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九十二.手抜きして何が悪い
華雄軍壊滅!
この報により今度は董卓軍が騒然となった。
「まさか華雄ほどの猛将が討たれるとは・・・連合軍の力、侮り難し!」
董卓は連合軍を嘗めてかかるのを止め、全力で叩きのめすことにした。
即日、董卓は20万の大兵をもって洛陽を発した。
『李傕』と『郭汜』を大将とした5万の兵を汜水関の救援に向かわせ、残りの15万は董卓自身が率いて『虎牢関』へと向かった。
『虎牢関』
洛陽より南に50里ほど向かった地にある天険関所。
ここに10万の兵を置けば、天下の諸侯は通路を失うといわれた。
董卓は関所内に12万の兵を配置し、残りの3万の兵を前衛へ配置した。
前衛へ配置した3万の兵を率いるは呂布。
無敵の呂布を先手にしたことにより、虎牢関の鉄壁さは増々強固なものとなった。
一方こちらは連合軍。
董卓が汜水関と虎牢関の2手に兵を分けたとの報を聞き、連合軍も兵を2手に分けることにした。
そこで、一部の兵を汜水関攻めに残し、残りの軍勢は虎牢関へ向かった。
虎牢関攻めを行う兵力は八諸侯。
その中には劉備ら3人も含まれていた。




