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第二十一話 酔い仕事

 


「んーっ!! 今日は良く歩いたから格別ねー!

 あんたは偉いっ! 私、グッジョブっ!」


 希美が琥珀色の相棒と自分に賛辞を送っている。

 あの後の希美は、何処へ寄るでも無く仕舞屋まで帰って来た。

 そして明日のある酔庵と早々に別れ、今日はいつもより早目に江戸から戻り、いつもより格別な至福の時を楽しんでいた。


 希美はニンマリと新しくビールを注ぎ、


「それにしても収穫よねぇ」


 上機嫌に独り言ちている。


「明日は腕によりをかけて、すーさんをおもてなししなきゃだわねっ!」


 何やら気合いの入った独り言を言った希美は、またコクコクと喉を鳴らしてグラスを傾ける。

 いつもにも増して、ペースが宜しい様だ。


「ってか、超ツイてるんですけど私。これは祝杯でしょっ」


 希美は独り言ちると、次の相棒を冷蔵庫へ取りに行く。

 何かにつけて、飲みたいだけなのかも知れない。

 いや、そう言う訳でも無いのだ。

 希美がツイていると独り言ちたのには理由があるのだ。


 みそのは酔庵と散歩の様に帰りながら、あれこれと話していた。

 最初は今し方話題に出た、寄合でどの様な相談事をされるかなどだったが、次第に話は今回の本筋へと戻り、順太郎の道場をどうするか、と言った話題に移行して行った。


 みそのは最初に思っていた様に、小さいながらも、先ずは道場を開くのが肝要だと言い、差し当たって、子供などを中心に教える事から始める考えを語った。

 その上で、今日見学した四郎左右衛門の道場で見た、防具類の導入や、常備薬として、みそのの秘密の軟膏薬を置き、安全性を謳って門人を集める事を付け足した。

 防具で怪我も少なくなる上に、もし怪我をした際でも、その常備薬で簡単な応急処置も出来れば、子供でも安心して剣術が学べる。

 そして四郎左右衛門の言では、技術の向上も見込めると言う事なので、子供の親も安心して、道場へ通わせる事が出来ると睨んだのだ。

 そんな話をしている最中、みそのは肝心の道場の物件が未だ決まっていない事を思い出し、酔庵にある事を聞いてみたのだった。

 そのある事とは、順太郎が住んでいる様な裏店で、剣術道場をやっても良いのかと言う事だ。


 みそのは何処の長屋でも、それぞれの腰高障子に、その家の主人の職業を表しているのか、「古傘」や「むきみ」やら「なっとう」などの字や、それと分かる絵などが書かれている事を不思議に見ていた。

 ある日永岡に、何気なくその不思議を聞いてみたところ、永岡は、


「おめぇそんな事も知らねぇのかぇ? それで良くこのお江戸に住んでられんなぁ」


 と呆れながらも、江戸はそもそも将軍のお膝元、徳川幕府の中枢である江戸は武士の都だと言い、基本は武士しか住んでいない事になっていると教えてくれた。

 そして、そうは言っても武士だけでは、都市機能は成り立たない。その為、例外的に商人が住まう事だけは、許されているのだと付け足したのだった。

 そう言う訳で、長屋などの居住の為の家屋でも、何かしらの商売をやっている店として、体裁を整えなくてはならない。要は法の抜け穴みたいなものだ。

 お菊やお静、お若、それに順太郎などの長屋が、裏店うらだなと呼ばれているのは、それが所以なのだった。

 この決め事には、江戸に無宿人を入れない狙いもあるらしいのだが、中々どうして、この様な抜け穴で人口が膨れ上がった町である。そんな輩は如何様にも潜り込めるのが実情だ。


 みそのは昨日、庄左右衛門の百姓家を改築した隠宅道場を見て、長屋でも同じ事が出来ないものかと考えていたのだ。

 これを聞いた酔庵は、まず聞いた事の無い話だと笑い、その話を面白がっていた。

 しかし、やはり道場となれば、気合い声や木刀の打ち合う音、思いの外踏み込みの音なども大きく、必然で騒音がついて来る。

 今日の道場見学でも感じた事だ。

 周りの住人にとっては堪らないだろう。

 その事を酔庵が言うと、みそのは少し考えて、


「夜中までやる訳でも無いし、子供がやる事なんだから、大目に見てもらえませんかね?

 それに、もしあれだったら、そこの長屋の子供はタダで教えてあげるとかして、習わせてあげたら、流石に文句も出ないんじゃないですかね?」


 と、値切る様に粘ったのだった。

 そこまで言われれば、元より面白がっていた酔庵だ、それならばと、悪巧みをする子供の様な顔になり、


「みーさん、丁度良い長屋がありますよ?」


 と、自分の所持する長屋で、空きがある事を明かしたのだ。


 聞くところその長屋は、順太郎が住まう長屋と良く似た草臥れた長屋の様で、それが為に人の入りが悪いのだと言う。

 酔庵は近々、その長屋に新たに手を入れて、人が入る様にしようと考えていたそうだ。

 場所も川向こうだが、本所深川と言う事で、武家と町人が混在していて立地的には悪く無い。元より順太郎が今住んでいるのも川向こうの本所だ。

 申し分無いと言って良い。


 酔庵とは明後日以降に、その長屋へ下見に行く事になっている。

 元々普請を考えていた事もあり、もしその長屋が気に入り道場とするのであれば、そのついでに、道場用に手を加えてくれるとも言ってくれた。

 みそのにとってはこの上ない話である。


「あとはどうやって人を集めるかよねぇ…」


 希美は綺麗に泡の立った相棒を眺め、ニンマリと独り言ちる。

 相変わらず順太郎不在で事が進んでいる様だ。


「あ、新さんにも出稽古の口を頼んどかないとっ!

 って言うか、新さんには庄さんの事もあったわよねぇ…」


 希美は思いついた様に独り言ち、最後は何やら悪い顔でニンマリとしている。

 調子に乗った新之助を懲らしめる為に、何やら企てを考えている様だ。

 調子に乗っている訳でも無い新之助にとっては、堪ったものでは無い。

 新之助は将軍である。そもそもそんな謂れは無い。

 しかも、将軍に出稽古先を斡旋させようなどとは、何とも贅沢な話だ。


「んーっ!!

 やっぱりあんた、良い仕事してるわぁー!」


 希美はまたコクコクと喉を鳴らして、感嘆しながら独り言ちる。


「とにかく明日は忙しくなるわねっ」


 そう独り言ちた希美は、嬉しそうに明日の段取りを考えながら、ニマニマと新しい相棒をグラスへ注ぐのだった。



 *



「やっとけぇって来たかぇ?」


 永岡の声で広太や留吉、伸哉がビクリと肩を揺らして、声をかけられた方へ顔を向けた。


「あらあらあらあら、もう始めてしまっているのですねぇ?

 私たちが齷齪あくせくと働いていたと言うのに、これはどう言う事なんですかねぇ。ねえ伸哉?」


 北忠こと北山忠吾が、目を細めて恨み言を言いながら近寄って来る。


「いや、北山の旦那がけえって来るまではと思いやして、あっしぁ酒 以外いげぇは手ぇ付けていやせんぜっ!」


 北忠から標的にされた伸哉が、慌てて弁解する。


「おっ、そうなのかぃ? それはそれは伸哉は優しいねぇ?

 それに比べてどうだいあの二人…」


「いい加減にしやがれってぇんでぇ!

 おめぇなんかは、いつも我慢出来ずに摘んでんじゃねぇかぇ!?」


 ねちねちと矛先を広太達へ向けようとした北忠は、永岡にどやされて肩を竦めている。


「いや、これは私なりの愛情表現の一つでありましてね?

 これを欠かしてしま…」


「そんな愛情表現は要らねぇってぇんでぇ!

 んな寝ぼけたこたぁ言ってねぇで、さっさと座りやがれっ!」


 またもや話を断ち切られ、永岡にどやされた北忠は、そそくさと腰を下ろすと、広太達に眉を八の字にして戯けてみせた。


 永岡と智蔵は、永岡の役宅へ金を置きに行くと、暫く金の扱いの相談をしていた。

 そして、今日は仕事も終いだとばかりに役宅を出ると、常の町廻りを辿って早々に智蔵が女房にやらせている居酒屋、『豆藤』にやって来ていた。

 そうして智蔵と二人、あれこれと話している内に、広太達芝組の三人が帰って来た事で、お藤に酒と簡単なつまみを用意させ、軽く一杯やっていたのだった。


「北山の旦那ぁ、今日はご苦労さまでしたねぇ?

 たんとおあがりになってくださいよぅ」


 お藤が北忠へ労いの言葉をかけながら、鍋を抱えて現れた。

 その湯気立つ鍋を見て、戯けていた北忠の口角が一気に上がる。


「勿論ですともお藤さん!

 この私がお藤さんの鍋を少しでも残した事がありますかぇ? 今日はいつもにも増してお腹が空いているのでございますよ、お藤さん。

 軍鶏を食らわば鍋まで、と言うでしょう? これは、たんとどころの騒ぎでは有りませんよぉう?!」


 北忠が涎を垂らさんばかりに言って、お藤を笑わせる。


「はぁあ、可笑しなお人ですね、北山の旦那はぁ。

 そうでしたね、愚問でしたね、はいはい。

 ではもう鍋は食らってもいいですから、お玉くらいは残してくださいな?

 ほどほどにお願いしますよ? あははははは」


 お藤はそう言って、一人で笑いながら調理場へ帰って行く。

 智蔵も永岡と顔を見合わせて、苦笑するばかりだ。


「まあ、そしたら折角だから先に食っちまおうかぇ?」


「そうしましょう! ほれ、翔太もお腹空いてんだろぅ?」


 永岡の言葉を待たずに、早速鍋に箸を突っ込んでいた北忠は、肩を竦めながら応えている。

 永岡もそれを咎めずに、


「早くしねぇと、全部忠吾の腹ん中に収まっちまうぜっ」


 と、笑いながら翔太を揶揄った。


 余程腹が減っていたのであろう、それからは皆、黙々と食べ始め、今は北忠がしたり顔で皆の為に雑炊を拵えている。


「翔太、お藤さんに、卵とセリ、あっ、それと山椒なんかももらって来てくれないかぇ?」


 今日は良い軍鶏が入ったと言って、久々に軍鶏鍋で英気を養っていた。

 北忠は手際よく三つの鍋を渡り歩き、巨匠の様な目付きでその加減を見ている。


「おめぇは同心なんかの養子にならねぇで、一層のこたぁ町人に鞍替えして、町場の料理屋にでもなりゃ良かったなぁ?」


「そうっ! そうなんですよ永岡さん!!

 私も養子なんぞに出るくらいなら、一生部屋住みでも良いって、母上に言っていたのですよ?

 それに、いつか家を出るのてあれば、どうせなら美味しいものに囲まれて、幸せに暮らしたいじゃないですかぇ? だから私は、そんなに言うのなら、町人にさせてくださいとお願いしたのでございますよお!?

 それが、もうあの分からず屋の父上と来たら、私の願いなど耳にも入れずに、選りに選って同心なぞの家に押し込んだのでございますよっ!

 この不条理、永岡さんはどう思われます!?」


 永岡は自分の軽口をやけに熱く返され、暫し閉口するが、


「今からでも間に合うんじゃねぇかぇ?」


 と、すっきり回答を残して、酒をちびりとやりながら、智蔵と先ほどの話しの続きにかかった。



「じゃあ、そろそろ報告を聞こうじゃねぇかぇ? って言っても、二組とも当たりは無さそうだがな?」


 北忠特製雑炊を食べ終えると、永岡は皆を見回しながら声をかけて笑った。

 永岡は広太からは大まかに聞いていたが、他の皆の表情からして、今日の成果を早々に察していたのだ。


「へい。では、あっしらから先に報告と行きやしょう?」


 広太が永岡に目配せしながら口を開いた。


「永岡の旦那にゃちょいと先に話しやしたが、例の剣術道場はあったにはあったんでやすが、当の道場主の先生が十日ほどめぇに、武者修行に出るとか何とか言って、江戸を出ちまった後だったんでやす。

 その道場主ってぇのは、斎藤承太郎って名前なめぇでやして、見た目はこええみてぇでやしたが、近所の評判は上々で、これと言った揉め事も無かった様でやす。

 武者修行の行き先も、付き合いのあった者に聞いてみたんでやすが、皆聞いてぇみてぇで、皆一様に首を振っておりやした。逆に先生の行方が分かったら、教えてくれってなもんで、頼んで来やがる始末でやしてね?

 そう言う訳で、まあ、行方は知れねぇが、為人がちっとばかり知れたくれぇでやした」


 広太の話しに、留吉と伸哉がうんうんと頷いている。


「そうかえ。でも、上出来だぜ広太。

 斎藤承太郎ってぇ名前なめぇが聞けただけでも、話しの裏が取れたんで収穫でぇ。三人とも良くやったぜ」


 永岡はそう言って芝組の三人を労った。

 そして永岡は、満足そうに腹を撫でている北忠に目を向ける。

 目を向けられた当の北忠は、もじもじしながら、


「話さなくては駄目です…よね?

 冗談ですよ冗談。話しますから、この肌が痛い感じの出すのやめてくださいよぅ…」


 と、無言の永岡に鋭い剣気を当てられ、即座に自身の言葉を撤回する羽目となる。


「えーとですね、『研ぎ屋の伊佐さん』と言う例の男の事でしたよね?」


「他に何があんでぇ? ったく、何処何処の団子や饅頭が美味うめぇとか調べに行った訳じゃねぇだろぃ!?」


 それでも惚けた事を言う北忠に、永岡は呆れながらも剣気とともに怒鳴りつけた。


「ーーっ!!」


「……………」


 怒鳴りつけたは良いが、図星を突かれた様な顔をする北忠に、流石に永岡も呆れすぎて、言葉を失ってしまう。


「あのぅ、やっぱり、あっしからご報告差し上げやしょうかぇ?」


 数瞬の沈黙で、すかさず松次が口を挟み、その嫌な空気をなんとか霧散させる。


「おう、松次。そしたらおめぇに頼まぁ」


 永岡も気を取り直して言うが、言い終えてから北忠を睨み、特大の剣気を当てておく事は忘れない。

 北忠は「うぐっ」っと、何かが喉に詰まった様な音を出して硬直している。

 そして、それを尻目に松次は語り出した。


「あっしらが捜していやした『研ぎ屋の伊佐さん』ってぇ野郎は、名を伊佐三いさぞうと言いやして、二月ほどめぇに、足の骨を折っちまったみてぇでやして、泥沼の加平の押し込みが、一月ちょっとめぇなのをかんげえやすと、今回こんけぇの事件にゃ絡んでぇ事になりやす。

 こいつぁ広尾村に着いて早々にへえった茶店の親父が言ってやしたんで、先に裏が取れていやす。

 伊佐三の話じゃ、月に一度の頻度で、『一休』へ包丁を研ぎに行っていた様でやして、もちろん骨を折っちまってからは、研ぎにゃ行ってねぇそうでやす。

 二年ほどめぇに流しで訪れたそうで、それ以来贔屓にしてもらっていたそうでやすね。

 伊佐三も研ぎ賃を弾んでくれるってぇんで、広尾村から野菜の手土産を持って、『一休』へ研ぎに行ってたみてぇで、そんな事もあって、加平とは行きゃあ色々と話もして、随分と可愛がってもらったんだそうでやす。

 しっかし、加平との話ってぇのは、何処何処のみせは繁盛してるみてぇだけど、うちより美味うめぇのかだとか、その手の商売敵の話をしたり、伊佐三が食って美味かった店を教えたりの、他愛もぇ話が殆どみてぇで、例の代書屋みてぇな話ぁ聞けやせんでやした。

 要はただ可愛がってもらっていた研ぎ師ってぇ話でやすね。へえ」


 松次は最後を戯ける様に言って、話しを締めた。


「そうかぇ、良く調べてくれたな。遠いとこご苦労だったな」


 永岡は松次と翔太の二人を労うと、ジロリと北忠を見て、


大体だいてぇ読めたぜ忠吾?」


 と、その目を細めた。

 智蔵も永岡の隣で苦笑している。


「な、なんですか永岡さん…」


「なんですかじゃねぇってぇんでぇ。今の話なりゃ、別に抜かりがあった訳でもねぇじゃねぇかぇ?

 普段なりゃ、おめぇがしたり顔で報告しててもおかしかねぇやい。

 それをしねぇってこたぁ、どうせ、その茶店で聞いた伊佐三の家が遠かったんで、松次と翔太だけ行かせて、おめぇはその茶店で、団子でも食いながら待ってたってぇところだろぃ。ちげぇかっ?!」


「もしや見てました?」


「んな訳ねぇだろぃ!!」


 間髪入れずに永岡にどやされ、北忠はビクンと肩を竦めている。

 智蔵は思わずクククと苦笑の音を漏らし、松次と翔太は呆れた様に首を振っている。

 広太達は、ただ松次と翔太を気の毒そうに見ている。

 永岡は改めて疲れた様に溜息を吐くと、


「まあ、今回こんけぇの話しは粗方今日で終いでぇ」


 と、全員を見回す様にして言い、今日の周一郎との話を語り出した。

 と言っても、千両の金の話は伏せて話し、ほんの出来心で一度だけ加わり、しかも舟の見張りをしていただけの事であり、本人は死人が出た事を悔み、今は自ら腹を切り、その罪を償おうとしていると付け加え、自分は周一郎を見逃す考えを明かしたのだった。


 それには皆んな何も言わず、静かに永岡の言葉に頷いているだけだった。

 永岡はそんな皆をもう一度見回すと、


「まあ、手柄の金一封も何も出ねぇが、みんな良くやってくれたな。

 今日はオイラの奢りでぇ、じゃんじゃん呑んでくんなっ」


 と、景気の良い声をかけ、お藤に酒を持って来る様に頼むのだった。


「なに言ってんでやすか旦那、お足はいっつも旦那持ちじゃねぇでやすかぇ?

 でやすから、今日は北山の旦那に奢って頂きやすぜ!?」


「ーーーっ!!」


 智蔵が永岡に待ったをかけると、北忠は白目を剥いて絶句するのだった。



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