママ友同士はもちろんのこと、夫もその対象になる。
妻に見下される夫のいかに多いことか……
女ってのは、最初は下から、最後は上から男を見るもんだ。
どっかの統計で、二十代と六十代の夫婦の意識調査を読んだんだけどさ。
相手が自分にどれくらい相応しいか、逆に相手が自分にどれほど相応しいかを、尋ねたんだそうな。
そうすると、若いカップルほど、女性の自己評価が低く、男性の自己評価が高い。
逆に熟年カップルだと、女性の自己評価が高く、男性のほうは低くなる。
女は基本的に、自分以上の相手じゃなけりゃ結婚もベッドインもしねぇから、若い頃は男が上だと思ったから結婚したんだよな。
けど、時間と共に、だんだん対等になり、そのうち見下すようになる。
マウンティングの本能ってやつだ。
けど、それだけじゃ済まないぞ。
俺は、人類の未来がヤベェって思ってるんだ。
女は、痛みや恐れに対して、鈍感なところがある。
逆に敏感すぎることもあるんだけど、なんか、その辺のセンサーに不安があるんだ。
つまり、戦争のリスクを引き受けなかったことで生き延びた、そういう進化をしたのが女だとすれば……そういうクリティカルな判断を背負うようになった時、予想も出来ない形でハイリスクな決定を下す可能性があるんじゃねぇかってな。
もちろん、女が戦士になれないわけじゃねぇ。
昔から、強い女、勇敢な女なら、あちこちにいた。
女戦士・アマゾーンの伝説なんかもあるだろ?
ヴィンランド・サガなんか読むと、男達がスクレリンガー(恐らくアメリカの先住民)相手に恐れをなしているところへ、妊娠中のフレイディスが斧を片手に戦いを挑み、敵の頭を叩き割ったとか、そういう記述に出会ったりする。
あと、こんな小咄もあるな。
植民地でのパーティーで、男達がいかに男が勇敢かを語り合ってる。んで、それをホステス役の女はニヤニヤしながら聞いてる。ところが、誰かが毒蛇の侵入に気付いて、大騒ぎ。男達は
「お、お、お、恐れるな、落ち着け、よし、ヘビを誘導して……門の外に出した! 扉を閉じろ! ふぅ~」
でも、ヘビの出現を報告したのは実はホステスだったと判明。
どうして毒蛇がいるってわかったんだ?
「それは、その蛇が私の足元をはいずっていったからよ」
この小咄の笑いどころは、男達が実は臆病で、女のほうが度胸がある、というところなんだが。
俺は、恐怖センサーの「壊れ」なんじゃねぇかって思うんだ。
感情的にパニックになるのは論外だ。
ヘビを興奮させるからな。
けど、彼女の余裕はどうだ?
怖いものを怖いと思わないのはなぜだ?
それがさっきの話だ。
女にとっては、長い間、争いごととかのリスクに直面しないことが生存戦略だったから、その辺のセンサーが壊れてて、多少好戦的になるほうが有利に働いていた。
だから、怖いものを正しく恐怖できない可能性がある。
それも、自己評価が高ければ高いほど。
だってそうだよな?
自己評価が高い女は、戦争の結果がどうなっても、必ず次の族長のお気に入りになれるって寸法だから。
実際、高い地位についてる女で、好戦的じゃない奴を探すほうが難しくないか?
ヒラリー・クリントンとか、平和の体現者に見えるか?
そこまで上の人間じゃなくても、職場の女主任とかイメージしてみようぜ。
男みたいな温情なんてなさそうだろ?
少なくとも、俺が見てきた女は、ほとんどそうだった。
立場が上か下かで態度が変わる。
ま、男もそうだけどな、女の場合はもう、激変する。
なんでそうかって、それが最適行動だから。
選ばれにくい弱者なメスは安定を望むかもしれないが、自信があればあるほど、冒険的になった場合の見込み利益が大きくなる。
で、政治家とかになるような女は当然エリート層、つまりもっとも自信があり、リスクをとれる女達だ。
果断といえば聞こえはいいが……。
ってことはだ。
これから女の地位は、上がることはあっても下がることはない。
彼女らが安定して支配者層に収まるようになった時……
偶発的に、本能的な好戦性が、恐ろしい結果を招いたりはしないか?
ってな。
もちろん、俺は男女平等にケチつけるつもりはない。
それでも変な差別のある社会よりは、ない社会のがいい。
そうは思ってるけどな。
ただ、平等が進むと、必然、男は余るよな。
俺みたいに。
で、女は基本的に、自分より上の相手じゃなきゃ、交尾したがらない。
それも、一番いい男を巡って争う。
海鳥なんかは、レックっつって、一番いいオスの前で行列作るんだぜ?
割り込んでくるオスもいるけど、メスは嫌がる。
もともと、そういう風に人間はできてないんだ。
一夫一婦制には向いてない。
その証拠に、人間には性的二型がある。
男女での体格の違いがある。
これが極端なのだと、ゴリラみたいにハーレム作るわけだけど。
どっかで見た記事によると、新石器時代の男は、十七人もの妻を持ってたそうだ。
人口比はほぼ同じくらいだから、つまり残り十六人の男は……わかるな?
女は、ただ一人の男に殺到するもんなんだ。
俺の知ってるナンパ師は、百人以上の女と寝てる。
他にも、身近に五股してた男がいるぜ。
月曜日は最初の彼女、火曜日は月曜の彼女がいるのを知ってて付き合い始めた彼女、水曜日は月火の彼女がいると知っててくっついてきた彼女、木曜日は月火水の彼女がいると知ってて追いかけてきた彼女、金曜日は別口で見つけた彼女、土日は休む日ってな。
要するに、男も女もハーレムが大好きなんだ。
ここ、「なろう」も男性向けの話はチートっつうかタナボタ的な超能力を授かって、あちこちの美少女をウハウハするってのばっかりだし。
女性向けの話は、あれだろ? 悪徳令嬢モノ。つまり、女同士のマウンティングストーリーだ。
女が、私は愛する人が一人いればいいっていうのは、実際には、他の女を押しのけて、自分が最上位の女になりたいっていうのと同じってこったな。
んで、話を戻すと。
男女平等ってことは、格差がない。
能力的に大差がなければ、同じ仕事に同じ給料をもらうわけだ。
ってことは、男は上にはいけないから……
少し調べればわかるが、女医の未婚率、すげぇんだぜ?
女の最上位集団と、男の最下位集団が余る。
もっとも、モテる男は何回でも結婚するから、男の余るほうがひどいし、女の未婚率は地位によらず幅が出てるけどな。
さて、そうなると、男の不満はたまるわけだが……
何しろ、あぶれるんだから。
これが男女平等の結果だ。
もちろん、平等であるべきなんだが……
人類は最初っから「平等」だったはずだよな?
そもそも平等ってのは、本当に突き詰めると、何もないアナーキーな世界に行き着く。
誰が何やってもいい、ルールなんかないのが本当の平等だ。
で、その平等が自然に生み出した制度が奴隷制社会だったり、封建社会だったりする。
残念ながら、男尊女卑も、その一部だ。
なんでそうなった?
女が無能だったから? いいや。
女が弱いわけじゃない。
アマゾネスの伝説にあるように、戦う女達だっていた。
さっきのフレイディスだってそうだな?
けど、出産、育児のコストがかかるから、そいつらは専業主婦に勝てなかったわけだ。
というか、貴重な女様を最前線で死なせる社会より、替えの効く男を死なせたほうが、社会としては安くつく。
だから、男が戦士になっただけだ。
その行き着く先が役割の分担と、男尊女卑だった。
役割が分かれると、女は責任をそもそもとらないポジションに置かれたし、それは男から見ると「ずるい」ことでもある。
それでいて、食い物とかの財産権は握るんだから、そりゃ差別の対象にもなる。
で、また話が飛ぶんだが。
ユース・バルジって知ってるか?
わかりやすくいうと、人口爆発による社会変動だ。
ベビーブームが起きて、若年層がワッと増えると、社会のポスト、つまり社会的地位とかだな、それが足りなくなって、でも人口は多いもんだから奪い合いの競争が起きて、戦争とかが発生しやすくなる。
悪いことだけじゃなくて、それは国力の隆盛も意味するから、まぁ、活動的、戦闘的になると言えばいいのかな。
ちなみに、本当のユース・バルジが見たいなら、イスラム圏に行くといい。
若者でいっぱいだ。
悲しいことに、女性を差別し、見下す社会ほど、戦闘的で強くなる。
道徳的にいいかどうかは別として、とにかく出産数が違うからな。
まったく、一人の女に何人子供を産ませてんだろ?
で、現代に戻ると。
今の先進国は、いびつなユース・バルジもどきができてるな。
人口爆発だけがユース・バルジなんじゃない。
人口に対してポストが不足する現象がユース・バルジだ。
で、そうなると……
男女の収入差がない。
しかし、女性は自分より一定以上稼ぐ男性としか結ばれない。
そして、一部のモテる男に女性が集中する。
もちろん、男女とも結婚に対する強制力は弱まっているから、あぶれるのはどっちも増える。
だが、自分の意思で結婚や交際を希望しないのを除くと……
男が圧倒的に余るだろう。
つまり、
・仕事では男女とも同じくらい厳しい状況、但し男性特権はなくなりつつあるから、より男のほうが厳しく感じるだろう
・でも女は、極端な条件にない限り、結婚したくないのでなければ、結婚できる
・男は、どうしても一部が余り続ける
ポストの不足だ。
しかし、片側だけ。
普通のユース・バルジなら、人口爆発とポストの不足が発生するが、婚姻は促進される。
どっちも数が多いし、そもそも景気がよくなるんだから、みんなアグレッシブで、楽観的だ。
大きくなった社会からのバックアップだってあるんだしな。
ところがこの場合、男だけが、若干の仕事と、婚姻のポストにあぶれるわけだ。
これはどんな影響を及ぼすか?
ポストが足りなければ、奪おうとする。
で、モメるという仕組みなのだから、当然、それは起きる。
しかし、この手の格差はほぼ絶対的で、多少の努力、穏便なやり方では、とても飛び越えられる段差ではない。
……実は、世界情勢を見ると、もうその兆候が出てると思うんだよな、俺は。
男女平等が進んだ北欧諸国では、高額なアルコール製品にハマりこんで中毒になる男が大勢いる。
世界中でネオナチみたいなのが得票数を増やしている。
移民を迫害したり、差別したりと、攻撃的な態度を示す人々が出始めた。
もちろん、上記の理由だけが原因じゃないんだろう。
経済環境の悪化も当然、織り込むべきだ。
ただ、この手の攻撃性の背後には、今ある社会への不満がある。
不満はあるが、しかし、ユース・バルジと決定的に違うのは、彼らが悲観的であることだ。
それでもポスト不足だから攻撃性は高まる。
しかし、人口は少ないし、動員できる力は小さいから、そういう歪な形になるんだな。
つまり、逆説的にも、自分の出身世界をある方面から過度に美化し、その価値観に救われようとする。
こうあるべきなんだ、自分は正義の代弁者なんだ、と。
何のことはない、暴走族の論理と大差ないんだがな。
で、こういうなんちゃってユース・バルジは、本物と違って弱い。
本当のユース・バルジは、人口爆発は起きているが、それはコミュニティーに繋がれたままだ。
人口爆発前の時代を生きている親、幼馴染などと一緒に、外の世界にポストを狩りに行くんだからな。
けど、こっちの偽バルジは、社会は痩せ細っているし、社会の半分、つまり女達は動かないし。
どこに出て行っても、この場合は空いてるポストなんかない。
何より、本物のユース・バルジは、みんな未来に可能性があるから、バンバン結婚してバンバンガキをこさえる。
となると、その子供のために頑張るわけだ。
けど、偽バルジでは、その子供、妻自体が存在しない。
想像してみようぜ?
もし日本が外国の侵略を受けたら。
もちろん、勇敢に戦う奴も出てくるだろうけど、普段から極右な発言をするような偽バルジ君達は、実際には何もしねぇはずさ。
だって、自分のいる社会には、守るべきものが何もいないんだからな。
普段の攻撃的な言動も、その守るべきものを適切に与えられなかったことに対する不平不満なんだから。
あいつらが忠誠を誓っているのは、架空の日本なんだよ、たぶんな。
俺はそういうネトウヨとかじゃあねぇが、その辺の気持ちは一緒だ。
俺は、俺の生まれ、育ったこの社会を守ろうなんて気持ちにはなれねぇな。
むしろブッ壊して欲しいくれぇだ。
知ったことかよ。
で、この状況、実は女も不満なんだ。
なんでか?
男が弱っちいからだ。
民族主義とか、極右的思想にハマるのは男だけじゃない。
なんで女性が、かつての男尊女卑的な……マッチョな世界に憧れるかのような言動をするかっていえば、これが理由だ。
同格の男は、自分より下。
でも、上に行きたい。
男を、最後には夫までマウンティングしてしまう。
そうなると、満たされないわけだな。
じゃあ、どうすればいいかって?
解決策なんかねぇよ。
人間はな、生き残るために進化してきたんだ。
幸せになるためなんかじゃねぇ。
だから、その意味で、もし女が俺の言った通り、夫を忘れて新しい征服者と寝ることを積極的に選ぶような進化をしてきたとしてもだな。
それを理由に「女は醜い」なんて言う資格はねぇわけだ。
同じように、無数の女をヤリ捨てたり、子供産ませておいて養育費も出さずに逃げる男も、これだって自然現象だ。
男達がそういう女を作り、女達がそういう男を選んだ。
互いに苦しみを深めながら、より不幸になるように進化しながら、生きながらえた。
もちろん、法的にゃあ、いろいろあるんだろうよ?
道徳的な点についちゃあ、割と適当。
でも、俺は「なんでこうなったか」を喋ってるわけだしな。
けどよ。
女って、いいなぁ。
それでもとにかく羨ましい。
生理が大変? 出産の苦労? 化粧とか面倒?
ま、そうだろうけどさ。
男だって、若い頃は制御不能の性欲に苦しむんだぜ……
女から相手にされない劣等感も、みんな味わってる。イケメンでさえな?
エロビデオ見ろよ。男優が女優に、わざとエロいこと言わせて、屈服するような態度をとらせるよな?
あれ、なんでだと思う?
男達の惨めさを買い戻し、代わって報復してサッパリさせてやるために、ああやってんだよ。
ま、それはそれとして。
まず、生き延びることにおいては、特に先進国では男より数段有利だ。
計算してみようぜ?
ここに年収五百万の男女がいる。
仕事の能力も対等、その他も平均的な感じで考えよう。
家庭環境とか性格とかその他もろもろ、変数加えるとえらいことになるから、ここは捨象する。
んでもって、こいつらが死ぬまで独身でいたとしたら、まぁ、傍目には平等なままだ。
個別の恋愛がどうとか、その辺はわかんねぇが、経済的なレベルでは差は出ない。
寿命は、まぁ、女のがちっとは長いかもな?
けど、結婚するとしよう。
女は、自分より年収の高い男としか結婚しない。
今の時代、未婚の男女の給料にはほぼ格差がない。
余談だが、学力については、実は先進国では、総合的には女性のが上で、ただ数学などの理系では男性が、国語などの文系科目では女性が優勢らしい。
んで、結婚すると、日本では、女の年収がガクンと落ちる。
これはまぁ、企業の罪だな。
育児休暇なんざ、そうそうくれてやれねぇもんだから、女がどうしたって我慢するハメになる。
結局、男を100とすると、女は70の給料しかもらってない。
ということで、こいつを基準にしよう。
女70から見て100の給料をもらってる男と結婚する、と仮定して。
となるとだな。
五百万稼ぐ男は、年収三百五十万の女と結婚。
五百万稼ぐ女は、年収七百万の男と結婚。
世帯収入は、950万 vs 1200万。
妻がどちらも産休に入って、その後職場復帰で、年収半減としよう。
775万 vs 950万。
要するに、同じ収入水準の男女であれば、1.4倍の経済格差ができるわけだな。
んでもって、経済格差が学力差、ひいては後の年収に影響すると仮定しよう。
五百万稼ぐ男の家の年収を、夫婦二人で割って平均すると、425万。
五百万稼ぐ女の家の年収を、夫婦二人で割って平均すると、600万。
これが子供の年収の差になるとしたら、どうだ?
もちろん、そんなに単純なはずはない。
けど、収入が高いほど、子供の教育は充実し、よって進学率も高まり、就職にも有利になる。
だから、平均を取れば、女の側の子供達のほうが、ずっと上の水準にとどまるんじゃないだろうか?
で、続きだ。
五百万稼ぐ男が息子を持ち、五百万稼ぐ女が娘を産んだら?
425万の年収の男が結婚する女は……およそ年収300万。
600万の年収の女が結婚する男は……およそ年収850万。
世帯収入の差は、725万 vs 1450万。
孫の世代で格差が倍になる。
女に生まれ続ければ生まれ続けるほど裕福になり、男が生まれ続けるほど貧乏になりやすい。
こいつはヤバいぜ……。
この辺の話は、ただの空想としても、だ。
だいたい、女は貧困になりにくい。
犯罪者の数も、男がブッチギリで多いけどさ。
自殺者も男が2~3倍だろ?
ホームレスに至っては20倍だ。
明々白々、女が本当に幸せかどうかは俺には実感しようがないんだけれども、少なくとも生存においては、絶対的に有利なんだよ。
まぁ、これはいいとして。
けど、俺が本気で女をうらやむのには、別の理由があるんだぜ?
それは何かっつうとな。
女は、愛に苦しむことがないってことだ。
「そんなことないよ! 片思いで苦しんでる子とか、いっぱいいるんだからね!」
そんなの知ってる。
けど、俺が言ってるのはそういう意味じゃない。
男と女じゃ、異性に対する「愛」のありようが、まったく別物みたいなんだ。
それに気付いたのは、女が俺達男に向かってたまに口走る、数々の言動を踏まえてからのことだ。
「連れ歩ける、恥ずかしくない、自慢できる彼女が欲しいんでしょ」
「恋に恋してる」
こういうことを言われた時、俺は「は?」と思った。
自慢とか恥とか、そんなこと考えて女選んでねぇし。
ましてや恋に恋してるってなんだよ?
まぁ、なんだ、エロ本エロビデオに夢中になってるっつうんなら、まだわかるけどさ。
この辺の言動ってのは、女固有の感情からきてるんだ。
投影してるって言えばいいのか?
男は、余程見栄っ張りだったりしない限り、或いは何か社会的地位とか、そういうのが付随してない限り、連れ歩いて自慢できる女が欲しいとか、ましてや恋に恋したりなんかしない。
もちろん、あまりにみっともない、下品な女と歩きたいとは思わないが、それは誰だってそうだろ?
別に彼女じゃなくても、会社の同僚でもそれは同じだ。
女は、連れ歩いて恥ずかしくない彼氏が欲しいし、恋に恋もする。
だから、男もそう感じるものだと勝手に思って、そんな言葉を口走る。
でも、じゃあなんで女はそんな風に感じるんだ?
連れ歩いて恥ずかしくない彼氏。
これは、ここまで読んだあんたならわかるよな?
マウンティングだ。
「あっら~、ゲス美ちゃん? なにその彼……うっわー、だっさー!」
これはキツいわ。
でも、ここでゲス美が
「彼は東大出身で、国家公務員試験に合格して、今はエリート官僚なのよ」
といえば、とりあえず見栄の張り合いには負けずに済む。
男はそこまで女にステータスを求めないけど、女は違うんだよ。
クズみたいな男を連れ歩いたら、自分まで下に見られる。
それは我慢できない。
で、恋に恋するってのは……変だろ?
だってさ、男だったらわかるよな?
「はぁ~、学園のアイドル、キラ恵ちゃん……清楚過ぎる、美人過ぎる、ああもう俺、トロトロ」
実物がいるから、恋するんだよな。
けど、恋に恋するってのは、実物の相手が「いなくても」成り立つんだ。
つまり何か?
恋愛している「自分自身」の輝きに心惹かれているからに他ならない。
実物がいなくても、イメージすらできなくても……その素晴らしいだろう彼氏の光に照り返され、同じように輝く自分自身。
その自分自身に恍惚となるって仕組みなんだ。
で、この二つの例を見ればわかるよな?
男にとっての恋愛の対象は女。
だが、女にとっての恋愛の対象も、女。自分自身。
男は、その大事な自分自身を映すための鏡として選ばれるに過ぎないんだ。
ってことは、男が愛してるのは女だけど、女が愛しているのは女自身。
彼氏がいなくて寂しいとか言ってるが、一番大事な愛は、常に自分自身に注がれている。
だから、男の「寂しい」は、言ってみりゃ白米すら食えないのと同じだが、女の「寂しい」は、食後のケーキがないっていうようなモノなんだよ。
んでもって、この仕組みがそのまんま「母性愛」のカラクリに繋がるわけだ。
子供は自分の一部。
自他分離の必要なんかない。
だから、自分を愛するのと同じように子供を愛せる。
最近は、それで自分の一部にしすぎた母親が、毒親とか呼ばれたりするよな。
母娘の軋轢ってやつだ。
逆に、子供を産んでも、それが自分自身の分身、鏡たりえないと思うと、途端に冷酷になる。
一見、ちょっとチャラそうなだけで、普通の女にみえるようなのが、当たり前に我が子相手に残虐事件を起こしたりする。
自他分離がされてしまうと、子供はもう、守られなくなっちまう。
そこに同居人の男とかが加わるともう、どうしようもなくなるよな。
自分の鏡はその男だし、男は怖いし、責任も男が背負うから虐待も見てみぬフリができちまうし。
子供を巡る数々の事件の心理の向こうには、女の女たる本質が関わってると思うんだよ、俺は。
また、女が自分自身をこそ愛する、だからこそ、世界中のいろんな女性差別的行動が、結果に結びつくんだと思う。
たとえばキルギスの誘拐婚。
あり得ないだろ?
自分をさらった男と、数時間後には結婚を決意するとか。
なんで、と理由を訊かれて「一度入った男の家から出るのは恥になる」っつって、おいおい。
つまり、自分が汚れるからだよな。
無責任心理と自己愛心理が重なって、こういう挙動をするんだ。
で、だから俺は、女が羨ましいんだ。
独身を選ぶ女、多いだろ?
一人で生きるっつっても、男みたいに取り残されるわけじゃない。
選択肢はあるけど、分身を作るのをやめるだけで、自分で自分を愛し続けることはできるから、自給自足できるから、アホな男と一緒に生きる必要性がないんだ。
いうなれば、女に生まれたという時点で、宇宙が完結する。
世界中を見渡せば、そりゃ不幸な女は山ほどいるだろう。
日本じゃ想像もつかないほどの過酷な性差別もあちこちあるし、教育を受けられなかったり、暴力にさらされたり、結婚も自由もなかったり。
でも、そいつらは女だ。
たとえ若くして死のうが、不運に巡りあおうが、女だ。
女であれば、勝利者だ、人間だ。
対する男は、それだけでは人間になれない。
そういう女達から選ばれてこそ、やっと人間になれる。
なんでかって?
ガキを作るからだ。
でも、親になるには、女から選ばれなきゃ、男はなれない。
つまり、未来の人類の祖先になれなきゃ、そいつは人間ですらない。
女は基本的に、全員が祖先たりうるけど、男は違う。
選ばれなかった奴は、人間じゃないんだ。
言ってみれば、絶滅動物同然なんだよ。
そこを女のお情けで拾ってもらえるだけ。
ゴミクズ同然だ。
な?
いかに女が男より上か、よくわかっただろ?
俺が女のことを絶対者、上位存在、神とかって呼ぶのも、理由のないことじゃない。
男達の運命や存在価値を一方的に決める、それが女の特権なんだ。
男達は、暴力を振るい、権力にしがみつき、差別的な教育を繰り広げて、やっと女と対等になれた……と思った。
でも、無駄な努力だったな。
女の価値を男が決める権利はない。
でも、男の価値は女が決めるんだ。
でもじゃあ、男は、個人として、女に追いつく方法はないのか?
あんまりない。
経済的に大成功するとか、高い身分につくとか……
そうすればハーレムは作れるかもな?
けどそれも要するに、
「馬力の大きい家畜」
になるだけだ。
無数の女がシェアする、大きな家畜。
足を折りでもしたら、すぐ去っていくぜ?
あとは、ナンパテクだな。
ナンパ師ってのは、ここまでに述べた女の特性をうまーく使う。
たとえば……
女は自分が汚れるのをものすごく嫌う。
だから、女をゲットする一番いい方法は、ヤッちまうことなんだ。
方法は、目に見えて抵抗されるようなレイプ以外なら、ほぼなんでもいい。
酒の勢いでもなんでも、な。
翌朝、ベッドから起き上がったら、低くない確率で、その女、彼女にできるぜ?
なんでか。
行きずりの男の勢いで寝る女。
そんな汚れた称号に、女自身が我慢できないからだ。
順序のおかしい恋愛……そういう都合のいい話に差し替えたい。
期待させて奪い、不安にさせて出費を強いる。
ナンパ師とかホストは、このテクでなんとか女達と渡り合ってる。
でも、そこまで長続きはしねぇよな。
結婚その他、女を安心させたが最後、おしまいなんだから。
あとは、精神性の高い女、本能を超克した、素晴らしい人格者の女を見つけるとか。
いないとは言い切れない。
けど、それはもう、宝クジを当てようとするようなもんだぜ。
もしいても、そんなの最高の上玉だからな。
同じく最高級の男がすぐ寄ってきて、掻っ攫っていく。
ま、だから女の絶対上位は覆せない。
無駄だ。
で、こういうこと言うと、女のが不利だとか、いろいろ言う奴いるよな。
でもそれは、男の優位じゃねぇからな?
男の向こう側にいる女が邪魔になってるだけだから。
イケメン一人に女が百人殺到して、残り九十九人の男は、空き地に突っ立ってるんだから。
いいよな、女は……
俺、たまに思うんだ。
この宇宙が、女の力で常にひずんでいるんじゃないかって。
女が胸をゆすれば天が砕け、尻を振れば地が割れる。
振り返れば時間が巻き戻り、前を向けば時間が猛スピードで流れ去る。
女と女がすれ違えば、その隙間に次元の裂け目が出現し、女がスカートをからげれば、それこそキ○肉マ○のマスクみたいに、ドブ川を一瞬で浄化したりもでき、逆にその気になれば巨大な建造物だって一瞬で粉々にできる。
心の中で思うだけで宇宙のすべてを生み出し、滅ぼせる。
もう、女ってだけで、なんでもできるんじゃないかって。
……さすがにそれはないか。
それは女っつうか、怪物だ。
で、まぁ。
俺の話を最後にちょっとだけ。
俺も、女に選ばれなかったゴミだ。
もう、今からじゃ手遅れだと思う。
真面目に生きて、愛し愛される人生を希望していた。
けど、無理だ。
でも、ポジティブに考えるなら、これって「俺には何の責任もない」ってことなんだよな。
俺は、何をしてもいいんだ。
ここまであれこれ言っておいてなんだが、俺は女性差別には断固反対だ。
女だから出世させないとか、真面目に考えてる奴がいたら、そいつはパーだ。
能力がありゃ、上にいけばいい。
今の日本社会で女が出世できないのは、長時間労働が大前提だから。
言い換えると、企業が充分労働者を信用してないからなんだ。
トップが無能な国ってのが最大の原因だと思う。
その意味じゃ、男叩きも女叩きも、無能で強欲な支配者層の思うがままに動いてるってことになるな。
けど、それは俺が「生きている」限りにおいての話だ。
俺は生きている限り、可能な範囲で法律を守り、勤労の義務を果たす。
けど、死んだ後までは関係ないよな?
言い換えると、どうせ死ぬなら、何をやってもいい。
女達が頑張って産んだ分身達……今は晩婚化もあるから、二子目を生むのも難しいだろうから……こういう何の罪もない子供を殺しまくってから自殺したとしても、俺には関係ない。
だって、俺は死ぬから。
自分が死ぬなら、何をやってもいいよな?
俺は、俺が生きている社会には義務があるけど、死んだ後には俺の権利なんか残らない。
権利がないなら、義務もない。
安心しろ。
具体的な計画なんかない。
あっても宣言しなきゃ、犯行予告にはならんだろうしな。
おっけーおっけー、俺は善良な市民だ。
大丈夫、テロ計画なんかないよ。
とりあえず、この辺にしとくか。
とりあえず、あんたが女だったら、おめでとう。幸せだよ。どんなデブスだったとしてもな。
あんたが男だったら……ご愁傷様。諦めろ。
ちいっと詰め込みすぎたかな?
ま、よくわかんなかったら、オノ・ヨーコの「女性上位万歳」でも聞きながら、読み返してみてくれ。
ヒャッハー! 俺の人生もうおしまい!
ヒョッホー! 生まれた時から手遅れだ!
……野グソしたから……天罰かねぇ?
滅べ世界!
万歳!
どこにリンク張ろうが、無断で引用しようが、勝手にしてくれ。