裏切りの対価
また少し投稿が遅れました…すいません。最近は忙しくてたまりません。特にあるゲームの周回など。
そして雷谷の家についてすぐに吉村家に電話した。
「もしもしイースです。」
「イーちゃん?どうしたの?」
「いや今日は友達の家で呼ばれて行くのですみませんが今日の晩御----
「イースくんが…イースくんが…わかったわ早く帰ってきてね。」
「は、はい…」
と電話切って隣で聞いていた雷谷が楽しそうだった。
くそ俺の恥ずかしいところを見てそんなにお前の愉悦か…
「電話の相手は、誰だったんすか?」
笑いを必死に堪えて質問をしてきた。
「恵里奈のお母さんだよ。何か興味でも。」
「いや話してた相手が単に気になってしまってでも恵里奈さんのお母さんすか…さぞ美しい人なんだろうな恵里奈さんに似て。」
こいつ前から女には優しいらからな…てかなんだよママさんのこと気になってるのか?
「お前そんなことを本人の前で言ったら殴られるぞ。
おれはまだそんなこと言ったことないけど。」
「え?いうわけないじゃないですか!俺はまともに恵里奈さんに接点がないのに。」
顔が真っ赤になっていた。
「いやお前はこれから俺たちと戦うから恵里奈とも会うぞ。帰りながら話したろ。」
「えっ!?まじっすか!?俺話せる自信ないっすよ!イースどうすればいいっすか!」
「うるさいわよ雷谷!いらっしゃい雷谷から聞いてるわご飯食べたいってね。」
とても母親らしい母親だ。羨ましい。
「お言葉に甘えて夕食をいただきます。」
「イースくんは嫌いなものとかはある?うちのライブ雷谷は好き嫌いが多くてね。」
と苦笑いを浮かべながら笑っていた。
「いや俺は特に嫌いというものはないです。夕食をいただくだけでも申し訳ないです。」
「じゃあ今日はカレーにするかね。じゃあ待ってたね。今から作るから。」
カレーかやはりどんな人でも笑顔にさせるその一品は俺ももちろん好きだ。
飯ができるまでの間に二人でいろんなことを話した。
自分の過去に関して何か選ばれるようなキッカケになりそうなことはあるかなどを。
「でもさ。こんな戦いに選ばれちゃったんすか…」
「そうだとしか言えないだがこんな話を聞いてお前は俺を裏切ろうとするではないかと疑っていた。」
と直球に言った。どこまで動揺するか試した。
「え!?おいおいまじっすか…俺といくら面識が浅いからと言ってもそれはないっすよ。しかも俺世界を変えるって言っても変えたい内容がないですし。」
と素直な答えが返ってきた。正直に言ってしまえばここまではっきりと欲がないと怖いな。
「お前なこの世界を自分のものにもできるんだぞ…そんな力欲し---
「そんなの欲しくないっすよ。」
といい終わる前に即答された。
「逆に聞かせてもらいますけど。イースは世界を変えたいんすか?それが望みでこの戦いで戦ってるんすか。それなら俺は許せないっす。」
俺は自分がそんなこと聞いて試したのが少し恥ずかしくなった。
「すまない…お前を試したがやはり見込違いではなさそうだ。俺はこの戦いを終わらせたい。だから俺たちの仲間だけになったら戦いをやめればいい。」
俺は自分の意思を伝えて雷谷は頷いた。
「雷谷!ご飯できたからイース君も呼んで降りて来なさい。」
「わかったっす!」
と元気に返事を返して俺を引っ張り連れていかれた。
そこに見たのはやはり一般的な人参、じゃがいも、玉ねぎ、肉が入った昔ながらのカレーだ。俺は手を合わせていただきますといいカレーを頬張った。その時には遅かった。見た目は普通のカレーだった。どう見ても普通のカレーだっただが…この口に入れたカレーはものすごい辛かった。
「か、辛い!た、頼む雷谷水を…」
「ん?どうしたんすか?そんなに辛いすかね?」
「辛いから水を頼んでるんだ。」
そしてもらった水を口の中に放り込んだ。だがまだ少し痛覚のヒリヒリは残っていた。
「あら、辛いカレーは苦手だったかしら?」
「いえ、大丈夫です。久しぶりだったもので…」
この家族は痛覚が逝かれてるのか…よくこんな辛いものを舌の上に乗せられるな…などを考えながら必死で食べおわした。
そして食事が終わり帰ることになった。
「もうこんな遅いから夜道には気をつけてね。」
「はい。カレーご馳走様でした。では失礼します。」
と別れを告げて雷谷にも手を振り吉村家を目指した。
帰ったらこの雷谷が仲間になったことも話さないとな。俺たちの仲間はこうして恵里奈、華、夜咲、雷谷と四人になった。
次の更新は金曜日を予定してます。ではお待ちください。




