Q!
鉄塔を目指すカラスの上で我々は革命軍を作った。
最初は小さな思い付きだった。
一人のmadmanに出会った。
そいつは私を飲み込むと魅力的な思想に変えて吐き出した。
私は…
息はなく、決して光らず、
いつも静かに笑っていたかった。
隣が盲人で良かった。
目があって良かった。
耳があって良かった。
焼香で暖を取る。
邪魔な女学生。
すべては見られていた。
すべては聞かれていた。
すべて暴かれていた。
すべては奪われていた。
上空では無数のドローンが地上を監視している。
そして、2本のレーザーが私たちの土地を焼く。
カゴに入った花は幾度となく開花を迎え、下界へ舞い降りる公家、華族共を歓迎している。
明日はもう来ない。太陽は隠されてしまった。代わりとなるのは青白く輝くプラズマの塊である。これからは西暦3117年5月10日が永遠に続くのだ。
戦争は終わったの?
尋ねる少女の頭にはアンテナが装着されていた。
何度ここに来たか?…
隣の銀河が何周しただろうか、7回目の革命によってすべてのプラズマ太陽は停止された。
"我らの"太陽を隠す布を剥がすが、そこにあったのは小さな石だった。
"今日"はこれから終わることの無い夜を迎える。
戦争は終わっちゃいない。
答えた少年のbodyは銀色。
冷たくなった星で…
淀みに溜まった空気の中をくるくる回りながらカラスの羽が一枚、
草木に似せたあいつらにも見せてやりたかった。
階下のあの人は。
植物の息吹、栄養の風、騒がしい。
完成していた、腐乱したお前は。
緑の入った桜並木を抜けると、君が代が聞こえる。(善人)
飛行機雲は緯度を動かす。
(隠謀論さへ霧の中)
みんなあいつを呼んでいる。
(私を呼ぶ声は聞こえない(聞かない/聞きたくない/または幻聴))
焼け!(焼け!)
そんな声で人を断つ。
(侍なんかもういない)
目は笑っていた!
(その目は笑っていた)
目は笑っていた!
(さっきまで目なんてなかった)
西から来る!
(もう遅い)
もう遅かった。2基のエンジンは停止し、右の翼が離れて行くのが見える。
進化の追憶へと奴らは追ってきたのだ。
船体に空いた穴へチューブが伸びるのが確認できた。
ついに入られた。
まずは一般乗客の区画、続いて政治家、官僚の区画へと染み込んでくる。
見いられた我々はループから抜け出すことはなく、飽きられるまで"これ"は行われる。
まもなく船の酸素供給システムがダウンしたことを知らせる警報が鳴るだろう。
そして、この脱出船は錆の塊へと変化した後、振り出しへ戻ることとなる。
故郷は我々を売り、革命軍はサーカスの見せ物になった。
顔の無い客たちは笑っていた。
…鬱
カラスは鉄塔にぶつかって死んだ。
百年生きていた。




