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第三十一話 酒と飯

 


 今夜もまた、智蔵の女房のお藤が切り回す居酒屋『豆藤』では、永岡達が調べの報告も兼ねた酒宴を行なっていた。

 もう既に鍋の中身も残り僅かで、皆の腹も落ち着いていた。

 そして永岡は、疲れが癒える程度に酒が程よく回った頃合いを見て、今日の出来事を語り始めたのだった。

 もっとも、調べの報告を兼ねた酒宴とは言え、今日は北忠こと北山忠吾と松次以外、ほぼ同じ調べをしていたので、永岡と智蔵が別行動を取っていた時の話をしていた。


 因みに言うと、北忠の調べは、あくまで北忠の自立に向けた、町廻りの演習のような物なので、永岡の頭の中では、その報告は削除している。

 以前は北忠に報告をさせてもいたのだが、飯屋や甘味処の話しか出て来ず、聞いても時間の無駄だったからだ。

 自立させる云々よりも、お奉行か与力に相談し、北忠の配置換えさえ考えさせる始末で、今では他の手下達も暗黙の了解で、削除する永岡に理解を示していた。


 そんな北忠は今、雑炊にするか饂飩にするかのシメの打ち合わせとかで、先ほど席を立ったっきり、未だに調理場から戻って来ない。

 永岡も北忠不在と分かっていたが、それを逆に静かに聞いてもらう好機とばかりに、皆に語り始めていたのだ。

 永岡は先ずは両国の茶店での話をし、広太達が田原町で聞き込んだ情報と合わせ、雷神の政五郎のところで聞いた話をしてやり、手下達と情報の共有していたのだ。


「弥之助とつるんで、賭場へ出入りしていたってぇのが、例の三次ってぇ野郎と、乙松に佐吉、それに巳之助と栄二ってぇ連中なんでやすね?」


 永岡の話を聞き終えた広太が、出て来た名前を確かめるように聞き返した。

 永岡は広太にニヤリと頷くと、ちびりと酒で舌を濡らして語り出しす。


「ああ、そうでぇ。

 三次もその一人だが、他のその四人と弥之助の名前なめぇが、その茶店でたむろしてたって胡乱な輩と重なったんでぇ。

 五人とも同じ名前なめぇってぇのは、そいつら以外いげぇ、他にあり得ねぇだろぃ?

 弥之助は心の臓の発作が死因で、あくまで殺しじゃねぇと見てたんだが、賭場では近々金が入って来るってぇ、息巻いてたみてぇなんで、弥之助が大嘘つきだろうが、その矢先に死んじまったのも解せねぇやな?

 それに、その茶店の女将の目から見ても、その連中は相当質が悪りぃそうだ。

 女将もみそのが感じたように、人殺しでもしてそうってぇんで、随分とこええ思いをしてたんだとよ。

 んなもんだから、弥之助は事故死と見せかけて殺されたってぇ線も、大いに考ぇられらぁ。

 何も関係ねぇかも知れねぇが、それにしたって、こいつぁ捨て置けねぇネタだろぃ?

 まぁ、女将は連中からひでえ迷惑を被ってるんで、何とかしてくれって言って来やがったもんだから、こいつぁ、殺し云々は別にしても、連中を取り締まらねぇとならねぇ。

 念の為、三次からもう一度話を聞くにして、明日っからは、その四人の調べをやってもらいてぇんでぇ」


 永岡が語り終えて一同を見回すと、


「そりゃあ、勿論でさぁ。茶店の連中が賭場仲間と同じ名前なめぇだってぇ、落ちがあるんでやしたら尚更でやすよ旦那っ」


 と、広太が皆を代表するように言うと、それを聞いた他の手下達は、それぞれ頷いている。

 永岡は最初の情報共有の説明の際には、茶店での話は、茶店で起きている蛮行のみで、名前は出していなかったので、その繋がりを聞いた手下達は、思わず身を乗り出していたのだった。


「何が落ちなんだい?

 それよりもシメは結局雑炊に決めたよぅ?

 お藤さんがうどんを推してくれたもんだから、私も散々考えた挙句、今日はお藤さんに乗ってみようかって思ったんだけどね?

 でも決めようと思った時に、昼餉にうどんを食べていた事に気がついたんだよ。危なかったよ〜、全くぅ。こう言うのを迂闊、って言うんだねぇ?

 しかし松次も酷いよぅ。ここで迷ってる私を見てたのにも関わらず、何も言ってくれないのだからねぇ。そう言う優しさが足りないところがあるから、未だに独り者なのだよぅ?

 意外にそう言うのは大事なんだからねぇ?

 それとも何かい? 松次は私が悩み苦しんでいるのを見るのが楽しいのかぇ?

 そう言うのが悪趣味と言うんだよ。感心しないよう?

 あ、そう言えば、うどん屋でもこんな事があったね? 私がうどん屋に入って、何にしようかって…」


「うだうだ煩ぇんでぇ!

 いいからさっさと飯を鍋に入れやがれっ!!」


 永岡が怒鳴りつけ、北忠の長話を断ち切った。

 北忠はビクリと一瞬固まり、肩を竦めてそそくさと鍋に飯を入れて行く。

 そして元の松次の隣に座った北忠は、鍋の面倒を見ながら、


「これはあれだよ松次。お前の優しさがが足りないが為に、永岡さんが怒ったのだからね?

『北山の旦那ぁ、今日の昼餉はうどんでやしたぜ〜』っとかなんとか、お前も一緒にうどん食べたんだから、一言進言があったって良かったでしょうよぅ。

 おかげで私は悩み苦しむわ、永岡さんから怒鳴られるわで散々じゃないかぇ?

 全く頼みますよ松次ぃ」


 と、隣の松次へブツブツ恨み節を続けている。

 うんざり顔の松次は堪らずに、


「へいへい。北山の旦那ぁ、今日の昼餉はうどんでやしたが、深川飯もうどん以上にたんまりと食ってやしたぜぇ?」


 と、北忠の言葉通り、遅ればせながらも一言、嫌味っぽく進言してしまう。

 松次としては、全てが理不尽もいいところだ。

 そもそも、うどんも飯も両方食べていたのだから、勝手にやっててくれってなものなので、進言もクソもない。

 しかし北忠は、そんな開き直った松次の顔を、らしからぬ鋭い目でキッと睨むと、


「しょ、松次っ!

 お前遅いよっ、もうご飯入れちゃったじゃないかぇ!? あぁぁあ、今日のうどんは特別美味しく打てたって、お藤さんが言ってたんだよっ。どうしてくれるんだぃ松次っ!」


 と、今まで見た事のない剣幕で騒ぎ立てる。

 松次もこれには何が何やらと言った形相で、言葉を失ってしまう。


「煩えよ忠吾。

 食いたか無かったら食わなくてもいいんだぜ?

 それに、そんなにうどんが食いたきゃ、お藤に言って普通にうどんを食やいいじゃねぇかぇ。

 松次に当たるんじゃねぇやいっ」


 永岡が呆れながら北忠を叱りつける。


「た、確かにそうですねっ!

 ごめんよぅ松次、お前は悪くなんかなかったねぇ。私が言い過ぎたよぅ。永岡さんの言う通りだよ、うどんは普通に食べればよかったんだからねぇ?

 でも、流石年の功だねぇ、永岡さんは。松次の分も頼んで来てあげるから、ちょいとこの面倒を見といておくれ?」


 北忠はそう言うと、いそいそと鍋の面倒を松次に任せて、調理場へ行ってしまった。


「…………」


 松次はお玉杓子を持ちながら、とことんうんざりした顔で固まっている。

 そんな松次を見て、伸哉はクスクスと笑いながら翔太の脇を突き、程よく煮えた雑炊を取り分けていた。



 *



「んーっ、ちょウマっ!!」


 希美は感嘆の声を上げている。


 江戸から戻った希美は、今日は真っ先に相棒に会いに行くのでもなく、せっせと料理を作っていた。

 とは言いつつ、料理の合間にプシュっとやり、鼻歌交じりに鍋を振り、味見しいしい一杯やっていたのだが。


「んーっ、ちょーあうっ!」


 もぐもぐやりながら、クピっとグラスを傾けて独り言ちる希美。

 食事との相性が抜群らしい。


「でも江戸にもやっぱりビールは必要よねぇ…。

 明日豊島屋行った時に頼んでみようかしら…」


 禁断の言葉を独り言ちる希美。

 まさかその野望の為の、みーさんすーさんの仲なのでは無いのだろうが。

 ただ、仮にすーさんに話したら、本当に何とかしてしまいそうで、少し怖い気もする。


「それにしてもコレ、中々イケるわよねぇ」


 また一口パクリとやり、ニンマリと目を蕩けさせて独り言ちる希美。

 そして、すかさずクピクピとグラスを傾け、思わずガッツポーズが出ている。


 今日も主役は、白い帽子の似合う琥珀色の相棒なのだが、その主役を更に引き立てるバイプレイヤーが居る。

 それは、江戸から持ち込んだ食材で作った夕食だ。

 甚右衛門の辻売り屋台の小握り屋を、表店で商う為に依頼されたアレだ。

 一応希美は、しっかりと仕事をしていたと言う訳だ。

 未だ未だ試作段階ではあるようだが、希美の表情を見る限り、滑り出しは上々のようだ。しかも、ビールとの相性も抜群らしい。

 しかし、いくら相性が抜群とは言え、希美には是非とも自制してもらいたいものだ。


「あれも試してみようかしらね…。

 でもその前に、江戸でも上手く作れるかも試さなきゃ!」


 創作意欲がみるみる湧いてくる希美は、急に落ち着きを無くしたように独り言ちる。

 そして腰を上げてキッチンへと向かったが、直ぐに戻って来た。

 何の事はない。

 手には新しい相棒を手にしていた。


 プシュ


 用意の良い事に、グラスも新しいものに変わっていて、そこへトクトクと勢いよく相棒を注いで行く。

 みるみる白い泡が膨れ上がり、時とともにその嵩を減らして行く。

 希美はそれを眺めながら考える。


「でも、今日は完璧な尾行だったなぁ…」


 自分の勇姿を脳裏に浮かべながら、ニンマリと独り言ちる希美。

 因みに、希美が思い浮かべた自分の勇姿は、クレーンカメラからの上からの絵だ。付かず離れず巧みに尾行をしている絵だ。

 しかし、無謀な行いと言えなくもない。

 きっと永岡に話したら、大目玉を食らうのだろう。


「旦那も喜んでくれるわねぇ…」


 永岡の笑顔を瞼の裏に映しながら、ニンマリと独り言ちる希美。

 希美の頭は完全に、永岡から撫でられる手の感触を捉えている。

 大目玉を食らう事など考えられないようだ。


「でも、ホント美味しいわねコレ」


 無意識に一口パクリとやり、現実に戻されて真顔で独り言ちる希美。

 自分でもびっくりするくらい、相当美味しいようだ。


「とにかく全て上々ねっ!」


 グラスを掲げ、勝利を収めたように独り言ちる希美。

 きっと甚右衛門も喜んでくれるはずだと、希美は思わずニンマリと口角上げる。

 そしてその直後、クピクピクピっと良い音と鳴らしながら、グラスを傾け続ける希美がいた。



 *



けぇったぜぇ」


「あら旦那、随分と疲れた様子ですね?」


 帰って来た永岡が、正に疲れた顔をしていたので、みそのは思わずそのまま口にしてしまう。


「いや、別にそれ程ぁ疲れてねぇんだけどな?」


 永岡はそう言うと、片眉を上げて苦笑いをする。

 それを見たみそのは、クスリと笑い、


「もしかして北山さん関係?」


 と、推察を述べると、永岡は鼻で笑って肯定した。

 実際、帰り道に『豆藤』での北忠を思い出し、呆れるやら腹が立つやらで、イライラ疲れをしていたのだ。

 そのイライラ疲れの原因は、北忠と松次の遣り取りもそうだが、それだけでは無い。

 北忠がうどんを頼みに行っている間、松次がそう言えばと言った表情で、「北山の旦那は、もう頭に無いようなんで言いやすが…」と、話した事があった。

 それは、北忠との町廻りの最中、溺死体が上がったところへ遭遇し、北忠が見事な推察で検屍をし、番太郎へ引き渡していた事だった。

 永岡は調理場から戻った北忠を前に座らせ、そんな特異な事があったにも関わらず、何も報告をしなかった北忠を、こっ酷く叱ったのだ。

 そして、死体の詳細など、改めて北忠の説明を聞くに、北忠の見立てに、永岡もなるほどと思わざる得なかった事もあり、そんな自分にも腹立たしくなって来たのだった。

 それに、北忠が最後の決め台詞のように、


「限り無く他殺に近い自然死ですよ、永岡さん」


 と、見栄を切りながら言った北忠の顔も、永岡のムカムカ、イライラの原因であった。

 北忠の説明を聞く限りでは、永岡も納得してしまうところが更に腹が立つ。

 そんな訳で、永岡は帰り道々、北忠のキメ顔など、諸々の要因で疲れていたのだった。


「そう言えば私、今日、北山さんとばったり会ったんですよね?!」


「そうだったのかぇ?

 で、何処で会ったんでぇ?」


 みそのが思い出したように言うと、永岡は、『また忠吾の話しかよ』と、うんざりしながらも聞き返すと、


「あっ!」


 と、永岡に応えようとしたみそのが、何かを思い出したように突然声を上げた。


「ど、どうしてぇ?!」


 永岡は突然の大声にびっくりしながら、みそのに訳を尋ねると、


「旦那と別れた後に、昨日茶店に居た男の一人を見掛けたのっ!

 それで私、その男をつけて行って、その男の長屋を突き止めたのよっ!」


 と、興奮したみそのが、声高に今日の成果を告げた。


「な、なんでぇそりゃ?!

 おめぇ、またそんな事やってやがんのかぇ?!

 ったく、いい加減にしねぇかっ!!」


 みそのの嬉しげな報告に、永岡は呆れながらも大声を上げてしまう。

 みそのはその勢いに驚き、ビクリと肩を竦めて目瞑っている。

 永岡はそのまま固まるみそのを見ながら、


「おめぇよぅ。

 危ねぇから、そう言ったこたぁすんなって、今まで何度言ったと思ってんでぇ。

 ったく、もうすんじゃねぇぞぇ?」


 と、少し声音を落とし、言い聞かせるように言う。

 みそのはそんな永岡の声に、やっと目を開けると、


「はぃ…」


 と、小さく応えてニンマリ笑った。

 永岡はその悪戯っぽい笑みに、反省の色など無い事を見て取り、「ちっ」と舌打ちをすると、


「んで、そいつの住処ってぇのは何処なんでぇ?」


 と、自棄気味に話しの続きを促した。


「ふふ、私が巧妙かつ大胆につけて行きますと、ホシは本所の菊川町って…」


「ふざけてんじゃねぇやいっ」


 みそのが戯けた口調で話し出すと、永岡が堪らずそれを断ち切った。

 そして、怒鳴られて舌を出すみそのを見て、永岡諦めたように首を振ると、


「ったく、で?」


 と、笑みを浮かべて続きを促す。


「ふふ。その男の人は、菊川町の正兵衛しょうべぇ長屋って言う裏店に住んでいましたよ。

 あ、そうだ。ねぇ聞いて旦那。その正兵衛長屋には通称がありましてね?

 それが笑っちゃうのが、別棟の長屋に乙松って人が住んでまして、あ、この乙松って人は、私がつけてった佐吉って人の友達なんですよ? で、その乙松って人が酔っ払って、その長屋中におしっこして回るものだから、しょうべん長屋って言われてるらしいのよ?

 正兵衛にしょうべんよっ!?

 ふふ、安直だからこそ面白いわよね?

 でも正兵衛さんもその流れで、子供達に『しょうべんが来たっ』とか言われてるそうなのよ。ちょっと可哀想よね? って、旦那。ちゃんと聞いてます?

 今の話し、面白くなかったです?」


 永岡が笑いもせず、虚空を見てるような顔をしているので、みそのは話しをやめて眉をひそめている。

 みそのは、井戸端で女房に追い立てられた後、長屋の名前を見ようと木戸口で眺めていた時、丁度通りかかった子供に話しかけられていた。

 その時の子供が、長屋の名前と、その小話を聞かせてくれていたのだった。


「旦那?!」


 ぼうっとしたままの永岡へ、みそのがもう一度声をかけると、


「ああ、悪りぃ悪りぃ。聞いてたぜ?

 佐吉をつけてったら、乙松ってのが向かいの裏店に住んでたんだな?」


 と、ふっと覚醒したように口を開いた。


「って、まあ、そうなんだけど、今の話しで重要なのは、しょうべんのところなのよねっ!」


「しょうべん?

 ああ、子供がしょうべんしまくってんだったな?

 子供の躾も出来ねぇんじゃ、そこに住む大人の程度も知れらぁ。どっちにしろ、どうしょもねぇ長屋だな?」


「聞いてるようで聞いてないわねぇ…」


 永岡のトンチンカンな返しに、みそのはぼそりと言って目を細める。

 永岡は、乙松と佐吉の二人の名前が出て来た時点で、思考は別のところへ行っていたようだ。

 名前だけしか分からなかった四人の男の内、二人の住処をみそのが捜し当てていたのだ。しかも、一人ならまだしも、まさかこんなに早く二人の住処が知れるとは、夢にも思っていなかった。

 永岡は呆気に取られるとともに、明日の手配りを考えてしまっていたのだった。


「碌でもない男って言うのも頷けるわねぇ…」


 みそのが女房の言葉を思い出して独り言ちると、


「ん? まあ、そうさな。

 その長屋にゃあ、どうせ碌でもねぇ男しか住んでねぇんだろうな?」


 と、永岡は、まさか自分の事を言われているとは思わず、また見当はずれに返してしまうのだった。



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