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人魚の雫  作者: 麻婆豆子


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23/31

ほどけゆく理性、その夜-1

 撮影の帰り。

椿つばきは高級ブランドが立ち並ぶ街に寄った。



「いらっしゃいませ、椿様。お待ちしておりました」

「こんにちわ。先日のローンチパーティーでは、お世話になりました」

「あのシリーズの新作、ご用意しているので、是非見てみてください」

「ありがとうございます。楽しみにしていました。あと、今日は女性ものの服も見たくて…」

「かしこまりました。」


 スタッフはスマートに、椿をお得意様部屋に案内した。



 椿が女性ものを見たいと言っても、この店のスタッフは一切 勘繰かんぐろうとしないし、情報を漏らしたりもしない。

だから、椿は安心して買い物ができる。



 椿は、自分が欲しいものを見つつ、スタッフに女性ものの服を持ってきてもらった。


「(彼女、何でも着こなしそうだから迷うな。好みも分からないし…)」


 椿は“彼女”の顔を思い浮かべながら「アレがいい」「いや、コレもいい」と頭を悩ませた。


 そして、Tシャツにデニム、ワンピースに帽子に靴、アクセサリーと、直感で気になるものをいくつか選んだ。


「(下着は…通販で選ばせよう)」




「ありがとうございます。また遊びに来てください」

「こちらこそ、たくさん見させていただいてありがとうございます」



 買い物を終えた椿は、スタッフと店の出入り口で会釈を交わし、呼んでいたタクシーに乗り込もうとした。



 

 その時だった。




.

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