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初詣の悲劇

作者: リーズ

私は香織。高校三年生。人にはあまり言えないが、粗相系に興味がある。今日は初詣。大学合格を祈ったあと、尿意を感じトイレへ。この神社はトイレがなく、初詣の時は仮設トイレが2つ設置されるのだが、2つだけ+1箇所に+近くにスーパーなどもないということで毎年大混雑している。まあ有名な神社ではないので近所の人が来るくらいだがそれでも混む。私は強い尿意を感じてる訳ではなかったので余裕で間に合ったが、トイレから出て後ろを見るとだいぶ並んでいた。最初に言ったよう、粗相に興味があるのでこんなことを思いついた。「ここに入ればおもらしとか見れるんじゃね?」。そう思った私は待ち合わせをしているふりをし、隣の電柱にもたれかかって観察することにした。すると、1人見ることが出来た。見れたのが中学1年生くらいの女の子だ。その子は1人ではなく女子もう1人と男子2人といた。会話を聞いていると「なんで俺らまでついて行かなきゃいけないんだよ〜」という男子の声。「1人でだったら佐織可哀想じゃん!」というもう1人の女子の声。どうやらトイレを我慢しているのは佐織という女の子らしい。髪は高めのポニーテールで、結構可愛い。絶対モテるだろ〜な〜と女子ながら思った。佐織ちゃんは顔が赤く、ズボンの上から股関を押さえていた。どうやらもう余裕がないようだ。「ねぇみんな。」佐織ちゃんが言う。「結構やばい。」そう一言言った。「大丈夫!?」というもう1人の女子。「おいおいもう中一、今年から中二だぞー(笑)。」笑う男子。私はもう心臓バクバクだ。「あっ!」という可愛らしい声が聞こえた方思うと、「やばい、ちょっとチビった!」そう言った。みんな「マジか!頑張れ!」と励ましている。佐織ちゃんは足をばたつかせ半泣きだ。「やばいやばい!もれるもれる!」周りにまではっきり聞こえてしまう声でそう言う。次の瞬間、「あ〜!」その声とともに佐織ちゃんから涙が流れる。そしてズボンがどんどん濡れていく。「おい佐織!」男子達が声をかける。そこからはみんなで「このままじゃ風邪引いちまう。」とか「とりあえず1番近い私の家行こう。」とか中学1年生とは思えないくらいの判断力と行動力で動いていく。佐織ちゃんは「ごめん。」と泣きながら謝っている。そのままどこかへ行ってしまった。私は新年早々こんなものが見れて佐織ちゃんには申し訳ないけど大満足だ。私は時計を見てもうすぐ夕方ということに気づき、名残惜しいが場を後にした。

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