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リナと出会ってから

 「おはようございますって、なんでそいつがいるんですかぁ?」

 「おはようサクラ。今日から弟弟子よ。ほら自分の名前言って。」

 「おはようございます。リンナイ、です。リナって呼んでください。」

 「昨日と言ってること違うじゃないですか!」

 「朝から騒がしいなぁ。遅かったんだから、さっさと飯食え。」

 「雪紀さん、食うじゃなくて食べるです。言葉遣い気を付けないと、きぃ姉さんが起きてきたらまた言われちゃいますよ。」


 サクラは珍しく起きるのが遅かったため、瑠菜や楓李が朝ご飯を食べ終わった後に起きてきた。

 雪紀がしおんに怒られていて瑠菜は少し笑ってしまったが、サクラはそれを気にしないほどリナをガン見していた。


 「じゃあ、リナもヒカルのとこ行きましょうか。かえは、……」

 「悪い。今からちょっとした仕事が入ってる。」

 「そっか、じゅあ。」

 「僕行けるよ。一緒行こうか。」

 「ありがとう。あき。」


 瑠菜がリナと手をつないで外に出ると、昨晩楓李が持ってきたロボットがぐったりとした様子で置いてあった。

実は瑠菜が小屋へとついた瞬間に動かなくなってしまったのだ。


 「おいっ!起きろよ!ねぇ起きて……」


 リナはロボットを揺さぶってそう叫んだが、ロボットは起きるどころかピクリとも動かない。

 当たり前だが、ロボットに心臓はない。

生き物以外は動力がなければ、動くことができないのがこの世のルールだ。


 「ちるさん、起きてよ……。ねぇ、お姉さん。ちるさんを壊さないで。」


 捨てないでと、リナはウルウルとした目で瑠菜に訴える。


 「うーん。どうしようかなぁ。」

 「えっ?あ、な、なんでもします!」

 「そう?じゃあ、このちるさんはお医者さんに直してもらおうか。」

 「お医者?」

 「えぇ、きっともとどうり、いや前よりも人間に近づいて帰ってくるわよ。」


 瑠菜がにっこりとしながらリナをからかっているのを、あきは笑うのを我慢しながら見ていた。


 「本当?また会える?」

 「大丈夫よ。私はこの子を壊すつもりも、捨てるつもりもないから。助ける代わりに、あなたがしっかりと働いてくれれば文句も言わないし。」

 「瑠菜、ちょっと来い。」


 瑠菜は不安そうに自分を見つめるリナの頭を少し撫でてから、雪紀に呼ばれたため少し話をしに行った。


 あきは出来るだけヒカルの部屋には近寄りたくないが、瑠菜に自分と同じかそれ以上の大きさのロボットを持たせるわけにもいかない。

なんといっても機械なので重さは十分あるのだ。

楓李ならもっと軽々と運べるが、あきは楓李よりも力がないため休み休みでなければ運べそうにないことを、雪紀と話をした後の瑠菜に伝えた。


 「で、何を話してたの?」

 「帰ったらリナは検査入院だって。まぁ、まだ本人には言うつもりないけど。あとは依頼が来てるからそれについても考えておけだって。」

 「ふーん。やっぱりそういうのは、ちゃんとするんだ。」

 「病気と、栄養失調の傾向がないかだけ調べないとね。……リナ、もう行くよ!」

 「はーい!」





 瑠菜はある扉の前で立ち止まった。

 きっと、これ以上緊張することはないだろうと、その場にいる全員が思う。


 ドアに手をかけると、予想通り開かない。

 叩いても応答はない。

 時間は昼前で、寝ているような時間でもないことは確かだ。

 瑠菜はもう一度ドアを叩く。


 「ヒーカール―?」

 「……。」


 瑠菜とあき、リナは雪紀が前に住んでいたおんぼろアパートへと来ていた。

 雪紀が今住んでいるところはもともと楓李の家で、前まではここのおんぼろアパートに住んでいた。

楓李から雪紀が買い取ってここのアパートを売りに出そうとしたのだが、買い取りたいという人もいないほどおんぼろで、大家さんもかわいそうだということで未だに物置(ヒカルの引きこもり部屋)として借りているのだ。

 そして、楓李の家のほうにいなかったためわざわざここまで来たのだが、いくら声をかけても返事はない。


 「想像はしてたけど。」


 瑠菜はため息交じりにそう言うと、あきのほうをちらりと見た。

 あきも瑠菜の目を見て考えていることを理解すると、ロボットを扉に近づけた。


 「え?な、何を?」

 「いいから。」


 瑠菜は少し大きめに深呼吸すると、声を少しだけ高くして中に引きこもっているであろうヒカルに向かって言った。


 「ねえ、ヒカル。すんごいかわいいお姉さん系の二次元の格好をした女の子がいるんだけど、」


 ガチャ……。


 「出た。」


 部屋から出てきたのは、いかにも今起きましたと言わんばかりのぼさっとした髪に、だるそうなのが伝わる灰色のダボっとした服を着た少年だった。


相手が普通の人ならだらしのない人だという感想が一番に浮かぶが、雪紀の弟だということがあるからかなんとも許してしまうというか、気にならないというか。

普通の女の子なら鼻血を垂らしたまま倒れてしまうだろう。


 「……うそつき……。」


 ヒカルはほんの少し(自分の体が半分くらい見えるか見えないか程度)開けたドアを勢いよく閉めようとしたが、あきがそれを阻止した。


 「あき!放せ!」

 「アハハ、冗談だよ。とりあえず中に入れてもらってもいい?」


 もちろん、ヒカルはそんなことを言われて「はい、そうですか。入ってください。」というような人ではない。

それは瑠菜もあきも、何なら彼と接する人なら誰だってわかっていることだ。


 ヒカルはこの部屋どころか、自分が過ごす部屋の中に誰も入れない。

家族や仲間という存在すらも彼にとってはただの他人以外の何者でもなく、中を見せることすらも彼は許さない。


 「放せっ!ドアが壊れるって、本気で!」


 中でヒカルが何をしているのか。

 筋トレやネットサーフィンではない。

 自分の知りたいこと、作りたいもの、それを研究しているとでも言うべきだろうか。

 とりあえず分かることは、ヒカルの筋肉は衰えてきていたということだ。


 「放すわけないでしょ?姫の命令だよ。ねぇ?」

 「っ、瑠菜!好きだ!」

 「え?」

 「は?」


 ヒカルからの思いもしない言葉にあきは少しひるんでしまった。

 その隙にヒカルはドアを勢いよく閉じ、びっくりするほどの速いスピードで鍵をかけた。


 「あき―?嘘に決まってるでしょ?あんなの。」

 「ごめん。」


 瑠菜はリナをあきに任せて足を振り上げた。

 なんといっても、本当にぼろいアパートのドアだ。

瑠菜の力でも一回、いや二回蹴れば壊れるだろう。

左足は聞き足でないため相当力が弱くなるという心配はあるが、とりあえず瑠菜はドンという音とともにドアにひびを入れようとした。


 「瑠菜に変なことやらせるなって言ったろ?」


 瑠菜はあともう少しというところで後ろに引き寄せられた。


 「かえ?」

 「お前もお前だ。スカートで蹴り上げるなって何度言われたら気が済むんだ、バカ。」

 「だって、ほかに思いつかないし。」

 「あー、言い方が悪かったな。男がそう言うことはやるんだ。お前はやらんでいい。つーか、どこのヤクザだよ。」

 「別にいいでしょ。」

 「スカートでそういうことすると下着見えるぞ。」

 「別に下着ぐらいいくらでも見てどうぞ。」

 「見たくねーから言ってんだよ。とりあえず、あんまり男っぽい行動はするな。いいか?」

 「あーい。」


 この会社は、女と男の区別のしっかりしている。小さいころからかかわると、特に女らしくや男らしくといわれる。

 瑠菜や楓李、あき、ヒカルも例外ではなくて、師匠である雪紀から嫌というほど教え込まれてきた。


世間的には、差別だとかいろいろと言われるが瑠菜としてはすごく助かっている。

 男が強くなる分、女が守られる。

それで育った瑠菜にとっては当たり前だが、たまに今回のように無理をして楓李や雪紀に怒られてしまう。


 「さーて、どうしようかなぁ。」

 「置いて帰っておけばいいだろう?あいつもバカじゃねーし、手が空けば触りだすだろ。」

 「ロボットバカではあるけど……、まぁ、確かにね。」


 瑠菜はそういうと、もう一度ドアの前に立った。


 「ヒカル、このロボット、ちるって言うんだけど。電池切れちゃったみたいなの。動けるようにするついでに、もう少し人間っぽくプログラムしてほしいの。もともとのプログラムは変えずに、少し手を加えてお手伝いロボットくらいになるのが理想よ。出来たら連絡ちょうだい。」

 「……。」


 瑠菜はもう少し頼みたいことがあったが、後回しにしようと思った。この動かなくなったロボットを動けるようにしてもらうほうが先だ。


 「あのっ!」


 リナはあきの手を振りほどいてどおあの前まで行くと、中にいるヒカルへと声をかけた。


 「ちるは、僕の……最後の家族だから、……直してください。……お、お願いします!」


 また動けるようにしてくださいと、リナは真剣な目で伝えた。

それが、ヒカルに見えていようが見えていまいが、真剣に伝えた言葉そのものから伝わっただろう。


 


 ここはどこだろう。


 心臓がうるさい。


 どうしよう。


 どうしよう。


 どうしよう。

 


 瑠菜は暗闇の中で一人しゃがみこんだ。

 どこを見ても黒い幕が下がっているように周りが見えない。



 どうしよう。


 怖い。


 動けない。



 「瑠菜ちゃん。」


 瑠菜が頭を抱えだしたその時、聞き覚えのある声がした。

 安心する声に瑠菜は顔を上げた。

 しかし、周りは暗くて何も見えない。

 

 コム、さん?


 どこ?


 会いたい。


 出てきてよ。


 一人にしないで。



 「落ち着いて。教えたでしょ?大丈夫。ほら、目を閉じて、大きく吸って、ゆっくりはいて、また吸って。指先から足先まで血が流れる。肺から足先へ行って、頭を動かす血。目を開いてごらんなさい。大丈夫。大丈夫。あなたならうまくやれるわ。」

 「コムさ、……」


 目を開くと、瑠菜の目の前にはコムがいた。

 いつも通りの、お洒落なワンピースを身にまとい、にこにこと笑いながら立っている。


 「瑠菜ちゃん。待っててね。」

 「やだ。」

 「絶対に帰ってくるから。」


 瑠菜はその言葉を聞いて、なんでもいいからコムを引き留めようとした。

 おいて行かれないようにしたい。

 話してしまえばもう会えなくなりそうだったから。


 「コムさん。待って!」


 瑠菜は何かをつかんだ手を自分のほうへと勢いよく引っ張った。


 





 もちろん、それはコムの手ではない。

 ごつごつとはしているが、柔らかいように感じる。


(手……?)


 瑠菜はそこでようやく目を開けた。

 起きたばかりの目には少し明るく感じるくらいの電気が瑠菜を照らす。


 「……かえ?」

 「悪かったな、コムじゃなくて。」


 はたから見れば、楓李が瑠菜を押し倒して夜這いでもしようとしているように思われそうだ。

 楓李もそう思ったのか、さっさと瑠菜の上から離れる。


 「水飲むか?」

 「お茶がいい。」

 「なんか食べるか?」

 「いらない。」


 楓李は瑠菜の望むとおりにお茶を手渡す。

 瑠菜はそれを見て、楓李と結婚する人はとことん幸せになるだろうと思った。


 もともと気が利く性格をしていた楓李は、きぃ姉やコムのおかげで磨きがかかって気が利き役に立つ人間へと成長した。


 「瑠菜、大丈夫か?」


 楓李はそういいながら瑠菜のベッドへと腰かけた。


 「別に、何にも……っで?かえの方こそなんかあったの?」


 現在の七月二日の午前三時。


 リナと出会ってから一週間がたった。

リナは、一応あの日から入院していて瑠菜ですらもあっていない。

おじいさんが死んでからまともな食事をしていなかったらしく、立ってしゃべっていることすらも奇跡のようだと言われたらしい。

雪紀が連れて行ったこともあり、瑠菜は雪紀からそう伝えられた。


 「これ。忘れて行ってたろ?」

 「あ。」


 楓李が持っていたのは瑠菜のスマホだった。

 楓李の部屋に行ったとき、置いて行ってしまったのだろう。


 「依頼人からの電話で気づいたんだ。出てはないからまたかかってくるだろうよ。」

 「うわぁ……。」


 瑠菜が画面を開くと、何百件にもなる着信履歴が画面いっぱいに表示された。

 瑠菜はそれを見て苦い顔をした。相手のことが嫌なのは、瑠菜の反応から確かなのだろう。


 「んじゃ、おやすみ。」

 「え、あ。……かえ。」


 瑠菜は言うのをためらった。


 「寝れないの?」


 楓李が瑠菜の表情から読み取って言い当てると、瑠菜はいつも不思議そうな顔をする。

とはいえ、瑠菜の心を読み取れるのは楓李とコムくらいしかいない。

コムから教わって楓李もやっとわかるようになったのだ。

そのため、この顔が見られるのは今、楓李しかいない。


 「一緒に寝よ?」


 瑠菜は首をかしげて、自分がさっきためらった言葉を言う。

大体の男なら、こんなことをされると断ることはできない。それくらいの破壊力を楓李は感じた。


 「付き合ったらな。」

 「付き合お?」

 「また今度。」


 流れるように断られて、瑠菜は急に恥ずかしくなってしまった。


(女からベッドに誘うのはさすがに……)

 「俺の誕生日が終わるまで待って。」

 「えっ?」


 瑠菜は最後の扉が閉まる瞬間の楓李の悲しそうな顔を見てしまった。

 楓李は自分のことを語らない性格で、瑠菜も知らない過去が多い。


(誕生日……?)


 瑠菜はそれが頭から離れず、頭の中でぐるぐるとしたそれを遠くから眺めていた。





 「んー。」

 「瑠菜さん、今日も眠そうですねぇ。」

 「今日は、でしょ?」


 大きく伸びをする瑠菜に、瑠菜の仕事の雑用をしているサクラがニコニコとからかった。


 「なんだ?昨日はあの後寝れなかったのか?」

 「えぇ、誰かさんのせいでね。」

 「瑠菜さん。七月は七夕ですよ。お祭りとかないですかぁ?」

 「七夕は仕事入るかも。いや、キャンセルされたらわかんないけど。ここのお祭りは男女で周ると、その人と結ばれるっていうジンクスがあるし、私は行かないかな。サクラは気になってる人とか誘えば?」

 「え?で、でも、私気になっている人なんて、……。」

 「その前に俺の誕生日だろ?」

 「え?あー、うん。おめでとー。」

 「なんか適当じゃね?」


 七夕などの年中行事は、この会社で唯一のしっかりとした休みだ。

この会社は、三歳児でもわかるほどのブラックな会社なため、自分たちで休暇を申請するか、有休を申請しなければ安定した休暇は行事の時くらいしかもらえなくなってしまう。

申請する手順も大変で、丸一日を使って申請書を作り、事務長や社長に提出する必要があるためかなり面倒だ。

 そんな休みの日に瑠菜が仕事の原因は昨日かかってきた電話だ。

 夜中にかかってきた電話ということ自体普通ではないが、瑠菜への仕事はそんなことばかりだ。

相手は大泣きして瑠菜に会いたいと頼み、瑠菜の仕事や相手の状態からその日が一番いいのではないかということになった。

もともと、恋の相談を受けていた客だったためすぐに終わるだろうと、瑠菜は休日をあきらめた。


(断ればよかったな。あれだけコムさんに、自分の時間は大事にするようにって言われてたのに、お人よしすぎるな。これからは気を付けよう。)


 瑠菜はため息をつきながら大量に並んだファイルの山に目をやった。

 もちろん、それは全てコムのもので、コムが蒸発した時に一番近い弟子として瑠菜と楓李が引き取ったのだ。

その中には、相談してきた人の名前などの個人情報のほかに相談内容やその相談にコムが返したアドバイスなどの言葉、どこから見てもただの雑談に過ぎないことが手寧に記されていて、相談してきたお客さんをとても大切にしていたことがよくわかる。

瑠菜もコムのやり方通りに記してはいるが、たまに本当にあれでよかったのかと不安に思う時がある。


(コムさん、私はこのやり方であっているのか不安です……)


 瑠菜はファイルの中身を読みながら、コムへはもう届かない言葉を心の中で思った。


 「瑠菜さん!」


 サクラに声をかけられて瑠菜が振り返ると、サクラがくちゃくちゃにされたチラシを瑠菜に見せた。


 「ここ、行きませんか?」

 「プール?」


 サクラは目を輝かせて、水着を着た人々の写真が載っているそれを見せた。


 「はい!ナイトプールです!」

 「さっき捨てたはずなんだけど。」


 楽しそうにナイトプールの良いところを話し出すサクラを見て、瑠菜は仕事もこれくらい頑張ってやってほしいと心底思った。


 「どうですか?瑠菜さん!」

 「どうって、……楓李に聞きなさい。」


 瑠菜は楓李のほうをちらりと見てサクラに言う。


 「楓李兄さん!いいですよね?あ、瑠菜さんの水着、見れますよ!」


 楓李は、資料をまとめていた手を止めて下を向いた。

 迷っているのだろうか。

少なくとも瑠菜は、即答で断ってほしいと思う。


 「色付きのライトなので、瑠菜さんの白い肌ならきれいだと思いますよ!雰囲気もいいですし!」

 「よしっ……」

 「人、多いよ。」


 楓李が「行こう」と言いかけた時、瑠菜が二人を見ることなく言った。


 「そ、そうだな。変質者も多いしな。と、言うか子供はそういうとこ行くな。」


 楓李が慌てたように言うと、サクラは頬を膨らませて自分の机に戻っていった。


(自分にも言い聞かせていそう。)


 瑠菜は言葉に出ないように気を付けながらそう思った。


 「……悪かったって。」

 「あ。」


 声には出ていなくても顔には出ていたらしく、楓李が瑠菜にぽそりと謝った。

 

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