表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
147/173

スマスとたね(0)

0

 命あるものにはすべてに終わりが来る。

これは不変であり、絶対であり、天つさえ例外は存在しない。

けれど、世界には愛でられる命と愛でられない命があると僕は思う。

場合によっては、目覚めないまま世界を去る命だってあると思う。

僕はそれを悲しいと思った。

無情だと思った。

だからそんな命を無くそうと思ったんだ。

本来目覚めることなく世界を去るはずだった命をこの手で救い上げ、愛でられることのないはずだった命に溢れんばかりの愛情を注ぎこんで、その命が終わりの時この世界に生まれたことを喜びながら眠りにつけるようにしたいと思ったんだ。

きっとこれは僕の我がままだ。

僕の自己満足だ。

すべてを平等に愛でようとしない社会に対する当てつけのようなものだ。

いや世界なんてはっきりと形を成さないものに対する当てつけじゃない。

これは僕の家族を苦しめ、僕の人生に選択の余地を残してはくれなかった社会に対する当てつけだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ