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第三十六話 顔合わせ

 


「それで私が、その男の子の相談に乗ってあげろって事なんですか?」


 新之助の話を聞き終え、みそのが呆れたように口を開く。

 それに新之助はみそのを覗き込むようにして、


「まあそう言う訳じゃ。

 どうせお前さんは、聞いたら放ってはおけんじゃろぅ?

 それに、お前さんも言うだけでは無く、ちと働いてもらわんとな?」


 と、返し、悪戯っぽい目を向けている。


 新之助は目安箱に投書されていた、一つの目安状が気になっていた。

 何せ、たどたどしい仮名文字で、「しごとくれ」と、それのみの訴えである。

 他の目安状に比べれば重要性は欠けるが、子供の字と思われるその書状は、新之助の興味を唆ると共に、その子供の切なる願いが、ひしひしと伝わって来たのだった。

 しかし、やはり他の目安状と比較すれば、公に取り上げる事もならず、新之助は密かに源次郎を使い、この書状の子供の実態を調べさせていたのだ。

 源次郎の調べでは、この書状に記されている所在と名前の子供は、確かに存在しているとの事で、子供は、浅草今戸町の裏店に住む千太と言い、今年七つになった男の子であった。

 この千太は、早くに母親を亡くし、父親と妹の三人で暮らしていたのだが、半年ほど前に人足仕事をしている父親が大怪我をし、働けなくなってしまった代わりに、町の雑用などをしながら、なんとか生計を立て、その父親と四つになる妹を食わせているとの事だった。


 新之助は報告を聞き、何とかしてやろうと考えはしたが、江戸にはそんな境遇の子供は数え切れぬ。

 大岡にも何気なく話してみたのだが、やはり大岡も同じく、公にその救済をすれば、他の困窮する江戸の者たち、全てを救済しなくてはならぬ事態になり兼ねないと、新之助の思いを窘めていたのだった。

 大岡にとっては、正に困窮する江戸の者たちの為に、養生所の開設へ向け、大車輪で働いている最中だ。内心はこれ以上、出費も問題も抱えたく無いとの思いもあったのかも知れない。

 新之助もそこは分かった上での話だったので、それ以上は何も言わず、幕府として、公での干渉は避ける事にしたのだった。

 そこで思いついたのが、そもそもの目安箱設置の切っ掛けでもあった、みそのである。

 そして新之助は、みそのの商売繁盛指南の逸話も思い出し、これは何とかみそのを担ぎ上げて、事に当たらせようと思い立ったのだった。


「働いてもらわないとと言われましてもねぇ…」


 みそのは目を細め、新之助の目を牽制しながら言うが、


「まあ、私に出来る事があるのなら、協力するのは吝かでないのですがね」


 と、新之助の甘え上手に負けて答えてしまう。


「そうかそうか、やってくれるか。

 これでワシの憂いも、一つ無くなったと言うものじゃ」


「いやいや。憂いも何も、未だどうなるか分かりませんからね!?

 人に押し付けて安心しないでくださいよう…」


 すっかり安心し切って酒を注ぎだした新之助に、みそのは口を尖らせながら不平を零す。


「まあ、そう押し付けっぱなしにもせんでな。

 ちゃんと源次郎に案内させるで、何か入り用があれば、遠慮のう源次郎に言うと良い」


 と、新之助は事もなげに言って、酒をちびりとやる。


「それだって、源次郎さんに押し付けてるじゃないですかっ。本当、他人事よねぇ」


 美味そうに酒を飲む新之助に呆れながら、みそのが責めるように言うと、


「それはほれ、ワシはこう見えても将軍じゃで、手足のように働いてくれる家来には、不自由しとらんのじゃよ。

 源次郎は、ワシの手の回らんところを、ワシの代わりにやるのじゃ、まあ、そう言う訳じゃで、勘弁してくれんかの?」


 と、新之助は然もありなんとばかりに言って、片手拝みをしてみせる。


「そ、そうよね…。

 確かに新さんはこんな事に関わっていられる程、お暇な人じゃなかったわね…。

 ごめんなさい…」


 みそのは、新之助が将軍である事に改めて思い当たり、言い過ぎた事を反省する。


「いや、ワシも、もう少し暇じゃったら、乗り出していたのじゃがな?

 町場をぶらつく口実にもなる事じゃしの。ふふ。

 まあ、適材適所と言うやつじゃ。お前さんは適任じゃで、ワシの代わりに宜しく頼む」


 新之助は戯けて言いながらも、最後にしっかりと頭を下げてみせた。


「ちょ、ちょっとよしてくださいよ、新さん。分かりましたから、ね?

 何とか新さんの代わりが務まるようにやってみますから、頭を上げてくださいよう」


 みそのは慌てて、頭を下げ続ける新之助へ願うと、


「ふふ、その言葉が聞けて安心じゃ。では頼んだぞ?」


 と、新之助はニンマリと顔を上げて言うのだった。


 そんな新之助に、「もう」と、頬を膨らませたみそのを面白がるように、


「じゃが、その前に新しい献立とやらを頼むでな?」


 と言って、新之助は破顔させるのだった。



 *



 永岡達は佐吉を連れ、北忠達が見張っていた佐吉の裏長屋へ寄ると、皆で近くの自身番へと移動していた。

 三次はこの際捨て置いている。

 今は佐吉に絞って、尋問する事にしたのだ。


「そんで、その金ぁ巳之吉ってぇのが持ってんだな?」


「へ、へい。巳之吉の野郎が大金だってぇ事で、無闇に山分けしちまうと、あっしらが派手に使って足が付くとか何とか言いやがって、暫くは自分が預かると…」


「ほう、悪党のこたぁ悪党が良く知ってるってこったな?

 そんでも良くおめぇらは、それで納得したなぁ?」


「いや、あの巳之吉ってぇ野郎は、滅法腕っ節がつえぇんでさぁ。

 下手に逆らったら、何されるか分かったもんじゃねぇでやすからね…」


「逆らわなくとも、ご丁寧に殺されちまってるようだがな?」


「………」


 永岡の軽口に、佐吉は青い顔をして黙ってしまう。


 佐吉は命惜しさに、永岡へ今までの経緯を全て話していた。

 佐吉は乙松と弥之助と連れ立って、品川の飯盛女の居る旅籠屋へ繰り出していた。

 その日佐吉は、乙松と行った賭場で偶々勝った為、小金を持って豪遊しに行ったのだ。

 弥之助とは賭場で一緒になり、偶々その日勝ち越した佐吉に集って、着いて来たのだった。

 三人は一晩遊んだ帰り道、佐吉が立ち小便していると、小さな稲荷から浪人が出て来たのを見たのだった。

 遠くからそれを見ていた佐吉は、浪人が品川方面へ歩き去るのを待ってから、その稲荷を探ってみると、何と千両箱が出て来たのだった。

 佐吉は先に歩いて行った乙松と弥之助に追いつき、風呂敷に包まれた、ずっしり重い千両箱を自慢げに見せ、賭場での勝ちと良い、自分の強運に悦に入ったのだと言う。

 しかしそんな時、賭場で偶に一緒になる栄二と言う男が通りかかったのだ。

 栄二は有頂天になっている佐吉を不審に思い、それを言葉巧みに問い質すと、佐吉も有頂天になっている事もあり、ペラペラと自分の強運をひけらかしたのだった。

 栄二はそんな佐吉を窘めるように、このままでは足が付いて、その浪人に斬り殺されるか、金遣いを怪しんだ岡っ引きなどに捕まってしまうと、言葉巧みに言い募り、これも栄二と同じ、偶に賭場で見かける巳之吉と言う男に、この事を相談する事を持ちかけたのだった。

 話を聞いて急に弱気になった佐吉は、その話しに乗って、そのまま船宿の二階へ連れられて行き、巳之吉が来るのを待ったのだった。

 巳之吉が栄二に連れられて来ると、巳之吉は頻りにその金の危険性を訴え、ほとぼりが冷めるまで、自分が預かると言い出し、それまでは定期的に会うようにして、その時を待とうと言う事になったのだ。

 巳之吉が言うには、佐吉はその浪人に見られている可能性もあり、もし手元に金があったり、最近金遣いが荒いなどの噂を知られでもしたら、言い逃れも出来ないとの事だった。

 すっかり洗脳される形になった佐吉は、それを真に受け、そのまま巳之吉に金を預けたと言う訳だ。

 巳之吉は金の預かり賃として、十両の金を望んでいた事もあり、佐吉としては、そのくらいの金で済むのなら、安いものだと思ったのだと言う。

 十両と言う数字が、腕っ節の強い巳之吉への預かり賃として、リアリティを感じ、安心したのかも知れない。

 それに、一両ずつだが、その定期的に会う際に、金を出してくれていた事も、佐吉にゆとりを与えていたようだ。


 佐吉が千両箱を見つけた小さな稲荷と言うのは、芝の鹿島社から程近いと言う事で、永岡は、例の斎藤承太郎が、武者修行の旅へ出る際に隠した金だと直ぐにピンと来て、この佐吉の話を聞いていたのだ。


 永岡の言葉で黙りこくる佐吉に、隣りで聞いていた北忠が、


「それにしてもお前は間抜けだねぇ?

 そんな腕っ節の強い悪党なんかに、おたからを預けるなんて、おたからをドブに捨てるようなものだよう?

 そう言う時は小分けして、沢山の人へ預けると良いのだよ?

 まあ、千両もの大金を小分けするなんて、大変だろうから、その筋で借金こさえている者なんかに証文書かせて貸し付けたりさぁ。

 なんなら裏の世界で、金貸しを開業しても良かったのじゃないかぇ。

 それに、少なくとも巳之吉や栄二なんてのより、信頼の置ける乙松ってのも居たんだろぅ?

 弥之助だってそうだよぅ。巳之吉や栄二に比べたら、よっぽど使い易そうじゃないかぇ?

 お前が間抜けなおかげで、その二人も亡くなってしまったのだよぅ?

 全く可哀想な二人だよう」


 と、嘆くように口を挟んで来た。

 それを聞いた永岡は、溜息を一つ吐くと、


「おめぇなぁ、くすねた金の使い道なんか話してんじゃねぇってぇの。今はそんなこたぁどうでもいいんでぇ」


 と、疲れたようにぼやいた。

 すると、


「本当だぁ。本当だ旦那ぁ。

 あっしが…あっしが間抜けなばっかりに、乙松も弥之助も殺されちまったんだ。

 あぁ、あっしは何てこたぁしちまったんだ…。

 だ、旦那、あっしはどうすりゃいいんで?」


 と、佐吉は、二人の死は自分が発端だったと漸く気づいたようで、永岡へ助けを求めるように縋り付いて来た。


「ま、まあ、おめぇは二人の為にもオイラ達に協力して、巳之吉と栄二をお縄にするんだな?

 聞けばおめぇは、くすねた金を十両も使っちゃいねぇようだし、二人の捕縛に協力すりゃあ、その辺の罪も斟酌されっかも知れねぇぜ?」


 永岡は、急に真剣味な目を向けて来る佐吉に戸惑いながらも、改めて捕縛の協力を促すと、


「へい、あっしはどうなってもいいんで、どうにか奴等を捕らえてくだせぇ」


 と、佐吉は身を乗り出して言い放った。



 *



「上様、これは中々いけますぞ!

 いやいや、やはり町の者は贅沢なものですなぁ。上様が町歩きを止められぬのも、この角兵衛、些か分る気もして来ましたぞ。

 しかし、日頃の上様の倹約を考えますと、何ともお労しい」


 ほろ酔い気分で饒舌になった角兵衛こと加納久通の言葉を、新之助は頬を緩めて聞いている。

 そして、満足げに酌をしながら、


「そうじゃろ、そうじゃろぅ。

 それが分かったからには、これからは余り細かな事を言うでないぞ?

 こうして偶には息抜きをせぬと、ワシとて潰れてしまうわい。はっはははは。

 それに、これから角兵衛も、みそのとは存じ寄りの仲と言う事になるのじゃで、こうして美味い物を所望しに、度々ここへ寄らせてもらうと良いのじゃよ?

 勿論、四郎右衛門には内密にじゃがな?」


 と、悪の道へ引き摺り込むように、悪戯っぽく笑ってみせた。

 四郎右衛門とは有馬ありま氏倫うじのりの事で、彼もまた、久通と同じ紀州時代からの側近だ。

 温厚な久通と比べ、氏倫は気が強く、御用懸りの役目上、将軍の言葉を老中へ取り次ぐ際にも、二人の性格が、自然に飴と鞭的な役割になり、話しを上手く運ぶのに抜群の相性を見せている。

 そんな気が強い氏倫は、少々融通が利かないところがあり、中々自分の考えを曲げずに、持論を押し出し、それを強く通すのが常で、新之助の町歩きに関しても、決して良い顔をせず、誰よりも小言を零していたのだった。

 新之助はどうにか久通を仲間に引き入れ、氏倫の小言の盾に、久通を使おうとしているのかも知れない。


「お待たせしました」


 そんな主従が楽しそうに語り合っているところへ、みそのがお盆にチャーハンとワカメの吸物、そして冷奴を乗せ、部屋に入って来た。


「おお、それが新しい献立とやらかぇ?」


 新之助が興味津々でお盆を覗き込んで来る。


「そうなんですけど…」


「どうしたのじゃ。失敗でもしたと言うのかぇ?」


 みそのが困惑しながら応えと、新之助が怪訝な顔で聞き返す。


「いえ、料理の方は大丈夫なんですがね。

 さっき豆腐屋さんが通ったので、せっかくだからもう一品と思って、外へ出て買い求めたのですけど、家の前が凄い事になってまして…」


 みそのは、豆腐の棒手振りが丁度通りかかったので、豆腐を贖おうと外へ出てみたところ、豪奢な駕籠と六尺ほどの大きな駕籠者が二人、供侍らしき男が四人、みそのの仕舞屋の前で屯ろしていたのだった。

 裏店のお菊達も遠巻きにその様子を野次馬していて、みそのが出て行くと、その供侍達がみそのへ深々と礼をしたものだから、俄かに騒ぎ出し、その声で、他の裏店の連中まで集まってしまったのだった。

 どうやら久通が乗って来た駕籠と家来らしく、説明のしょうもないみそのは、豆腐を買い求めるや、逃げるように家の中へ戻ったのだった。


「なんじゃ角兵衛、お忍びで来いと言うたではないかぇ?

 無粋な男よのう?」


 みそのが訳を話し終えると、新之助が苦い顔で久通を責め立てる。


「いや、上様、某も一人で来ようと思ったので御座いますが、出掛ける段で見つかってしまいまして、それでも最小限の供揃えで来たので御座いますよ」


 久通は必死に抗弁するも、新之助は苦い顔のまま、更に眉をひそめる。


「まあ、今日は幸い、遅い時刻ですから良いのですが、逆に目立ってしまうので、次からはもう少し控え目な形でお願いします…」


 みそのが申し訳なさそうに、二人の間に入って声をかけると、


「いやぁ、これはご迷惑をお掛けし申した。

 確かに、これでは逆に目立ってしもうて、お忍びでも何でも無いのう。

 次からは上手く計らって来るで、今日のところは目を瞑ってくれるとありがたい。

 上様もそう言う事で、何卒…」


 と、久通は心底悪かったと書いた顔で言い、新之助へも深々と頭を下げるのだった。


「何か、せっかくいらしてくださったのに、余計な事を言ってしまって申し訳ありません…。

 では、この話はこの辺でお終いにしまして、温かいうちに召し上がってくださいな」


 みそのは小さくなる久通が気の毒になり、余計な話を振ったと詫びると、話を変えて食事を促した。


「おお、この奴豆腐も中々良いですな?

 これはジャコを揚げているのですかな。歯応えと香りが増して、何ともコクも出て美味で御座るよ」


「うむ、この混ぜ飯も中々美味いのう?

 これは、一度食べると病み付きになりそうじゃのうっ」


 久通が冷奴を食べ、新之助はチャーハンを食べて感嘆している。

 冷奴の上には、ミョウガと紫蘇を刻んだ上に、カラッと揚がったジャコが乗っている。その上にパラリと胡麻が散らされ、醤油がほんの少し垂らされていた。

 チャーハンは、昼間に甚右衛門達に出した干し海老チャーハンだ。

 みそのはジャコチャーハンを作ろうとしたのだが、丁度豆腐の棒手振りが通りかかった事で、急遽メニューを変更したのだった。


「本当ですな、これは病み付きになる味ですぞ…」


 久通はボソリと言いながら、木匙でチャーハンを食べている。


「これは、何かな?」


 久通は赤い白髪ねぎを珍しそうに見ている。

 これも昼間と同じ、白髪ねぎにラー油を垂らし、胡麻をパラリと振って和えたものだ。


「ああ、それはちとピリリと辛いぞぅ?

 食べるならば少しずつにするが良い」


 新之助は先輩風を吹かすように言って笑う。


「ええ、辛いのは確かなのですが、その焼き飯と一緒に食べると、また味が変わって良いですよ?

 勿論、お酒の肴としてそのまま食べても良いのですが、その時は少し、塩か醤油をかけると良いかも知れませんね?」


 新之助とみそのの説明に、久通は恐る恐る赤い白髪ねぎをチャーハンに乗せ、それを口へと運んだ。


「うぅぅむっ、これは良いっ。

 適度な刺激が食欲を促進させますなっ。力も湧いて来る感じですぞっ!」


 久通は嬉しそうに言って、その後は黙々と食べに集中してしまう。

 そんな久通に、みそのと新之助は目を合わせて声無く笑う。


「ふふ、これでワシの味方が一人増えたわぃ…」


 そう新之助は独り言ち、久通に負けじと赤い白髪ねぎをチャーハンに乗せ、黙々と食べるのだった。



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