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年末の雪紀家

 「もう来たのか……。」

 「コムさんを探したいの。調べるだけでもいい。」

 「お前なぁ……。つーか、監視しとけっていたんだけど……。おい、保護者。」

 「調べさせて。」


 瑠菜は雪紀の言葉を聞こうとせずに雪紀に頼み込んだ。

 一応楓李もついては来たが、二人の間に割って入るようなことはしないらしい。

 何なら、雪紀ににらまれて目をそらしている。


 「お前のことだ。絶対、見に行くとか言い出すだろ?」

 「状況次第……かな。でも別にいいでしょ?まずは調べることしかできないし、ちゃんと情報共有もするから。」

 「本当か?」


 雪紀だけでなく、後ろに黙って聞いていた楓李も目を丸くして驚いた。


 「も、もちろん……わかったことはみんなに共有するつもり……。」

 「……成長、したんだな。」

 「瑠菜から共有なんて言葉を聞ける日が来るとは……。」


 楓李が言った言葉に雪紀はうなずきながら言った。

 今までの瑠菜は一人で解決しようと抱え込むことが多かった。

 それに悩まされ、頭を抱え続けていた楓李と雪紀にとって、この言葉は確かにすごい成長なのだろう。


 「ちょっと、失礼過ぎない?」

 「……わかった。そこまで言うなら良しとしよう。ただし、仕事はいつも通りに与える。生活に支障が出れば取り上げる。いいな?」

 「うん。……やったぁ!ありがと。お兄。」


 瑠菜はハンカチ片手にそう言った雪紀を見て両手を上げて喜んだ。


 「いや……本当に生活に支障が来たら……。」

 「それじゃあ、社長に連絡して必要な資料届けてもらうね!」

 「ちょっ……ま……。」


 雪紀は部屋を出て行く瑠菜に手を伸ばしたが、瑠菜はひらりと雪紀の手から逃げてウキウキで部屋を出て行ってしまった。


 瑠菜は雪紀に特訓されていたからこそ少し身のこなしがうまいのだ。


 「あぁ……。あれは暴走するなぁ。楓李、どうにかしてくれ。」

 「あいつに権力と金を渡すと大変なことになる。暴走車は止められねぇよ。あとあいつここに盗聴器もちこんでたし。」

 「あぁ……。録音までバッチリってか。」


 雪紀がやっちまったと頭を抱えているのを横目に、楓李は瑠菜の影を追うように開けっ放しになったドアをじっと見た。


 「やったな。兄さん。」

 「あいつ……。」

 「まぁ少しは成長したみたいだし、多少は大丈夫だろ。」

 「目をつぶっていろって?」

 「ま、そういうこと。」


 楓李が雪紀に笑って言うと、雪紀はまた机に突っ伏しってうなだれた。

 瑠菜からしたら思い通りに雪紀を動かせたためこれだけでも満足しているだろう。


 「あぁ……。仕事が減らねぇ。いやでも猫の手どころか昆虫の手でも借りたいくらいなのに。」

 「六本あれば楽になれるか?」

 「それが百匹くらいいればすぐにでも終わるな。友達百人でちょうどいいくらいだ。」


 雪紀はそう言ってじっと楓李を見る。

 しかし、楓李にはこれ以上使える人材は有していないため無視して部屋を出た。










 コム関係の資料を大量にもってきた瑠菜はさっそくそれらに目を通した。

 コムから送られたであろう手紙も一緒にだ。


(なんで早く教えてくれなかったかなぁ。)


 瑠菜は上代に少し不満を募らせながら、資料の中で役に立ちそうな部分を抜き出した。


 前日、前々日の行動。

 連絡を取っていた人々の名前と個人情報。

 コムがいなくなった日のコムの行動。


 すべてを書きだして足りないと思った情報を一から集めだした。

 そして気づけば、時計は調べた時刻をさしていた。


 「……あぁ、もう夜中か。進んでないからびっくりした。」


 ひたすらイヤホンで音楽を聴いていたからわからなかったが、イヤホンを外すとシーンと静まり返った部屋に瑠菜はいた。

始める前までは外からクゥ、リィ、スゥやサクラのしゃべっている声が響いていたからか少し寂しく感じる。


 「……ごはん……いや、何かお腹に入れるだけでいいか。」


 瑠菜はキィキィときしむ床をゆっくりと歩いた。

 一人でいると少しの音も大きく聞こえてしまう。

 瑠菜はその音一つ一つを耳で聞きながら一歩一歩を踏みしめた。


(こんなに広い家だったっけ?……なんか……怖いわね。)


 瑠菜はその歩みを止めはしないものの、とても強い恐怖心を抱いた。

 この先に行ってしまえばあとで後悔してしまうような。

 でも足を止めるのは違う。

 もっと足を速く動かしたいとは思いながらも、体が重く感じてうまく動かない。

 瑠菜はそう感じて一度、後ろを振り返った。

 誰もいない。

 夜中の三時なんてそんなものだろう。

 逆に誰かいたら怖い。

 瑠菜はもう一度自分の進むべき、いや、進みたい道を見た。


(……前も……後ろも真っ暗……。)


 瑠菜はそう思いながらまた一歩ずつ歩みを進めた。


 リビングにつくと、しおんからの置手紙が一枚テーブルの上に置いてあった。


 『瑠菜さん、お疲れ様です。おにぎりを冷蔵庫の中に入れてあります。もしよければ食べてください。』


 瑠菜はそれを見た瞬間、ちょっとした孤独から解放された気がしてホッとした。

 しおんの置手紙通り冷蔵庫の中にはおにぎりと少しのおかずが四きりで二つに分かれたお皿の上に置いてあった。

 瑠菜はそれをレンジの中に入れて少し温めてから食べた。


(今日も仕事か……。)








 瑠菜にコムを探してほしいという依頼が来てから約一か月。

 瑠菜の調査は当たり前のように難航していた。

 進まないというより、進めることができないのだ。

 そもそもコムが死んでいるのか生きているのか、そのどちらの証拠もない。


 「……寒い。」


 瑠菜は今日も元気なさげに冬への文句を言いながら、こたつの中で資料とにらめっこをしていた。

十二月に入ると朝から晩まで冷え込んでいて、外に置いてある水はすぐに凍ってしまう。


 瑠菜は暑いのも寒いのも比較的苦手な方なので、夏と冬はそこまで元気がないのだ。


 「年末のくじ弾いてきましたぁ!」

 「ありがとう、サクラちゃん。」

 「見てください。三等が当たったんですよ!」

 「うわ、すごいな。今日はすき焼きにするか。」

(……コムさんが好きだったな。)


 しおんとサクラ、雪紀の会話を聞いて瑠菜はふと思い出した。

 昔コムがすごくご機嫌で牛一頭と同じ重さの牛肉を買ってきたくらい好きな食べ物だ。


(……そう言えば、コムさんあの時知り合いに会いに行ってたよね……?コムさんの携帯のありかさえわかれば……。)


 瑠菜がそんなことを思っていると誰かが瑠菜から資料を奪い取った。


 「あ……。」

 「何かわかったか?」


 前を見て見ると、雪紀が鬼の形相で瑠菜を見ていた。

 ここ最近、しおんの作っておいてくれるおにぎりしか食べていないからだろう。

 あまりにも熱中しすぎてサクラたちともまともに話していない。


 「えっとぉ……あ、携帯!コムさんの携帯が見つかれば……。」

 「……わかった。調べておく。」


 雪紀は瑠菜が思っていたよりもあっさりと引き下がった。

 なんだかんだで瑠菜の心配をしていることがわかる。









 「瑠菜さん、今日の晩御飯来ますかねぇ。」

 「知らね。」

 「来るといいねぇ。」


 サクラは瑠菜の邪魔をしないように、一か月間瑠菜と会っていない。

 青龍や龍子も手伝ってやっとサクラが終わるか終わらないかくらいの量を毎日メッセージで言われている。

それを近くで見ていた青龍と龍子はサクラの瑠菜を心配をしっかりと理解していた。


 「今日は夕飯の時だけ来るらしいぞ。」

 「え?」

 「作り置きできませんし、瑠菜さんが何を言っても部屋から連れ出してきます。」


 楓李としおんが言っているのを見て三人はすごく心強く感じた。

 本当の意味で瑠菜を連れてくるという意思が伝わってくる。


 「久しぶりに会えるのはうれしいです!楓李兄さん、ありがとうございます。」


 サクラはにっこりと笑って本当にうれしそうな様子で楓李としおんに頭を下げた。

 瑠菜に会いたくて会いたくて仕方がないのだろう。


 「ねぇ、サクラちゃん。誰が一番早く寝るか勝負しない?」

 「え?いいですよ!やりましょう。青龍さん。」

 「お、おれも!」


 青龍とサクラが言うと龍子はすぐに間へと入った。

 サクラと仲良くなりたい青龍からするとさぞ迷惑に違いない。


 「んじゃ、瑠菜呼んでくるけど。サクラはどうする?」

 「え?私ですか?」


 青龍と楓李がワーワーと話しているすきに楓李はサクラに声をかけた。


 「来るか?来ないか?」

 「行きます!」


 サクラが嬉しそうに楓李の後ろをついて行ったことを見送ってから、青龍は口を開こうとした。


 「龍……。」

 「サクラは、ほかに好きな人がいる。あきらめろ。」


 青龍は龍子にそう言われてすごく驚いた。

 サクラに好きな人がいることもだが、龍子が自分にため口でしゃべったことも初めてだった。


 「別にそれくらいで諦めないけど?」

 「……つらい思いしたくないなら、あきらめた方がいいと思います。」


 龍子は青龍に対していかにも他人であるように扱う口調へと戻った。

 いや、龍子からしたら青龍は越えられそうで超えられない存在であって、少し兄弟のような関係だと思っている。

 そのうえでの他人行儀なのだ。

 青龍もそれをわかっていて、そう思っているのであればいっそのことため口で話してくれないかとずっと思っている。


 もちろん口に出すことはできないのだが……。


 「青龍さん。少し手伝ってもらってもいいですか?」

 「ん?あ、あぁ。いいよ。」

 「このお鍋を取ってほしくて……。」


 しおんは青龍に少し高い戸棚の奥にある鍋を取ってほしいと言った。

 百七十センチの青龍ですらも少しとるのがきつい位置なので、しおんが取れないのも無理はないが誰が置いたのだろうかと少し気になったりもする。


 「はい。これでよかったかな?」

 「ありがとうございます。じゃあ、冷蔵庫の中からお肉とかを出していただけますか?」


 しおんはできるだけ龍子と青龍を近づけないように、青龍へ次から次へと頼みごとをした。

 青龍もそれに気づいていてはいはいと言われたことをやる。

 二人っきりになって、また喧嘩になるのも少しいやなのだ。









 「瑠菜さん!夜ご飯です。出てきてください。」


 サクラが声をかけると瑠菜は思ったよりも早くドアを開けた。


 「おはよ。」

 「おはようございましゅ……。」


 瑠菜の格好は見た感じすごくズボラだ。

 いつもきれいに整えられている髪はぼさぼさで、少ししなびた服を着ている。

 メイクをしているようには見えないが、いつものきれいな目と肌だけは健在だ。


 「少し顔色悪いな。無理しすぎ。」

 「そんなことは……。もう少しでわかりそうなの。だから。」

 「ダメだ。ほら、風呂入るぞ。」

 「え?まっ……サクラ!助けて!」


 楓李は片手で軽々と瑠菜を抱えると、そのまま部屋の中にあるバスルームへと入って行った。

 瑠菜は嫌がってサクラへ助けを求める。


 「……!ちょっ……男女でお風呂はさすがに……。楓李兄さん!」

 「サクラはしおんの手伝いに戻ってろ。瑠菜が出てきたって報告も交えて。」

 「えっ……。ちょっと楓李兄さん。」


 サクラはどうしようかと考えたが、楓李が服を脱いでいる影が見えたのでそのまま回れ右をしてしおんの所へと戻った。


 「お風呂なら昨日も一昨日も入ってるわよ。」

 「知ってる。」

 「じゃあ何?私そんなに臭いの?」

 「そうじゃなくて、髪の手入れ何日さぼってた?」

 「え……?」

 「濡らさないとそのボサボサは治らないだろ?」


 楓李はそう言いながら瑠菜に頭から水をかけた。


 「悪かったわね。頑固な毛で…………。」

 「……自分のこと悪く言うな。」


 楓李は瑠菜に軽くキスをすると、犬でも洗っているのかと思うくらいワッシャワッシャと瑠菜の頭を洗った。

 瑠菜は少しそれに不機嫌にもなったが、おとなしく洗われるしかなかった。


 「寒……。」

 「もう一回温めてやろうか?」

 「……髪乾かしてからがいい。」


 湯舟にも浸かって、のぼせるほど温まった瑠菜の体は冬の寒さに一瞬で冷やされた。

 暖房やヒーターをつける暇なく楓李に連れられたからか、部屋の温度は十五度だ。


(窓開けてた覚えはないんだけどなぁ……。)


 瑠菜がバスタオル一枚で部屋の窓がしっかり閉まっているか確認していると、楓李はすぐに瑠菜を抱き寄せた。


 「ちょ……何すんのよ!」

 「明るいところから暗いところは見えなくても逆は見えるって知ってたか?」

 「は?」

 「さっさと服着ろ。」


 瑠菜は楓李に言われてブーツクーサと文句を言いながら服を着始めた。


 ガシャ……。

 窓を叩いたにしてはどうも機械的な何かをつぶしたような音が鳴り響く。

 瑠菜はパラパラと落ちるガラスのようなものを見て少し青ざめた。

 瑠菜は頭がいいからこそバラバラになったそれだけでもわかる。


 「盗……撮……?」

 「だから言ったろ?少し上の方から撮ってたから……。」

 「やめてよ!怖いこと言うの。」


 窓ガラスには傷一つない。

 瑠菜はそれを見てまた怖くなった。

 もともと部屋に人を入れない瑠菜は、コムのことを調べだしてからは特に部屋に人を入れなかった。

 窓に傷一つない以上、もしカメラを仕掛けるならコムのことを調べ始めるより前。

 つまりは一か月余り、瑠菜は監視をされていたことになる。


 「まぁ、小型のやつだからわからなくても無理はねぇだろうけど。」

 「それでも嫌なものは嫌よ……。」

 「あぁ、瑠菜は性欲強いからな。そりゃ一人でや……。」

 「強くないし強いのはかえでしょ?あとやってない。」

 「何を?」

 「……何もやってない!」


 楓李は瑠菜を元気づけようとしたのだが、思ったよりも瑠菜を怒らせてしまった。

 瑠菜は腕組をして少し考え事をするように下を向いた。


(いつ仕掛けられた?誰に仕掛けられた?)

 「瑠菜、コムについてあとどれくらいかかる?」

 「え……わかんない。……でも、今どこにいるのかくらいならあともう少しって感じ。」

 「生きているかどうかは?」

 「……。仮説でしかないものと、私の願望で、なら語れる。」

 「じゃあいい。……どこまで調べるつもりだ?」

 「っ……とりあえず……生きているかどうかまでかな?」


 瑠菜はどこまで調べるかと聞かれると少し戸惑った。

 コムについて今更深く知ろうとは思っていなかったが、どこまで調べるかなど考えてもいなかったのだ。


 (目の前のことしか見てなかった。)


 瑠菜はそう思いながらちらりと楓李の方を見た。

 長いまつげと指は男に与えるにはもったいないほどキレイで瑠菜をドキリとさせる。


 「瑠菜。」

 「はいぃっ!」


 ついつい肩をびくりとさせながら切れの良い返事をする瑠菜。

 もちろんそんな瑠菜を見て楓李は少し不機嫌になる。

 ビクビクといている女を見ているとイライラする、と前に瑠菜も言われたことがある。

 怖がれることが気に入らないらしい。


 「俺の部屋来るか?」

 「え?……。」

 「調べ終わってからでも、今日からでもいい。この部屋にはいたくないだろう?」

 「い、いやいや。迷惑かけられない……し……。大……丈夫……だよ……。」


 瑠菜は笑ってそういうものの目からは大粒の涙を流し始めた。

 怖いのだろう。

 知らない人から監視される恐怖など瑠菜からしたら初めてのことだ。


 「……。寝てないならゆっくり寝てか……。」

 「大丈夫。終わってから……お願いするから。」


 瑠菜はそう言って楓李から顔をそむけた。

 楓李はそれを見てこれ以上は何も言わないようにする。

 瑠菜からしたら楓李の目をこれ以上見ていると話さなくてもいいことまで話してしまいそうだったからなのだが。


 「髪、もうそろそろ乾かさないとだな。」

 「誰のせいで遅くなったと思ってるのよ?」


 楓李がベッドの横のかごからドライヤーを出して胡坐をかくと、瑠菜は文句を言いながら楓李の足の上に座る。

近すぎて乾かせないと楓李は少し困ったような顔をしているが、瑠菜はそのまま楓李にもたれかかった。


 「瑠菜、離れろ。」

 「楓李をぬらしてやる……。」

 「いや、別に濡れるのは気にしない……。ただ……。」

 「ただ?」


 瑠菜はニヤニヤとしながら首をかしげる。

 楓李が何を言いたいのか分かってはいるが、お風呂に連れ込まれた瑠菜は少し仕返しがしたかったのだ。


 「からかってんだろ?」

 「さぁ?楓李、食べる前に運動するといつもより多くたっべられちゃうから。ダメだよ?」

 「お前なぁ……。」

 「太ったかえは見たくないなぁ。」


 楓李はその言葉を聞いてプツッと何かが切れたかのように瑠菜を押し倒した。


 「ちょっ……かえ!」

 「俺が疲れなければ運動じゃないよなぁ?俺は太ったお前も見て見たいし。」

 「サクラたちがいつ来るかもわからないでしょ?」

 「見せつけりゃいいだろ?」

 「ちょっ……やだやだ!かえ、ごめんって!」

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