文章作成におけるツール使用に、なぜか足踏みする人類の一人
イノベーター理論というものがある。
新商品に積極的に飛びつく2.5パーセント――イノベーター。
その後に敏感に反応する13.5パーセント――アーリーアダプター。
そして、続くマジョリティ層。
「小説家になろう」というweb小説も、そのように発展してきて、今は、徐々に衰退してきて、最後の参入層という地点なのだろう。
まぁ、そんなことは、どうでもいいとして・・・・・・。
今回のエッセイで、話題にしたいのは、文章を書くときに、どのようなツールを作っているか、という話です。
紙とエンピツ。ノート、ルーズリーフ。
カード。
パソコン、ワープロ。
スマホ。
なろうやカクヨムに直接書き込む。
そして、先進的だった作家群は、ywriterやworkflowyやdynalistやscrivenerなどの執筆手法をつかっているだろう。
とりあえず、わたしは、長文執筆のscrivenerの使い方をようやく学び、ついでにアウトライン系のworkflowyやdynalistなどを使ってみた。もうマジョリティ層も過ぎ去ってそうだが。
なろうのエッセイを暇つぶしで見ていても、あまりこういう執筆ツールへの言及がないし、まぁ、適当に感想のようなエッセイを書こうと。ツイッターとかだと、よく見たのだけどね。ツイッターもなんだか、ずいぶん人が減ってそうだな。
正直な感想を書こう。
scrivenerは、長編を書く上では便利だ。だが、アウトラインは微妙であり、カード表記も意味があるのか、というレベルだ。
ただ章を立てて、それがバインダーという左側に表示されているので、本文執筆段階になると楽だろう。アイデア出しというより、原稿を書く最終プロセスで使う。
一話、二話、三話と左側のバインダーにまとめて、パンパンと変えていけるのは楽だし、分割表示もできるから、一つのウィンドウで、一話と二話の文章を見比べて調整もできる。ついでに、テキストの分割と結合も簡単にできる。結合しなくても結合表示のように一気にテキストをつなげて見て編集することも出来る。
資料として、画像とかもまとめて管理できるけど、個人的には、別でいいかな。
まぁ、トライアルで三〇日無料で使えるし、一度使ってみればいい。少し使い方が分かりづらいから、scrivener入門の本を読みながら、設定をしていくといい。百聞よりも体験が大事だし。
有料はサブスクじゃなくて購入ですね。
scrivenerは、使えると便利かな、という便利ツールレベルです。
正直、なろうに直接書きでも自分は十分なのかもしれない。長編執筆用ですね、本当に。いろいろとカスタムできるし、できることが多いので、気に入る人は気に入るのだろう。
どうでもいいことだけど、背景をブラックにして書けるのはいいね。目が疲れるよ。白い画面に書くのは。
さて、あとはworkflowyかな。dynalistも似たような感じだし。まぁ、dynalistになるのは、無料版が使いやすいからだけど。workflowyは無料だと一〇〇個のアウトラインで制限がかかる。これはサブスク系ですね。まぁ、詳しくは、ネットで検索で一発だ。
workflowyはアウトライナー系の執筆ツールですね。
これはアイデア出しのようなもので、高性能なメモ帳のようなものですね。
階層化が一番の特徴かな。
つまりは。
・朝
・朝の出会い
・ごっつんこ ヒロインとの出会い
・パンをくわえている
・主人公はパンを口でキャッチ
・ヒロイン 悲鳴
こういう文章がかけるわけです。そして、自由に文章を点・ごとに順番を動かせる。さらに、この文章を閉じたり開いたりできる。
つまり。
・朝
と収納できて、朝のノッド近くを押せば展開し直せる。全部展開することもできるし、一部だけ展開もできる。
・朝
・昼
・夕
と分けて、中に、その時間帯の出来事を書いて収納できるわけだ。
画期的に便利ですね。これは。
・舞台設定
・シーン
・朝
・出会い
・昼
・セリフ
・キャラクター
・ヒロイン
・髪型
・
・
・主人公
・性格
・口癖
・部活
・トラウマ
・
・
・モブ
・主人公の友人
・性格
・フレンドリー
・ヒロインの友人
・ネタ 未分類
という感じで設定を練れるし、閉じるのも簡単。
まぁ、例を示しても、分かりづらいだろうけど、これも無料の体験はできるし、dyanalistだと基本的なアウトライナーとして無料で十分に通用する。
workflowyも、そこまで活発に使わなければ十分使える。両方ダークな背景にはできますね。
フォントに色がつけれるのはworkflowyだけなのかな。
ということで、執筆ツールをようやく使ってみる遅れた人間でした。
ワードやメモ帳や小説投稿サイトの執筆部分で十分でツールを前に進めなかったけど、利便性がありますね。