表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/26

甘い味と苦笑い

苦い思いと同時に過去の暗い出来事が頭を巡り始め、髪をぐしゃぐしゃに掻き毟る。

ふらふらとベッドに向かい、倒れ込むように横になった。

先程挨拶の時に貰ったマドレーヌを一つだけ、寝ながら齧っていた。


「隣がいなくて快適だったのに…」

聞かれないよう枕に顔を埋めて呟いた。

「だけど下手な奴が来るよりマシか…それに綺麗な人だったし…」


まあ、いくら隣人が美しくても、一目惚れなんてドラマの世界でしかない。

桐谷さん…彼女は愛らしい容姿をしていたが、僕のような人間とは関わり合いのないはずだ。

華やかな世界で羽ばたいて、すぐにでも素敵な恋人を作るだろう。


悔しさではないがモヤモヤとした気持ちを消すように、やめたタバコを吸う真似をした。


素敵な人だとか好みだとかそこまでは思わないけど……

ただ、彼女が僕に向けてくれた笑顔をまた見たいと思えた自分がおかしくて独り笑った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ