表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
79/83

3

 二人はともに懐から拳銃を取り出し、仕事を始めた。

 今回はいつもとは少しやり方が違う。スマートな銀行強盗が二人のスタイルだったが、強引なやり方を選んだのには理由がある。同じやり方ではつまらないだろ? これは相棒の言葉だ。しかし真意は、警察の捜査を撹乱するためにある。いつもと同じ格好を貫き、わざと雑に仕事をし、模倣犯を演じている。ギリギリに逃げ切る。今回の作戦は危険もあるが、その危険が楽しみでもある。

まずは予定通りに拳銃を突きつけ金を奪った。まさかそこに制服の警察官が入ってくるとは予想外だったが、これを利用しない手はない。そいつを人質にパトカーで逃走。いかにも頭の悪いやり方だ。更に悪いことに、相棒はそいつを殺してしまった。完全に追い込まれている状況だ。逃げ切れるなんて思えない。

 それでも俺たちにはまだ余裕がある。追跡を交わして河原に隠した車に乗り込む。後は悠然と走りさればいい。もちろんその車も何処かで乗り捨てる。

 なんだか様子がおかしいな。俺たちの車を追いかけるパトカー。静かだけど、確実になにかを感じる。今は銀行で大騒ぎのはずだ。サイレン鳴らして走り回るならまだしも、ゆっくりついてくるなんて、怪しすぎる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ