表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
地図にない店  作者: lolite
6/44

日常(2)

「次は恋の杉ー、恋の杉です。」


一瞬首がガクッとなって目が覚める。どうやら居眠りをしていたようだった。

他の乗客に思い切り見られてしまってなんだか凄く恥ずかしい。

幸い涎は垂らしていなかったようで、少し安堵してしまった自分が嫌だ。


また夢か・・・でもなんだかこの前もこんな夢を見たような・・ま、気のせいか


バスを降りてコンビニに寄り、適当な弁当類を買って家に帰る。

自炊は滅多にしない。そのせいで料理の腕は全く上達しない。

煮物は人生で数回しか作った事がないし、揚げ物は油が跳ねたり

火事になったら怖いからやらない。お菓子に至っては作ったことすらない


こういう所も私が結婚出来ない理由の一つなんだろうなと思う。


家路に着き、適当に弁当を食べて適当にシャワーを浴びて

部屋で暖かい飲み物を飲みながら、ニュース番組をBGM代わりにネット。

この時間だけが唯一の癒しのひと時である。


普段見ているのは、昔のCMやペットの動画、借りてきたDVDなどを見て

時間を潰す。いわゆるテレビやドラマなんかはほとんど見ていないので

最近どういった番組が流行っているのかはさっぱりわからない。


動画を見ている合間に、時々同級生の名前で検索したりして

近況をチェック。既に小学生の子供がいたりして大きなショックを受ける。


眠くなってきたところでパソコンの電源を落とし、スマホのアラームを

7時に設定して寝る。ここ5~6年は大体そんな生活を送っている

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ