パラレルワールド案内人のご挨拶
皆さんごきげんよう
大変ご無沙汰しております。
わたくしパラレルワールド案内人のnineと申します。
覚えていていただけたのですか?
大変光栄に存じます。
物語はいかがでしょうか。
お楽しみいただけていますでしょうか。
それにしても雫たちは本当に万能ですね。
モンスターの浄化はもちろん、一人一人が特技を発揮し、ノーエルで働いていましたし、警備隊の仕事もそつなくこなします。
雫は王子様の心を開くことだってできるのです。
何でもやってのけてしまう彼女と彼女のグループメートがとても興味深いです。
さて、雫たちが空飛ぶジュータンでMYに帰る間、少し余談をいたしましょうか。
魔道良のお話です。
魔道良は多くの部所とそこで働く多くの職員によって成り立っています。
その中でも、これまでに雫たちが関わってきた部署の中から、今回は三つの部所にフォーカスを当て、そこで働く人たちのお話をお見せしましょう。
まずは、魔道任務任命部で働く職員のお話を、次にMEMCで働く職員のお話を、最後にスカイガーデンのお話をいたしましょう。
それぞれの部署がどのようなところか覚えておいででしょうか。
魔道任務任命部はその名の通り、魔道士に適した任務を任命する部署で、雫は「自分たちと同じ、あるいは自分たち以上に仕事量が多いイメージを持っている。」と言っていましたね。
MEMCはMegical Emergency Misiion Centerの頭文字を並べたものでまたの名を魔道緊急任務対策室と言います。
後者の名前が正式名称なのですが、長いので内輪での話しの時はMEMCを使うことの方が多いようですよ。
スカイガーデンは、魔道士たちが魔道良を離着陸のポイントにするときに使用する屋上会施設ですね。
空港のように魔道士の空の玄関口と言われています。
どれも実に興味深いです。
どんな社会も個人一人が回しているわけではありません。
魔道良という巨大な組織を支える人たちのお仕事を見てみましょう。
そうこうしていれば、雫たちが魔道良に着くと思いますよ。
それでは引き続きどうぞごゆっくりお楽しみください。




