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自分が求めて紡ぐ物語  作者: 中二病 感染者
2/21

終わりは、炎の中で 始まりは公園で

どうもはじめまして。中二病 感染者 (erisa)です。今回が初めての作品になるわけですが私が今回書いたこのバディものの裕介と恵里奈の物語をお楽しみください。

(…………誰…か……俺を…助けて………)

少年は言葉にならない声をずっと出そうとしていた。

少年は思考を止めて何も考えないいや考えたくないと言った方がいいか…

この夏でも夜中寒いと言うのに少年は人気のない公園のベンチで寝そべっていた。

そこに一人公園の前を通りかかろうとする人影があった。



ここで過去に戻る。少年は公園で寝るようになる前は石田 裕介と名乗っていた。

彼はとても平凡な中学3年生だった。受験を控えてそれに向かって勉強していた。彼は人からの評判も良かったが一つだけ隠していることがあった。彼は、自分の前世の記憶が明確に思い出したいた。それが始まりである。そのことによって異能の力が開花した。その能力は前世から集めていた剣を別次元から取り出すというものと身体能力が常人の何倍にかなっていた。前世の記憶を取り戻した時に剣を使う身のこなしも思い出した。だがそのことが仇となるとは思ってなかった。ある日自分の家に帰ると自分の家が燃えていた。


その時は、もうどうしていいといのかわからん無くなった。ただ一つ自分の家の近くに瓦礫を漁る髪が長い男がいた。その時とっさに隠れた。ここにいることを悟られたらすぐに殺される。

「うっ……うぇ……」

あまりの恐怖に吐きそうになる。奴は俺がいないことに気がつきすぐに去って行った。俺は、すぐに家の側に行くと泣き崩れそうになった。この力のせいで全てを失った。家には自分以外の死体があった。見ると目の奥が熱くなる。俺は、もうどうでもよくなった。だが死ぬのは嫌だ。痛いからだ。


そして俺は歩みを始めて自分の家から離れた公園で食って寝てを繰り返してもう3日はたった。幸いなことに周辺は畑などで田舎である。人気が少ないのも当たり前であろう。公園には外灯がある。その光はとても眩しかった。辛くて辛くて毎日のように泣いていた。今日から夏休みだろうが公園には人は一人もいない。そして夜になった。そして今に至る。


公園にある古びた時計はもう夜の10時を刺そうとしていた。通りかかろうとしていた。人はこっちに寄ってきた。そして、俺に話しかけてきた。

「ねえ、もしかして貴方、裕介君だよね?」

と話しかけてきたのは、小柄の女の子だった。

「いや人違いだ。俺は、イースだ」

と俺は、思わず前世の名前を口にしてしまう。表情を崩さないようにして。

「いやそんな嘘言わないでよ…私覚えてるよね吉村 恵里奈だよ」


本当は、覚えている。吉村 恵里奈 彼女は、見かけの幼さとギャップのようにすごい頭脳の持ち主だ。うちの学校は人が少ないがそのうちの1位はこの彼女である。しかも何よりかなりかわいいちょうど腕にすっぽり収まるくらいのサイズであるからだ。

「俺が誰であろうと関係ないだろ放っておいてくれ」

と投げやりに返す。

「大丈夫。君の事情は、知って

そのセリフを言い終わろうとしてる時に何かが空から落ちてきた。

そのあたりには砂埃が舞っていた。その中から出てきた影の正体を俺は、知っていた。

「やっと会えましたね。イース=クラウンずっと貴方を探していました。」

恵里奈は、俺より先にに我に返ってやつに話しかけた。

「あのこんばんわ。私は、恵里奈です。もしかして人違いじゃありません?この子は祐介それに貴方は?」

「私は、シルムフ=ユザクスです。会えて嬉しいです恵里奈さん。ですが貴方はお別れです」

「「えっ?」」

と俺の声と恵里奈の声が重なった途端。恵里奈は、シルムフと名乗る男が背負っていた刀で刺されていた。腹の辺りを深々と。

「もう一度いいます。貴方は、ここで死ぬそれだけです。」

と恵里奈は、地面に叩きつけられた。シルムフは恵里奈に止めを刺すつもりだ。

「おい!そいつを殺すな!お前の目的は、俺なんだろ!だからそいつを放って俺を好きなようにすればいい!だから……そいつは殺すな…」

恵里奈はもう虫の息であった。だが俺は、まだ間に合うと思った。

(憧れたあいつが俺の目の前で死ぬなんてそれだけは、嫌だ…嫌だ…嫌だ!!)

「じゃあイースさん貴方のお命いただくとしよう。」

その時だった。自分にも理解できなかった。殺されるという時に、自分は、黒曜石でできた大剣を持っていた。その剣でシルムフの剣を防いでいた。奴は引いて怒りに狂ったような表情をしていた。

「お前!!能力が開花してるだと!嘘だ!嘘だ!」

とシルムフは剣を振る下ろそうとした。ここからは、自分の意思ではないが記憶がある。

「おい、その剣を退かせ、てめえには、痛みを与えずに死をやるだからこの剣を退かせ!」

この声の持ち主は、自分であった。多重人格みたいな感覚だった。

そして俺が剣を振り払った瞬間俺は、居合斬りの如く相手を切っていた。

「グブァッッッッーーー!!」

やつは、血を吐きながら倒れた。俺の目で見た限りでは、シルムフは、消えていった。どんな原理かは知らない。ただまだ体を動かしているのは俺ではない。そのまま恵里奈に近寄って行く。

「これは、酷いが治せなくはないな」と言って手を当てみるみる切られたところが治っていった。

意識が自分に戻る。不思議な感覚だ。体の中に自分なんだが別人に憑依されていたような感覚。


そして今は、恵里奈が起きた。その時だ。俺も数分前まで眠っていた。自分が来ていた。服を彼女に被せた所為で自分は少し風邪気味だ。そしてやっぱり寝起きの顔も可愛いなと微笑んでる俺に容赦なく恵里奈は、質問をしてきた。

「ねえ、祐介君がいるってことは、あれは、夢じゃなかったんだよね?」

と答えづらい質問をされた。俺は、素直に答えた。

「ああ、本当だ。お前の傷も俺が治した。」

「助けてくれたんだねありがとう」

と可愛い笑顔で礼を言われた。でもなんだか納得いかないような顔していた。そして

「ねえ、待ってよく考えたら傷を治したってことは私の服を託しあげたってことだよね?」

と冷静に聞いてきた。

(ああそういえばそうだな、自分の意思ではなかったわけだしでも思い出すだけで何だが顔が熱くなる。まずい顔が今真っ赤になってないか!?)

「ねえ、答えないし顔を赤くしてるってことは見たってこと!?」

となんだか怒ったように問いただす。

俺は、思わずびんたでもされると思ったが弱めにげんこつされた。

「私だって女の子なんだからダメでしょ?裕介くん?」

と怒られてしまった。

俺は、赤面している顔を振るい邪心を振り払い話し始めた。

「本題に入ろう。俺と関わるのは、危険だ。もう二度とここには来るな…」

俺は、言いたくもない言葉を強気で言った。

「えっ?なんでさっき倒したんでしょ?」

「ああ、でもまたいつあんなのが来るかわからないだからだ。」

「でも放って置けないよ」

とその言葉は、嬉しいがいくら嬉しくても甘えられない。

「じゃあわかった。私の家に来なよ。だから私を守って?」

と驚きのセリフだった。

最後まで読んでいただきありがとうございます。ペースは遅いと思いますが次の次回も是非みてください。後感想をいただけると幸いです。

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