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目覚め

またあんな夢を見てしまった。

まるで夢精を覚えた少年のようじゃないか…

布団を握りしめ、恥ずかしさと悔しさに耐えた。


どうしてあんな夢を見てしまうんだろう…

欲求不満?手頃な人物で発散?いやむしろ…

色々なパターンを考えたが、桐谷さんで想像したのが自分でも気持ち悪かった。


幻聴に幻覚まがいの悪夢…これが異常でなくてなんになるんだ。

通院の準備をしようとするが手を止めた。

「どうせ行ったって変わらない…」

恥を忍んで告白しても、薬を渡されるだけ。そんな所に行く意味など無い。


救いを求めてタバコに手を伸ばすが、こんな時にはいつも空だ。

舌打ちをして空箱を握りしめポケットにねじ込む。

時刻はまだ昼だ。桐谷さんとも会わずにいけるだろう。僕はコンビニに向かった。

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