エルフの森
空は青く澄みわたり、森を目指して飛んでいく。
風、髪をゆらす。
☀️
太陽は強く、木の葉に影を落とす。
影の形は、ゴキブ……
◯エルフの森
ゴキ脚『 ブィィィィィィン 』ズギャガガガ
トレント「ウルロォォォォーー」メキメキどしん
女神のチェーンソー(6本脚)
なんでも斬れるぞッ!
ゴキ女神「ゴキッ!」
姫さま「まぁ、齢3000年のエルダートレントが」
ドジョ子「さすがゴキさま〜」
ゴキ女神「ゴキ……」
ブィィィィィィン
そしてゴキ脚を器用に、
くるくる回し、穴をほる。
人が2〜3人、はまる穴
ゴキ女神「ゴキ〜!」
完成ッ! マイホーム!!
────────────────────
(穴)(穴)
丸太だよ
────────────────────
姫さま「……ハァッ!?
ちょっとお待ちをッ!!
意味が分かりませんわ!」
そりゃそうだ。
ゴキ女神「ゴキ!」ひょい
姫さま「ひゃわッ」
ドジョ子「わあ」
足の裏から 穴にスポッ☆
丸太にはまる美女
────────────────────
(女)(女)
丸太だよ
────────────────────
姫さま「驚愕ですわ。
全能たる女神が、このような原始的な…いえ
一周回ってイノベーションですわ」
ドジョ子「ゴキさま〜 こっち来て〜」
ゴキ女神「ゴキ〜」スポッ
ゴキ女神「ゴキ〜」スポッ
────────────────────
(女)(姦)
丸太だよ
────────────────────
丸太にはまる美女たち。
ドジョ子が百合の花束である。尊いのだ。
姫さま「しれっと増えましたわね……」
背後から
ゴキ女神「ゴキ〜」
ゴキ幼女「ゴキー」
姫さま「ギャー来るなですわ」
────────────────────
(姦)(姦)
丸太だよ
────────────────────
銀髪、黒髪、金髪、オレンジ髪
まるで百合の花束で──「ではないですわー」
ではウジムシの群れ──「やめろーですわー」
▼▼▼▼▼▼▼▼
ドジョ子「ねえねえゴキ様、おやつ食べたい」
ゴキ女神「ゴキ!」<チョコレート>
ドジョ子「ボリボリあまーい」
ゴキ女神「ゴキー」<うまい棒>
ドジョ子「ジョリジョリうん。これも絶品。
ねえねえもっと見せて」
ゴキ女神「ゴキ!」
✨ケーキにパフェにビスコッテ、苺大福✨
✨トロピカルなジュース、チャイ、抹茶、青汁✨
ドジョ子「うわぁ!」✨目✨
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
姫の脳『ちょっとお待ちなさい。
なんですかあれ、チートですか?
望む物、全てを与える女神、
まるで童話ですわ』
なんでもくれる女神さま、を巡る戦争の童話。
もちろん全滅バッドエンドだ。
ドジョ子「はい、あーん❤︎」パフェ
ゴキ女神「あーん❤︎」パクり
ドジョ子「こっちも、あーん❤︎」パフェ
ゴキ女神「あーん❤︎」もきゅ
ドジョ子「きゃわいい〜」
ゴキ女神「「ゴキー」」大福
ドジョ子「あーん、あぐ」口いっぱい
幸せである。
姫の唇『……ごくり』
6本のゴキ脚、姫のぷにぷにおなか、
からみつく、ふかい食い込み
こんな暮らし、いやですわ!
姫さま「クッキー」
ゴキ女神「ゴキ!」<クッキー>
ぼりぼりぼり
姫さま「紅茶」
ゴキ女神「ゴキ!」<紅茶>
すぅー
姫さま「【毒ジェット・プロ】」
ゴキ女神「ゴキ!」<スプレー缶>
姫さま「かかったなアホがァ! しね」シュー
ゴキ女神「ゴキ〜」
うねうねうね!!
姫の肌『ぞわぞわぞわりん』
至近距離で発射しっちゃった
脚『カサカサ』
腹『うぞうぞ』
触角『ゆらゆら』
そして、ピタリ。
白く燃え尽き、朽ち果てた。灰
姫さま「は、はは、あはは
うひゃひゃひゃひゃー、ヤッてやったわ
あーっはっはっは
ついに邪神をヤッたのよ。この手で」
ガニ股 ご乱心
ドジョ子「無駄だよ」無表情で
姫さま「なんですってぇ?」
ドジョ子「神は死なないよ」
姫さま「で、でででですがちゃんとパタリと
ここで気づく。違和感だ。
ドジョ子「神はしなないんだ」
姫さま「え゛」背後に寒気
ゴキ女神「ゴキー」
出たー!
背後にゴキ様だー!
6本のゴキ脚、姫のぷにぷにおなか、
からみつく、ふかい食い込み
姫の肌『ガチガチガチ、ゾワゾワワーー!!!』
姫さま「いやぁぁぁぁぁー!!!!!」
シュゥゥゥゥ
シュゥゥゥゥ
シュゥゥゥゥ
かわいそうな姫。
シュゥゥゥゥ
シュゥゥゥゥ
シュゥゥゥゥ
もう頭まっしろ。
シュゥゥゥゥ
シュゥゥゥゥ
シュゥゥゥゥ
おめめうずまき。
シュゥゥゥゥ
シュゥゥゥゥ
シュゥゥゥゥ
スプレー発射しながら、その場でくるくる
シュゥ…
くるくるくる
くるくるくる
くるくるくるくるくるくるくる
ぱたり
姫さま「あ、あは、あ、あああ」ピクピク
視界一面スカイブルー
ホワイトな積乱雲
木の葉のグリーンで埋まる。
そして女神の顔、たくさん
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
ゴキ女神「ゴキー」
姫さま「ひゃわ、、、かひゅ」
喉『枯れてしまいましたわ』
かくして姫は、女神に埋まって、考えるのをやめてしまいましたとさ。
エルフ忘れてた




