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〇月〇日  作者: by sky kt
ある使用人の日常
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7月4日

7月4日


早速だが、最初の旅行という名の地方巡りは良好だった。


結構前から目に付けてただけはあって、山奥でどこか神秘的な雰囲気もあり、俺の荒んだ心もどんどん清められていく。


空気って本当においしさあるんだなと思い知らされた。あまりにも空気がおいしいので今まで吸っていた空気がもう吸えなくなるかもしれん。


空気だけじゃない、緑豊かな植物があればそれに寄ってくる虫たち。


来る途中にもたくさんの動物たちと遭遇できた。


そしてここの住民の人もみんなが俺たちのことを温かく出迎えてくれた。


また料理も旨い!


取り立ての食材で作ってくれた様々な料理は俺の舌で踊っているような美味しさだった。


最後に極めつけは、宿泊先の娘さんが偉い別嬪(べっぴん)さんなこと!


木野須このす家も美形揃いだが、あっちは今風の感じがある。


しかし、ここの娘さんは古来日本が残した純和風美人!


来てよかった地方巡り。


そして、和服ってあんな破壊力あるんだなと思う歴史ある1日でもあったのだった。


…和服モノのエロ本も今度から買うか…


もし、木野須家の女性陣に見つかったらやっかいか…


特にあの長女にばれたらめちゃくちゃ面倒くさくなるだろうな。


…まあいいか。


けど、ちょっと残念だったのが別嬪さんが無表情だったところかな。


正直人形と言ったほうが正しいのではないかと思うほど感情を感じなかった。すごく残念…


あれで、愛嬌があれば完璧だっただろう。


採点を付けるとしたら、99.9点ってとこだろうか。


ただ、もし夜中に遭遇したらびびる怖さがあったな。


いや、あのミステリアスな感じが歳不相応なエロさを醸し出してるんだ!


……多分。


話を戻して、最初の日である今日は明るいうちに旧友と村を散策し、夜は旨い飯と旨い酒でお祭り状態。


久々に楽しんだ一日だった。


旧友も最初はぶつぶつと小言を言ってきたが、今じゃこの村の虜の一人になっている。


もちろん、俺もだ!


今度は和馬と来てもいいかもな。


あいつも毎日大変だから、こういった場所で羽を伸ばすことも大事なはずだ。


そういえば、明日この村で宴祭というお祭りが行われるらしい。


村を周っていたらその準備で賑わってもいた。


明後日まではいるつもりだから明日行ってみようと思う。


だが、今宵も存分に楽しむつもりだ。やっほい!!

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