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九十一話

 

 ――――その影響は、もちろん18地区の露天商も例外ではなかった。

「・・・何か急激に客が増えていませんか?」

 そう尋ねたのは、店の奥から梱包材と一緒に木箱に詰められた銃火器類や弾薬商品を台車に運んで

 商品棚などに補充していた彼だった

 木箱には南米産、中東産と記しされ、榴弾砲や対戦地雷などもあり少なくとも鬼獣群と一戦交える事が可能な量があった。

 彼が台車に乗せて運んでいた木箱には、「IED専用」と記されている



「・・・インターネットで拡散している最前線の情報を知ったお客さんだよ」

 その問いに応えたのは、手に持っていた書類に眼を通している静納鷹谷だった

「普通は避難とかすると思うんですが・・・・」

 彼は、若干引きつる表情を浮かべながら応えた

「避難先なんてないよ。もっとも何処もかしこも地獄さ」

 静納鷹谷は、何処かうんざりとした表情を浮かべながら応えた

 彼は何とも言えない表情を浮かべつつ、多忙を極める周囲に視線を向けた



「サイレンサー付きパトリオット オードナンス ファクトリー P416 とH&K MP7、それと

 徹甲弾50ケース」

 そう注文したのは、迷彩服を着込んだ初老の男性客だ

「全部で19円になります」

 注文品を持ってきた露店従業員が応え、迷彩服を着込んだ初老の男性客は料金を払った

 そこには、身分証明書の提示といったものは一切ない。

 ただ言われた料金を払って受け取っている。



 別の所では数人ほど集まったグループが注文をしている

「平林、KAC 6と弾薬セットと余分に、『戦鬼』2ケース買い込め」

 顎鬚を生やしている男性客が、スマホを観ながら告げた

「どんだけ飲む気だ? 飲み過ぎは身体に悪いぞ」

 平林と呼ばれた男性客が呆れた声で応える

「構わねえよ 今は修羅場だ。俺達は鬼獣どもぶち殺すために行くんだぞ」

 顎鬚を生やしている男性客が告げる



「おい、FNハースタル社のM249とサーブ スーパーショーティ の商品買ったぞ―――というか、

『戦鬼』2ケースも買うのか!? お前は俺達に何本飲ませる気だよ・・・」

 頬骨が尖った男性客が注文した商品を受け取りながら尋ねた

「最低でも4本は連続で一気飲みしような」

 顎鬚を生やしている男性客が、険しい表情でスマホを観ながら応える

「・・・4本も連続で飲めるか!」

 平林と呼ばれた男性客が、一瞬微妙な間を開けながら告げる

「平さんと同意 4本も連続で一気飲みって、宴会芸じゃあるまいし」

 頬骨が尖った男性客が微妙な表情を浮かべて言う

「―――最前線からの生動画配信を見た限りだと、えげつない事になっているみたいだぞ

 はっきり言って4本連続で一気飲みでもしねぇと、やってられない」

 顎鬚を生やしている男性客が告げる

「・・・俺、住宅ローンと娘の受験で大変なんだが」

 頬骨が尖った男性客が真剣な表情で応えた

「大丈夫だ、お前は5本連続で飲め」

 平林と呼ばれた男性客が告げた















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