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STORY  作者: 新規四季
3/3

3

「ど、どこに行っていたんだ!」

「……ごめんなさい。ちょっと」

「……まあ、いい!有栖が大変なんだ!」

「意識はある?」

「ない!けど、息はしてる。寝てるだけだ」

「そう、良かった……良かった、選ばれて」

「は?何言って……」

「……じゃあ、移動しましょうか」

「お、おい!待てよ、待てって!!」

「……ごめんなさい、急いで」

「なら、説明しろよ!なんなんだ!急に化け物は来るし!有栖はおかしくなった!街はもう滅茶苦茶だ!……死んだ奴もいる」

「まだ危険なのよ、お願い。来て」

「説明してくれるんだろうな」

「約束するわ」

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